第３回コナカ「名ばかり店長」裁判の傍聴記

写真＝第３回公判前のビラ配りにコナカ支部とともに参加した長根さん

第３回コナカ「名ばかり店長」裁判の傍聴記

４月１４日にあった全国一般東京東部労組コナカ支部による「名ばかり店長」裁判の第３回公判に、セフティ物流支部委員長である長根雄司さんが公判の傍聴とビラ配り支援に駆けつけました。その感想が寄せられたので以下に紹介します。

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全国一般東京東部労組セフティ物流支部委員長の長根雄司です。コナカ「名ばかり管理職」裁判、第3回公判の情宣及び傍聴に参加して来ました。同じ東部労組の仲間として「コナカ支部」への気持ちを記したいと思います。

僕が東部労組に支部を結成してから約1年半。この間の様々な活動の中で、とりわけ注目し続けているのが「コナカ支部」です。ちなみに僕の仕事は乳製品などをホテルやレストランに運ぶドライバーで、スーツとは無縁の生活を送っています。労組の関係を除いて接点すらありません。

では接点がない上に面倒くさがりの僕の心を揺り動かし、支援活動へと駆り立てたものはいったい何であろうか？自分でも明確な答えは出せずにいますが、僕を駆り立てたものは彼らの「誇り」でありそれを支えたいと思う気持ちだと思っています。

会社との闘いは自分自身との闘いでもあり、心の弱さに負けてしまってはお終いです。会社組織が大きければ大きいほど計り知れない重圧がのしかかり、組合員が少なければ尚更です。

僕は自社（セフティ物流）との団交では経営者に向かい声をあげていますが、仮にコナカの社員であったなら今の彼らのように大きな組織を相手に勇気ある行動を起こせるだろうか？

裁判の経過や内容はブログで伝えている通りです。膨大な証拠書類の作成提出、それに対する反論、その反論を覆す証拠書類の作成提出、また反論・・・とにかくこの繰り返しです。正しい事、当り前の事を訴えているのに無駄にダラダラと長引き、場合によっては正しい側が追い詰められ更に辛く理不尽な思いをする裁判のありかたには個人的に大きな疑問があります。

そして当ブログにはコナカ社員を含めたくさんの賛同意見が寄せられますが、実際に現場にて一緒に声を上げてくれる人が少ない現実を悲しく思います。高橋店長と佐藤店長は自分の利益のために裁判を闘っているのではありません。コナカの全社員、全店長の為に闘っています。待っていては何も変わりません。大勢で団結すれば何も怖くありません。今はとにかく一人でも多くのコナカ社員の支えが必要です。一緒に闘いましょう。