速報!
全国一般宮城合同労組、洋服の青山に
「名ばかり管理職」是正させる!
過去の未払い残業代12億円の支払い
全国の「管理職」のみなさん!
労働組合の闘いで「洋服の青山」に「名ばかり管理職」を是正させました!
「紳士服のコナカ」にも店長の過去の残業代を支払わせましょう!
4月8日、紳士服販売最大手の「洋服の青山」は全国の販売店店長など936人を「管理監督者」扱いから外し、今後、残業代と休日手当を支払うと発表しました。また、過去2年間の未払い残業代約12億円を店長たちに支払うことも明らかにしました。
なぜ青山は今回の決断をしたのでしょうか。それは東北地方の一人の店長が、私たち全国一般東京東部労組と同じ「全国一般労働組合全国協議会」に加盟する「全国一般宮城合同労組」に加入し、「名ばかり管理職」の是正と未払い残業代の支払いを求め、団体交渉を行い、闘っていたからです。全国一般宮城合同労組は今回の件で「名ばかり管理職」の是正と未払い残業代の支払いを求め、4月4日に裁判を提訴したまさにその矢先の今回の発表でした。
団体交渉には同じく全国一般の組合である「ふくしま連帯ユニオン」も出席していました。また、この店長は当初私たち全国一般東京東部労組に相談、東北地方の全国一般宮城合同労組を紹介したのが今回のきっかけでした。その意味では、全国一般の全国的なネットワークで会社を包囲したこと、また私たちが取り組んでいるコナカ支部の闘いも今回の勝利につながったと言えるのではないでしょうか。
コナカではいまだに過去の残業代を店長に1円も支払っていません。唯一、支払ったのが、東部労組コナカ支部の組合員で、労働審判に立ち上がった元店長1人だけです。そういう意味では青山以上にコナカ経営陣の悪質さは際だちます。コナカは一刻も早く全店長に過去の未払い残業代を支払うべきです。
洋服の青山のみなさんに呼びかけます!
労働組合に入って声をあげましょう!
全国一般の労働組合に入っていっしょに闘いましょう!
<連絡先>
●全国一般宮城合同労組 TEL:022-261-4392
●全国一般東京東部労組 TEL:03-3604-5983
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さっそく全国一般労働組合全国協議会「宮城合同労組」と同じく「ふくしま連帯ユニオン」から報告がありましたのでご紹介します。
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本日4/9、日経新聞と朝日新聞などで「洋服の青山が店長・課長を管理職から外す」と報道されました。
私たちは今年2月、福島県内の青山の現役店長からサービス残業・長時間労働解消の相談を受けて、3月1日、会社に対して団体交渉の申し入れを行いました。
そして3月中に2回の団体交渉を行い、新聞記事の通り、「店長を管理監督者扱いから外し、時間外・休日手当を支払う」ことを確認しました。
次に、2年分の未払い賃金についてです。
会社も支払い義務を認め、その上で会社の計算した金額を組合に示しましたが、組合が団交で要求したのは、労働時間に基づく割増賃金であり、金額が大きく食い違っていました。
そこで労使の合意として、会社計算と組合計算の差額が解決金として支払われることになりました。
ところが協定書の締結直前の3月31日、会社が組合に対して、「解決金は根拠を欠くので支払えない」と電話で連絡してきました。
組合は団交合意事項の反古について抗議を行い、組合員である店長とともに急いで裁判の準備に入りました。
4月4日、福島地方裁判所に「労基法に基づく計算による未払時間外・休日労働手当の支払い」を求める訴訟を起こしました。
以上が事実経過です。
今、サービス残業・長時間労働解消のために全国の労働者が立ち上がり始めています。私たちの組合にも多数の相談があります。
みなさん、力を合わせて闘いましょう!
2008.4.9 全国一般労働組合全国協議会 宮城合同労働組合
ふくしま連帯ユニオン
青山さんと違って、その程度の判断もできない人達に会社の舵取りが出来るのでしょうか?
方向音痴の方達の根拠と自信で販促して商品作って、会社は大丈夫でしょうか?
現実が見えないのですか?
このような決断を下しました。
これは経営者の英断と思われます。
それに比べ、コナカはどうでしょうか??
ご意見頂ければ幸いです。
我が身が大事ですよね。血を流すくらいの大改革しなきゃこの先も変わる可能性は皆無ですね。
でも働いた分はきちんと支払うのが経営者の役目。そこまで働かせたのは経営者なのですから。でも私はコナカの経営者は有能者が多いと思います。払うものはきちんと当時の店長に全てを払い、経営を軌道にのせれると思います。あまりにもコナカ経営陣の悪口ばかりなのでコメントさせていただきました。
朝日新聞「店長らにも残業代 青山商事、過去2年分12億円」
http://www.asahi.com/national/update/0408/OSK200804080101.html
毎日新聞「名ばかり管理職:紳士服の「青山」、店長らに残業代 936人対象」
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080409ddm012040085000c.html
日経新聞「青山商事、店長と課長を管理職から外す・過去2年の残業代支給」
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080408AT1D080B708042008.html
中国新聞「青山商事が残業代支払い決定」
記事は以下の通り。
紳士服販売の青山商事(福山市)は8日の取締役会で、店舗勤務の店長とマネジャー、本社勤務の課長は、労働基準法で労働時間などの規定が適用除外される「管理監督者」に当たらないとして、21日から時間外勤務手当を支払うことを決めた。20日から過去2年間にさかのぼり、休日・深夜勤務手当を含む時間外勤務手当を該当者に支払う。退職・降格者を含む936人が対象。社会保険料を含む総額は12億円程度とみている。
同社は「これまでは管理監督者としてきたが、1人の店長から外部の労組を通じて3月に問題提起を受け、勤務実態を検討した。時代の流れや日本マクドナルドの判例も踏まえて、厳粛に受け止めた」と説明している。今年3月分までの支払いは集計中の2008年3月期決算に計上する。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080410k0000m040042000c.html
<名ばかり管理職:13日にNPOが労働相談 電話以外も可>
NPO法人の労働相談センター(東京都葛飾区・石川源嗣理事長)は13日正午から、名前だけで管理職扱いされ残業代が支払われない「名ばかり管理職」問題の集中労働相談を実施する。同センターでは、店長に残業代の支払いを命じた日本マクドナルドへの判決があってから、名ばかり管理職に関する相談が急増した。相談では課長や係長だけではなく「チームリーダー」の肩書だけで管理監督者扱いされている例なども寄せられているという。電話相談以外でも、面接、メールによる相談も受け付ける。相談・問い合わせは同センター(03・3604・1294)へ。
毎日新聞 2008年4月9日 19時13分