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(上の写真=全国一般北九州支部で講演する須田書記長)
連合・全国一般北九州支部で東部労組・須田書記長が講演
連合加盟の全国一般福岡地本北九州支部が主催する学習会(共催・北九州雇用問題を考える会)が3月7日、福岡県北九州市内で開かれ、私たち全国一般東京東部労組の須田光照書記長(NPO法人労働相談センター副理事長)が「労働相談から見える労働者の実態と労働運動の課題」と題して講演しました。
会場には約80名の組合員や市民が集まりました。須田書記長は、解雇や職場のいじめなどの相談事例を紹介したうえで、労働組合の結成と加入を通して労働者の生活と権利を向上させる必要性を訴えました。
全国一般労働組合は、主に中小零細企業の労働者でつくる地域合同労組の結集体ですが、1980年代後半にナショナルセンター(労働組合の全国組織)である総評の解散とナショナルセンターの3分裂(連合・全労連・全労協)に伴い、全国一般の組織と運動も大きく3つに分かれました。今回の学習会を主催した全国一般北九州支部は連合加盟で、私たち全国一般東部労組は全労協加盟です。そういう意味で今回の学習会は画期的な取り組みと言えます。
学習会後の交流会でも、厳しさを増す中小零細労働者や非正規労働者の利益を擁護し発展させるためには、全国と地域で潮流の違いを超えた幅広い労働組合(ユニオン)間の共同の闘いを進めようとの意見が多く出ました。