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全国一般東京東部労働組合の記録

2/17 ワタミ過労死裁判に渡辺美樹参院議員は出廷してください!

2014年02月13日 08時58分35秒 | ワタミ

(写真=昨年6月に自民党本部前で行ったワタミ渡辺美樹氏の立候補反対の行動)

2/17 ワタミ過労死裁判に渡辺美樹参院議員は出廷すべきです!
~ワタミ過労死遺族が渡辺議員の「償い」発言にコメント~
ワタミ過労死問題に関心のある方は支援の傍聴をお願いします!

大手居酒屋チェーン「和民」で正社員だった森美菜さん(当時26歳)が入社2カ月後に過労自殺した問題で、遺族がワタミと当時社長だった渡辺美樹参議院議員らを相手取って起こした裁判の第1回期日が2月17日、東京地裁で行われますが、遺族を支援する私たち全国一般東京東部労組は渡辺議員に出廷を強く求めます。

新聞報道によると、渡辺議員は2月4日の自民党の会合に出席し、超党派の議員が成立をめざしている「過労死防止基本法」に賛成する意向を示すとともに、森さんの過労死について「一生の悔いであり、一生かけて償っていきたい」と発言したとのことです。

毎日新聞記事 http://mainichi.jp/select/news/20140205k0000m040095000c.html

これに対して森さんの父、豪さんから以下のコメントが寄せられました。

渡邊美樹氏の発言を知って、驚きました。また綺麗ごとで自分を飾っていると思いました。
「法案に賛成である」という発言は結構なことですが、本人がどこまで法案の精神を理解しているか、なぜこのような法案が求められるようになったのか、本当に分かっているのか、疑問に思います。
私たちが直接会って、話したいと言い続けているのに、渡邊氏は会うことも話し合うことも、すべて拒否しています。
なにも私たちに直に話しかけようとしていません。
何も直接に知らせてくることもありません。
「一生の悔いであり、一生償っていきたい」と発言したようですが、このような言葉は、責任を感じて初めて言える言葉です。これらの言葉は、私たちの娘の過労死の責任が自分にあると言っていると同じですが、これまで、安全配慮義務違反がないなどと言って、責任を認めようとしませんでした。
責任を認め、悔い、償うというのであれば、私たちにまず伝えるべきです。
本当にそう思っているのなら、裁判の場ではっきりと娘の過労死の責任が自分にあると認め、その責任を償うと言ってもらいましょう。
たった一人の過労死を発生させたと言いますが、娘の同期の女性もからだを壊して辞めました。
他に多くの若者が心身に傷を負って退職しているのではないでしょうか。
カウンセリングが大事と言っていますが、娘は店長のカウンセリングを毎週受けましたが、娘の心身の疲労などの訴えに対して何も適切な対応がなされませんでした。
長時間労働をなくし、パワハラをなくし、専門的なカウンセリングによる健康管理などが過労死をなくすには大切だと思います。
渡邊氏がまずやるべきことは、私たちの娘の過労死の責任を認め、きっちりと責任を果たし、謝罪し、賠償することです。
そうして初めてその発言が信用されることになると思います。
以上のようなことを感じ、思いました。

森 豪

遺族の怒りと悲しみにこたえて、渡辺議員は2月17日の裁判に出廷すべきです。裁判では遺族が意見陳述する予定です。
ワタミ過労死問題に関心を寄せていただいている皆さんには裁判の支援傍聴と報告集会へのご参加をお願いします。

<裁判>
■日時:2014年2月17日(月)午後1時30分
※10分前に直接法廷に来てください。ただし、傍聴席との関係で制限がありますので、その際はご容赦願います。
■場所:東京地裁6階 631号法廷(東京都千代田区霞が関1-1-4)
※東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から1分

<報告集会>
■日時:2014年2月17日(月)午後2時15分
※裁判の終了時間等により多少前後する可能性があります。
■場所:弁護士会館5階 504号(東京都千代田区霞が関1-1-3)
※裁判終了後に徒歩で移動します。

<連絡先>
全国一般東京東部労組 書記長:須田光照
電話 03-3604-5983
メール info@toburoso.org

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