会社、具体的な解決策を提示せず
7月22日、全国一般東京東部労組とJTBサポートとの第4回団体交渉が行われました。
組合側出席者は当該の元添乗員と本部役員3名、会社側は小松崎総務部次長はじめ計4名でした。
<中央労基署の指導を受けて>
組合は、6月25日に出された中央労基署の是正勧告指導をうけ、
http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/ff2667bfa64b76dd29593c2a7fed7c2c
会社の対応を問いただしました。会社の対応は、「真摯に受け止め対応を検討中」としながらも、「労基署からは当該組合員が申告した全ツアーのうち、1ツアーの1日分のみが労基法違反なので、その分についてどうするか検討中である」というものでした。
組合はこれに対し、「労基署の是正勧告指導の文書には『1日分だけ支払えばいい』とはどこにも書いていない。過去2年にさかのぼって会社が未払いの実態を調査し、支払え」と強く要求しました。
結果、会社は「次回団交までに実態を調査し、提示するよう努力する」と回答しました。
<井田総務部長名の7・11文書に抗議>
また、組合側は会社が7月11日付で全添乗員に配布した文書(http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/da9e3e336daa6f17691a19c5c88812c5)について、会社に抗議しました。
会社は文書の中で、「・・・是正勧告について、・・・異議の申し立てをおこないました」と述べていました。実際にどのような異議を申し立てたのか、そもそも「異議申し立て」を行っているのかについて組合が問いただしたところ、「対応を検討中」「社内文書なので、ここではこたえられない」とのあいまいな回答。実質上、「異議申し立ては行っていない」ことを認めました。
所属添乗員に対し、いわば「虚偽」の情報を流すというJTBサポートのやり方は絶対に許せません!
組合はこの文書を発した経緯、内容について聞きたいと、井田取締役総務部長の次回団体交渉への出席を強く求めました。
JTBサポートは中央労基署の是正勧告指導に従い、
ただちに2年にさかのぼって未払いの残業代を支払ってください!
7・11文書を撤回し、全添乗員に謝罪してください!
JTBサポート添乗員のみなさん、
組合にはいって時間外労働の正当な対価を取り戻しましょう!
一体あの奇妙な文章の中でいくつの嘘をついているのでしょうね。
大ほら吹き!!!!!