「有給休暇」関連相談事例から2012年5月にNPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「有給休暇」関連相談から抜粋して以下の事例を紹介します。
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「有給休暇」関連相談事例から(2012年5月分)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2012年7月20日
1、 退職するつもりだが、過去に辞めて行った同僚の話を聞くと、有給休暇の消化はできなかったという。
2、 トライアル雇用で入社。契約書には週休2日とあったが、実際には日曜日1日しか休みがない。毎日残業です。有給休暇もなく辛い。
3、 毎月1日か2日しか休みが与えられない。体調もおかしいのに病院にもいけない。有給休暇も無い。せめて月4日は休みたい。
4、 週休2日という約束で入社したのに、実際は隔週週休2日の4週6日だった。会社は「残りの日休みたいなら有給休暇で休め」という。
5、 休日出勤予定日の有給休暇申請の届出用紙をだしたが、部長から却下された。その理由が、「直接会いに来て、お願いしなかったから」と言われた。
6、 建設会社。緊急携帯と称する携帯電話を持たされ、夜間の緊急案件の処理も任される。時には深夜中、電話が鳴り続け、ほとんど寝ないまま仕事を強いられる。慶弔休暇もなく、有給休暇も一切認めてくれない。
7、 調剤薬局。お昼休みが30分しか取れない。その30分ですら、患者さんが来られたら中断する。就業時間中にポットのお茶で喉を潤すのも禁止された。「ティータイムじゃない。遊び気分で仕事するな」と言う。自分はペットボトルのお茶を飲んでいる。有給休暇も人によって認めたり、認めなかったり。
8、 会社は「有給休暇の統一付与基準日」を設けていて、私の実際の勤続年数が1年6ヵ月すぎているのに、「有給休暇の統一付与基準日」時点では達していないから、来年まで付与は10日だけと言われた。
9、 派遣社員。派遣会社から「有給休暇を取得した場合は、給与の7割を支給する」と言われた。
10、 18年間勤めた会社を退職したが、退職時に10日分の賃金が減額されて支給された。有給休暇が30日分も残っていたのに。退職金も一円も無い。仕方ないのか。
11、 服飾店アルバイト。正社員の求人で募集していたのに、実際はアルバイト。雇用保険も無い。タイムカードの押し間違いなどミスをすると罰金。2年たつのに有給休暇が無い。
12、 退職まで有給休暇を取得したが、最終日の退職日に会社へ出社せよと命令がきた。出勤したら「退職した者が、事務所に入るのは情報漏洩の危険があるから、すぐ帰れ」と帰された。こんな酷いやり口が許されるのか。
13、 「有給休暇の統一付与基準日」というのがあるそうで、まだ1年6ヵ月経っていないのに丸々11日間支給された。大丈夫か。
14、 会社から「有給休暇は一ヶ月3回までしか認めない」という回覧が回ってきた。40日も残っていて、退職時に全部消化しようと思っていたのに、これでは使えない。
15、 会社は、有給休暇前年度の繰り越しを認めていません。残業手当もありません。
16、 登録型派遣社員。現在の派遣先での勤務は6年。有給休暇は40日間残っている。「別の派遣先に変わる時は、いったん退職して再入社になり、登録をし直すので、有給休暇はゼロからスタート」と言われたが、正しいのか。
17、 郵便局のアルバイト。勤続8年。残っている40日間の有給休暇を全部消化してやめたいが、郵便局の上司が「繁忙期に入るので、今辞めたら有給休暇の使用は認めない」という。
18、 NPO団体。有給休暇は3日前までの届け出が決まり。病気、風邪や事故などの休みは欠勤扱いで賃金カット。
19、 有給休暇を10日間使い退職したが、給料が振り込まれないで明細だけ渡された。マイナス2万円と記載されていた。有給休暇が認められていないのだ。
20、 予定していた産前休暇を、会社は一ヶ月も早く取れと言ってくる。私の意思はまるで反映されない。
21、 有給休暇が40日も残っていて、どんどん無くなっていく。もったいないので、会社に買い取って貰いたいが可能か。
22、 契約社員。有給休暇が10日ほど残っているが、全部消化して辞めたいが、会社が認めるだろうか。
23、 有給休暇を3日以上使うとボーナスがマイナスにされる決まりがある。