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全国一般東京東部労働組合の記録

塩田委員長136票・東京支店労働者代表選挙結果

2007年10月26日 23時02分43秒 | 添乗員・旅行業界
塩田さん136票・阪急トラベルサポート東京支店選挙

阪急トラベルサポート東京支店の労働者代表選挙結果は、社内では正式には29日(月)に発表になりますが、26日夜、会社から東部労組事務所に、塩田さんの獲得票は136票であるとの連絡がありました。

136名の皆さんと全国・世界から応援してくださる皆さんの声援に対して、心から御礼申し上げます。

対立候補K氏の票や無効票、投票総数、総有権者数などは正式には29日に発表するとのことですので、今は正確には把握できていませんが、数日前の伊藤課長の話では、有権者は500人あまりだそうです(全社員・人材派遣課や国内外オペレーション課など)。そのうち登録している添乗員は約200名とのことですから、添乗員の多くが塩田さんを選んだと容易に推測できます。全社員数では過半数は残念ながら取れなかったと思われます。

しかし、「記名」方式やあまりにも短い候補募集期間と投票期間、知らせが届いてもいない添乗員も多くいたこと、多くのツアー中の添乗員、添乗員用の就業規則作成であるのに全社員に投票させる、添乗員全員が塩田さんを選んでも過半数にはならない仕組み等々、最初から圧倒的な不利な状態の中での136名の方々のこの支持は、とても価値のある結果ではないでしょうか。

しかも、添乗員だけでの選挙であれば、間違いなく塩田さんが添乗員の代表に選ばれていたであろうことは誰の目にも明らかです。その上、公平な無記名投票であれば全社員の中でももっと多くの方が支持してくれていたと確信します。

その上で、対立候補のK氏に、
また、各支店で代表に選ばれた方々に、
心から訴えたい。

あなたが、選ばれたのであれば、あなたは、今日にでも、添乗員の就業規則に「添乗員を代表」して「意見書」を添付するように会社から要請されることでしょう。36協定へのサインも求められるでしょう。

しかし、Kさん!
実際には、現役の添乗員のほとんどは塩田さんを選んだとあなたも認識しているはずです。であるのであれば、添乗員用の就業規則への「意見書」をあなたひとりの判断で安易に書くことだけはやめて下さい。

新就業規則が提示されたらすぐに、全添乗員にその就業規則を示して、全添乗員の意見を聞いて、まとめてから「意見書」を提出してください。
とりわけ、「労働時間」の箇所、「日当」の箇所、「有給休暇」の箇所などたくさんの問題箇所があるはずです。賃金を下げてくる恐れもあるのです。「みなし労働」を強行してくることも充分予想できます。

あなたひとりで意見を提出しないで下さい。全添乗員の運命がかかっているのです。今後何十年もの添乗員の生活と権利がかかっているのです。
頼みますから、あなた個人の判断で勝手に、会社のいうままに「意見書」を出さないで下さい。アンケートで意見を聞くなど方法はたくさんあります。

また、残業に関する重要な協定36協定にも勝手にサインしないで下さい。全添乗員の意見を聞いてからにして下さい。

あなたの行動は、阪急トラベルサポートの全添乗員の運命、そしてかたずを呑んで注目している全国・世界の添乗員の運命に影響を与えます。ぜひ、全国・世界の人々に失望を与えないで欲しいのです。
添乗員の意見を聞いてからにしてください。

ゆっくりやりましょう。
僕らも協力して意見をまとめますから。
弁護士の意見も提出しますから、とにかく急ぐのだけはやめて下さい。
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30 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れさまです (hts 東京添乗員)
2007-10-26 23:08:36
まずはお疲れさまでした  まぁ、なんというか見えていた結果と言えばそれまでですがやはりK氏の当選なんですね    けど、これからですよね    頑張ってください!  

ところでこの任期ってどれくらいなんでしょう??
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よくわからない文章 (Unknown)
2007-10-26 23:25:29
まだ正式な結果はわからないのですよね?

文章では対立候補が勝ったのかと思える内容ですが、まだ決まっていないような文章でもある。

どちらなのでしょうか?・・・・
返信する
選挙結果 (社員)
2007-10-26 23:38:45
来週月曜日に正式発表しますが、対立候補のK氏がようやっと、過半数ぎりぎりで勝ちました。
しかし、本当に勝ったと言えるのかギモンです。
現役の添乗員は塩田氏を選んだのですから。
あと開票方法と開票を行った人間がはたしてどうなのか。
正式な中立な選挙管理委員会をどうして設立しなかったのか等々・・・・

あまりにも問題のありすぎる選挙でした。

返信する
Unknown (Unknown)
2007-10-27 00:17:07
ストライキとかで訴えるわけにはいかないのでしょうか??
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残念です。 (HTS退職者)
2007-10-27 01:48:19
K氏とは正月の日帰りツアー、G.Wの尾瀬1泊からヨーロッパや南米などのツアーも一緒に出たことがあります。
K氏は添乗員の苦労を身に染みてわかっているハズです。
そんな彼が添乗員達に不利になるような行動を取るこがとないようにと祈るばかりです。
K氏に明日電話してみます。

塩田さんは存知あげませんが添乗員の為に頑張っているということは伝わって来てます。
これからもくじけることなく頑張って下さい。
返信する
希望 (大阪)
2007-10-27 04:48:32
大阪では、再投票だそうです。
しかし、東京もそうですが、こちらも添乗員全員が票を入れても代表になれない、絶対に勝てないという卑怯な、馬鹿馬鹿しい選挙にあきれかえっていますし怒っています。

HTS支部だけが希望だと皆言ってます。
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緊急な課題は新就業規則と36協定です (本部HTS支部担当スタッフ)
2007-10-27 16:31:12
緊急な課題は添乗員向けの新就業規則と36協定です。

阪急交通社と阪急トラサポがどのような姿勢を示してくるかが一番の問題です。

旅行綜研の時は、新就業規則で「日当は、8時間分と残業時間3時間分合わせて11時間分に支払う」というひどい賃下げを作成してきました。
今、日当一万円の人の場合、これからは7千円と残業代3千円合計で1万円というわけです。卑劣な賃下げでまた、これでは3時間分の残業時間はただ働きとなります。

「労基署の是正勧告」を愚弄した世間をバカにしたやり方です。

問題は、こういう中身で添乗員用就業規則と36協定を確定してしまえと両社が強行してきた時、どうするかなのです。
労働者代表の方々にも全添乗員ひとりひとりにも選択が求められてきます。

今までの私たちには、あきらめて従うか怒って退職するかの二つの選択肢しかありませんでした。
しかし、あきらめなくてもいい、やめなくてもいい、もう一つの第三の選択肢があります。

それが労働組合の道、HTS支部の道です。

もし阪急交通社と阪急トラサポが上のような横暴をしてきた時、それと真っ向から立ち向かえるのは本当の労働組合、HTS支部以外ありません。

ぜひ皆様の一層の力をかして下さい。
HTS支部を強くしてください。
返信する
Unknown (HTS TYO添乗員)
2007-10-28 01:24:14
なぜ急に、しかも投票期間が短かったのか?
HTSのやりかたが汚いです
添乗先にFAXなどで送らず、期間を延ばしてもう一度再投票するべきです

ごめんなさい
添乗中にFAXで受取りましたが、あまりに忙しいツアーで、他の書類と一緒にしたままで添乗し、書類整理した時には投票締め切りでした

この投票はもう一度やり直せないのでしょうか?
おかしいですよ。。。開票も会社側でやったのですか?
返信する
さて、これからです。 (現地ガイド)
2007-10-28 05:44:51
安い料金で、多くの日本人が安く海外旅行ができるようになったことは、良かったなと思います。

でも、人件費を削るような会社は、いずれ落ちていきますよ。
しかも、日程がきつすぎて危ないツアー、どうして請けるんですか?日本人は、人の命をなくしてからでないと、ことの重大さがわからない。。。

バスの運転手は、チップが入るからニコニコしてます。でも、皆さん、どう思われているか知っていますか?

走って回るようなツアー、もういい加減に辞めましょうよ。博物館で非常階段を使ってショートカットをしなければならない、そんなツアー、断りましょうよ。
(ちなみに書いてる私は断ってます!ボロは着てても心は錦!)

前にも投稿しましたが、旅行ジャーナリストさん。実態を書いてくれませんか?
旅行を買うお客様が、旅行内容を知るべきことですよ。

塩田さん、長崎さん、応援してます!
これからです!
返信する
Unknown (トラサポ応援者)
2007-10-28 13:20:47
いかに残業をしようとも以前と同じ給与ととなり、結局は時給換算を下げて名目上残業代を支給した形にするという姑息な誤魔化し。

この問題は阪急だけでなく「旅行業全社」の問題。

以前ダンプカーの過積載で事故が多発、当初運転手の違反行為と会社は見捨てていたのが事業責任者を摘発するに至り現在にように過積載のダンプカーは見なくなりました。

TCSAの理事の皆さん。摘発や自殺者やもっと出してテレビや新聞に出ないと動いてはくださらないのでしょうか?
「添乗員の・・・・」ってホームページには書いてありましたが、実際は関係ないのでしょうか?
どなたかが書いてましたが試験の集客にお忙しいのでしょうか?
わけの分らない業界内の自己満足な試験と添乗員のまさに雇用環境の改善に関わる大問題と、どちらが大切なのですか?

「金になる試験です」

あっ・・そうでしたか、すいません。(一応私の想像)
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