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昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'81新春ジャイアント・シリーズ

2013年01月12日 20時00分50秒 | '81全日本プロレス

G馬場3000試合連続出場突破記念・'81新春ジャイアント・シリーズ

参加選手
AWA世界ヘビー級王者
バーン・ガニア(181cm120kgアメリカ・ミネソタ出身)1/18~1/19
アブドーラ・ザ・ブッチャー(186cm140kgスーダン出身)UNヘビー級王者
ザ・シーク(183cm110kgヨルダン出身)1/3~1/8
マーク・ルーイン(188cm120kgアメリカ・ニューヨーク出身)
ガイ・ミッチェル(195cm125kgカナダ出身)
ジム・デュラン(193cm122kgアメリカ・ニュージャージー出身)
マッドドック・マーチン(190cm130kgカナダ出身)
サンダーボルト・ウイリアム(183cm117kgトリニダートトバコ出身)

全日本プロレス出場選手 
ジャイアント馬場(PWFヘビー級・インタータッグ王者)
ジャンボ鶴田(インタータッグ王者)
ミスター桜田
プリンス・トンガ
グレート小鹿(アジアタッグ王者)
大熊元司(アジアタッグ王者)
石川隆士
佐藤昭夫
ロッキー羽田
ミスター林
伊藤正男
百田義浩
百田光雄
越中詩郎
(レフリー)ジョー樋口、和田京平
(特別レフリー)タイガー服部

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・佐藤昭夫は、約1年ぶりに帰国。

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コメント

第1戦~第6戦(81新春ジャイアントS)

2013年01月12日 19時55分05秒 | '81全日本プロレス

開幕戦 1月2日(金)東京・後楽園ホール 観衆2650人
100万円争奪スーパーヘビー級バトルロイヤル(16人参加)
参加選手=ジャイアント馬場、アブドーラ・ザ・ブッチャー、ジャンボ鶴田、マーク・ルーイン、ミスター桜田、ガイ・ミッチェル、プリンス・トンガ、ジム・デュラン、グレート小鹿、マッドドック・マーチン、大熊元司、サンダーボルト・ウイリアム、ロッキー羽田、石川隆士、佐藤昭夫、伊藤正男
決勝、トンガ(13分30秒首固め)デュラン
参加予定の無かったシークが棒を持って乱入し、乱闘に巻き込まれたブッチャーと鶴田がリングアウトで失格。ルーインがスリーパーで伊藤と羽田を倒すも馬場との首固めの取り合いで両者失格。・・・
デュラン、マーチン、佐藤、石川、トンガが残り、デュランとマーチンのクロスラインで佐藤が失格。マーチンが石川を羽交い絞めしたところへデュランがエルボー。これを石川がかわしマーチンへ誤爆し、倒れたマーチンを石川が押さえマーチン失格。その後石川をフォールしたデュランにトンガが首固めを決め優勝。
※トンガが優勝し100万円を獲得。

タッグマッチ45分1本勝負
ブッチャー&ルーイン(1-0)鶴田&トンガ
①ブッチャー(11分6秒体固め)トンガ
ルーインがトンガをロープに振ってブッチャーとトンガの脳天にチョップを落とし、倒れたトンガへブッチャーがジャンピング・エルボードロップを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
馬場&羽田(1-0)ミッチェル&デュラン
①羽田(13分33秒エビ固め)デュラン

30分1本勝負
ミスター桜田(8分32秒体固め)サンダーボルト・ウイリアム
マッドドック・マーチン(5分18秒片エビ固め)伊藤正男

タッグマッチ30分1本勝負
佐藤&石川(1-0)小鹿&大熊
①石川(15分31秒体固め)大熊

20分1本勝負
ミスター林(11分2秒両者リングアウト)百田義浩
百田光雄(13分12秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始13時)「全日本プロレス中継」収録

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第2戦 1月3日(土)東京・後楽園ホール 観衆3200人
UNヘビー級選手権 60分1本勝負
アブドーラ・ザ・ブッチャー(0-0)ザ・シーク
①(10分10秒両者リングアウト)
ブッチャーがシークの凶器を奪い攻撃。そこから場外戦となるが、ブッチャーの攻撃を受けシークが客席に逃げた為、客席での乱闘となりドロー。
※ブッチャーがタイトル3度目の防衛に成功。

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)ルーイン&ミッチェル
①鶴田(14分9秒回転エビ固め)ミッチェル
ミッチェルへ馬場の16文キックから鶴田が回転エビを決めフォール。

30分1本勝負
プリンス・トンガ(12分52秒片エビ固め)マッドドック・マーチン
ミスター桜田(15分35秒両者リングアウト)ジム・デュラン
佐藤昭夫(3分58秒首固め)サンダーボルト・ウイリアム

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)石川&伊藤
①大熊(19分25秒回転エビ固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(12分16秒逆片エビ固め)百田光雄
百田義浩(8分7秒体固め)越中詩郎

(試合開始13時)

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第3戦 1月5日(月)千葉・袖ヶ浦町臨海スポーツセンター 観衆2600人
タッグマッチ60分3本勝負
ブッチャー&ルーイン(2-1)馬場&桜田
①(9分50秒両軍リングアウト)
②ルーイン(5分35秒体固め)桜田

45分1本勝負
ジャンボ鶴田(4分50秒反則勝ち)ザ・シーク
シークはロープ(バンテージテープ?)を使って鶴田へ首絞め攻撃。それを制止するレフリーを殴り倒し反則負け。

30分1本勝負
ガイ・ミッチェル(9分45秒体固め)ロッキー羽田
石川隆士(12分20秒回転エビ固め)マッドドック・マーチン
プリンス・トンガ(12分45秒両者リングアウト)ジム・デュラン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)佐藤&百田義浩
①小鹿(21分28秒逆エビ固め)百田

20分1本勝負
伊藤正男(5分53秒片エビ固め)サンダーボルト・ウイリアム
百田光雄(10分44秒反則勝ち)ミスター林

(試合開始15時)

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第4戦 1月6日(火)銚子市体育館 観衆3200人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&デュラン
①ブッチャー(10分21秒体固め)馬場
②日本組(4分45秒反則勝ち)外人組
③馬場(1分16秒片エビ固め)デュラン

45分1本勝負
ロッキー羽田(5分25秒両者リングアウト)ザ・シーク

30分1本勝負
マーク・ルーイン(7分33秒片エビ固め)石川隆士
プリンス・トンガ(11分5秒両者リングアウト)ガイ・ミッチェル
佐藤昭夫(12分5秒首固め)マッドドック・マーチン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)桜田&百田義浩
①大熊(20分16秒体固め)百田

20分1本勝負
伊藤正男(9分4秒体固め)サンダーボルト・ウイリアム
百田光雄(12分36秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第5戦 1月7日(水)石巻市総合体育館 観衆3800人
タッグマッチ60分1本勝負
ブッチャー&ルーイン(1-0)馬場&鶴田
①ブッチャー(7分41秒体固め)馬場
馬場へルーインが凶器突きからスリーパー。馬場が倒れたところへブッチャーがジャンピング・エルボードロップを決めフォール。

45分1本勝負
ミスター桜田(5分41秒反則勝ち)ザ・シーク
場外での戦いが続き、シークが桜田に馬乗りになって桜田の頭に凶器攻撃。それを止めに入ったレフリーの頭にも凶器を振り下ろし反則負け。

30分1本勝負
石川隆士(15分16秒体固め)マッドドック・マーチン
プリンス・トンガ(11分30秒体固め)ジム・デュラン
グレート小鹿(10分15秒両者リングアウト)ガイ・ミッチェル
佐藤昭夫(7分8秒片エビ固め)サンダーボルト・ウイリアム

20分1本勝負
ロッキー羽田(14分31秒反則勝ち)大熊元司
百田光雄(11分36秒回転エビ固め)伊藤正男

15分1本勝負
ミスター林(10分54秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第6戦 1月8日(木)秋田・五城目町広域体育館 観衆2100人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&トンガ(2-1)ブッチャー&ルーイン&デュラン
①ブッチャー(6分6秒体固め)トンガ
②日本組(6分2秒反則勝ち)外人組
③トンガ(3分29秒回転エビ固め)デュラン

45分1本勝負
石川隆士(3分12秒反則勝ち)ザ・シーク

30分1本勝負
ミスター桜田(12分24秒回転エビ固め)ガイ・ミッチェル
佐藤昭夫(11分20秒回転エビ固め)マッドドック・マーチン
大熊元司(12分4秒片エビ固め)サンダーボルト・ウイリアム

20分1本勝負
グレート小鹿(15分6秒首固め)ロッキー羽田
伊藤正男(7分54秒体固め)ミスター林

15分1本勝負
百田光雄(13分31秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時)

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コメント

第7戦~第12戦(81新春ジャイアントS)

2013年01月12日 19時50分21秒 | '81全日本プロレス

第7戦 1月9日(金)秋田・象潟町民体育館 観衆2600人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&桜田&佐藤(2-1)ブッチャー&ルーイン&マーチン
①(11分45秒両軍リングアウト)
②桜田(4分20秒体固め)マーチン

45分1本勝負
ジャンボ鶴田(15分10秒回転エビ固め)ガイ・ミッチェル

30分1本勝負
プリンス・トンガ(12分15秒回転エビ固め)ジム・デュラン
石川隆士(21分25秒両者リングアウト)ロッキー羽田
グレート小鹿(6分16秒体固め)サンダーボルト・ウイリアム

20分1本勝負
大熊元司(12分9秒回転エビ固め)伊藤正男
ミスター林(9分44秒逆片エビ固め)百田光雄

(試合開始18時)

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第8戦 1月10日(土)花巻市民体育館 観衆2800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&デュラン
①(13分40秒両軍リングアウト)
②鶴田(7分2秒回転エビ固め)デュラン

45分1本勝負
マーク・ルーイン(7分58秒エビ固め)ロッキー羽田

30分1本勝負
ミスター桜田(11分10秒回転エビ固め)ガイ・ミッチェル
プリンス・トンガ(11分3秒片エビ固め)マッドドック・マーチン

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)佐藤&石川
①時間切れ

20分1本勝負
伊藤正男(11分40秒片エビ固め)サンダーボルト・ウイリアム
ミスター林(9分36秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第9戦 1月11日(日)岩手・釜石新日鉄小川体育館 観衆3600人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&桜田&トンガ(2-1)ブッチャー&ルーイン&マーチン
①(11分10秒両軍リングアウト)
②馬場(3分35秒体固め)マーチン

45分1本勝負
ジャンボ鶴田(12分21秒回転エビ固め)ガイ・ミッチェル

30分1本勝負
石川隆士(15分5秒体固め)ジム・デュラン
グレート小鹿(8分5秒体固め)サンダーボルト・ウイリアム

20分1本勝負
ロッキー羽田(16分20秒反則勝ち)大熊元司
佐藤昭夫(12分4秒片エビ固め)伊藤正男
ミスター林(11分24秒片エビ固め)百田光雄

(試合開始18時)

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第10戦 1月13日(火)島原市体育館 観衆1800人
インターナショナル・タッグ選手権 60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&ルーイン
①ルーイン(5分31秒体固め)鶴田
ルーインが鶴田へスリーパーホールド。何とか鶴田がロープに逃げるが、ロープへもたれかかる鶴田へルーインはロープの反動をつけてチョップとキックを決めた後、パイルドライバーを決めフォール。
②鶴田(10分10秒体固め)ルーイン
馬場はルーインをロープへ振って16文キックを決め鶴田へタッチ。鶴田がジャンピング・ニーパットからチョップ、リングに残っていた馬場の水平打ちで倒れたところを鶴田がフォール。
③日本組(4分46秒反則勝ち)外人組
鶴田がルーインをロープに振りジャンピング・ニーパットを決めるとルーインは場外転落。そこへブッチャーが入り鶴田と殴り合いとなるが、制止するレフリーへブッチャーが一撃を加え反則負け。
※馬場・鶴田組がタイトル6度目の防衛に成功。
馬場のコメント
「ブッチャーは頭がおかしいとしか思えない。決勝ラウンドでなぜ凶器を持ち出したのか?素手では勝てないと思ってたのかな。」
鶴田のコメント
「馬場さんのおかげでタイトル防衛。僕自身はいいとこなしです。」
ブッチャーのコメント
「馬場が凶器で俺の額を割った。俺が反撃したら反則カウント。話にならん。」
ルーインのコメント
「ガッデムジャパニーズレスラー、ガッデムレフリー。」

45分1本勝負
プリンス・トンガ(11分25秒片エビ固め)マッドドック・マーチン

30分1本勝負
ミスター桜田(16分2秒逆さ押さえ込み)ガイ・ミッチェル
石川隆士(15分29秒体固め)ジム・デュラン
佐藤昭夫(11分38秒片エビ固め)サンダーボルト・ウイリアム

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)羽田&伊藤
①大熊(17分6秒体固め)伊藤

20分1本勝負
百田光雄(13分19秒反則勝ち)ミスター林
百田義浩(11分58秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第11戦 1月14日(水)長崎・川棚勤労者体育センター 観衆2300人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&桜田&石川(2-1)ブッチャー&ルーイン&デュラン
①デュラン(7分32秒体固め)石川
②日本組(4分40秒反則勝ち)外人組
③石川(2分42秒体固め)デュラン

45分1本勝負
ジャンボ鶴田(15分16秒回転エビ固め)ガイ・ミッチェル

30分1本勝負
佐藤昭夫(12分6秒回転エビ固め)マッドドック・マーチン
プリンス・トンガ(6分5秒片エビ固め)サンダーボルト・ウイリアム

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)羽田&伊藤
①大熊(17分46秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(12分18秒逆片エビ固め)百田義浩
百田光雄(13分2秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第12戦 1月16日(金)大分・国東町中央公民館 観衆1200人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&デュラン
①ブッチャー(12分40秒体固め)馬場
②馬場(6分35秒体固め)ブッチャー
③鶴田(3分16秒片エビ固め)デュラン

45分1本勝負
マーク・ルーイン(6分50秒エビ固め)ロッキー羽田

30分1本勝負
ミスター桜田(8分19秒回転エビ固め)ガイ・ミッチェル
プリンス・トンガ(12分35秒体固め)マッドドック・マーチン

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)佐藤&石川
①時間切れ

20分1本勝負
伊藤正男(13分19秒片エビ固め)サンダーボルト・ウイリアム
百田光雄(11分42秒反則勝ち)ミスター林
百田義浩(13分55秒体固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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コメント

第13戦~第17戦(81新春ジャイアントS)

2013年01月12日 19時45分50秒 | '81全日本プロレス

第13戦 1月18日(日)東京・後楽園ホール 観衆3400人
G馬場・3000試合連続出場突破記念試合・第1弾
AWA世界ヘビー級&PWFヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャイアント馬場(1-1)バーン・ガニア
①ガニア(14分55秒スリーパーホールド)
ガニアは、ドロップキック2連発から馬場の背中に飛びつくようにしてスリーパーホールドを決め先制。
②馬場(3分58秒片エビ固め)
馬場は、ガニアのドロップキックを叩き落して河津落とし(カウント2)。続けてロープに振って16文キックを決めフォール。
③(5分25秒両者リングアウト)
ガニアがスリーパーを決めると馬場がロープへ逃げ、両者もつれてトップロープ越しに場外転落。場外カウントが進む中、先にリングに戻りかけた馬場のタイツを引っ張り場外に引き戻したガニアは、場外でもスリーパー。馬場がリングにガニアの腰を打ちつけて逃げたものの両者ダウンしてリングへ戻れずドロー。
※馬場がPWFタイトル6度目、ガニアがAWAタイトルの防衛に成功。
馬場のコメント
「ガニアとの戦いは世界統一の絶好機であり、私の体調もベストだったが残念です。ガニアには試合後再戦を申し込んだが、ガニアの返事はアメリカならとの事。今後は4000試合を目指して一生懸命ファイトするつもりです。」
ガニアのコメント
「馬場は巨体の割にスピードがあるし、第一バランスが非常に優れてる。2本目の16文キックが顔面に入り、気を失ってしまった。こんな事はプロ生活で初めての事だ。アメリカでもう一度馬場とやりたい。」

タッグマッチ45分1本勝負
鶴田&トンガ(1-0)ブッチャー&ミッチェル
①鶴田(7分3秒回転エビ固め)ミッチェル

G馬場・3000試合連続出場突破・表彰式
リング上でG馬場・3000試合連続出場突破の表彰式が行われ、百田家、日本テレビ、日本テレビ系列22社、長谷川淳三(日本プロレス)、国際プロレス吉原社長(鈴木営業本部長が代理)、新日本プロレス猪木社長(福永企画部長代理)、イーデス・ハンソンさんから花束、日本テレビより金一封と絵画、日本プロスポーツ会議より表彰状と記念品、読売巨人軍多摩川僚友会より記念品、東京スポーツより表彰状と大鷲像、ほかスポーツ新聞各社、プロレスマスコミ各社より記念品がジャイアント馬場に贈られた。

30分1本勝負
マーク・ルーイン(6分24秒体固め)ミスター桜田
石川隆士(15分3秒片エビ固め)ジム・デュラン
佐藤昭夫(12分29秒回転エビ固め)マッドドック・マーチン
グレート小鹿(4分3秒体固め)サンダーボルト・ウイリアム

タッグマッチ20分1本勝負
羽田&百田義浩(1-0)大熊&伊藤
①百田(16分42秒回転エビ固め)伊藤

20分1本勝負
百田光雄(14分1秒反則勝ち)ミスター林

(試合開始13時)「全日本プロレス中継」収録

全日本プロレスは後楽園ホール特別室で記者会見を行い、2月15日後楽園ホール大会で3000試合連続出場突破記念試合・第2弾としてハーリー・レイスのNWA世界ヘビー級王座に馬場が挑戦する事を発表した。
またダブルタイトルマッチの立会人として来日したロード・ブレアースPWF会長は、ジム・クロケット・ジュニアNWA会長からの要請として、現在大木金太郎が保持するインターナショナル王座について「はっきりしない管理体制のもとでの王座保持は認められない」という特別談話を発表した。

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第14戦 1月19日(月)大津市皇子が丘公園体育館 観衆2300人
タッグマッチ60分3本勝負
ブッチャー&ルーイン(2-1)ガニア&鶴田
①(9分6秒両軍リングアウト)
ルーインが場外に投げ落とした鶴田へブッチャーが襲い掛かかり、本部席に打ち付けて倒れたところを首絞め、一方ルーインとガニアも場外戦となり4選手リングへ戻れずドロー。
②ブッチャー(3分9秒体固め)鶴田
ブッチャーが鶴田を肩に担いだところへ、ルーインがコーナー最上段から鶴田の首へチョップを落とし、ブッチャーがバックフリップからジャンピング・エルボードロップを決めフォール。

45分1本勝負
ジャイアント馬場(7分39秒片エビ固め)ジム・デュラン

30分1本勝負
グレート小鹿(13分41秒両者リングアウト)ガイ・ミッチェル
ミスター桜田(15分53秒片エビ固め)マッドドック・マーチン

20分1本勝負
プリンス・トンガ(9分12秒片エビ固め)サンダーボルト・ウイリアム

タッグマッチ20分1本勝負
佐藤&石川(1-0)大熊&伊藤
①佐藤組(16分23秒反則勝ち)大熊組
場外乱闘の最中、伊藤が左足のすねを骨折。

20分1本勝負
ミスター林(14分49秒逆片エビ固め)百田義浩
百田光雄(12分35秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第15戦 1月20日(火)新宮市立総合体育館 観衆2800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&桜田&小鹿(2-1)ブッチャー&ルーイン&マーチン
①ブッチャー(8分40秒体固め=バックフリップ)桜田
②日本組(3分34秒反則勝ち=チョーク攻撃)外人組
③桜田(4分25秒体固め=水平チョップ)マーチン

45分1本勝負
ジャンボ鶴田(14分48秒回転エビ固め)ジム・デュラン

30分1本勝負
プリンス・トンガ(14分21秒片エビ固め)ガイ・ミッチェル
佐藤昭夫(7分9秒体固め)サンダーボルト・ウイリアム

20分1本勝負
大熊元司(時間切れ)ロッキー羽田
ミスター林(12分29秒体固め)百田光雄
百田義浩(12分58秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時)

19日大津大会の試合中に左足のすねを骨折した伊藤正男は、新宮大会から欠場。

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第16戦 1月21日(水)美濃加茂市中濃体育館 観衆1000人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&石川(2-0)ブッチャー&ルーイン&マーチン
①日本組(11分11秒リングアウト)外人組
②鶴田(4分20秒片エビ固め=ジャンピング・ニーパット)マーチン

45分1本勝負
ミスター桜田(12分48秒首固め)ガイ・ミッチェル

30分1本勝負
プリンス・トンガ(15分53秒片エビ固め)ジム・デュラン
グレート小鹿(13分21秒片エビ固め)サンダーボルト・ウイリアム

20分1本勝負
佐藤昭夫(時間切れ)大熊元司
ミスター林(12分18秒片エビ固め)百田義浩
百田光雄(13分32秒片エビ固め)越中詩郎

(試合開始18時30分)

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第17戦(最終戦) 1月22日(木)韮崎市体育館 観衆3500人
UNヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(2-1)アブドーラ・ザ・ブッチャー
①(7分47秒両者リングアウト)
ブッチャーが鶴田を場外に落とし、場外戦となりドロー。
②鶴田(3分33秒体固め)
鶴田は、ブッチャーのタックルをジャンプしてかわし、ロープの反動で戻ってきたところへフライング・ボディアタックを決めフォール。
※鶴田がタイトルを獲得。
鶴田のコメント
「ガニアから伝授されたスリーパーがブッチャーに有効だと思い狙っていった。あれのダメージが決勝のフォールに結びついたと思う。最後はジャンピング・ニーパット狙いからボディアタックに変えた。」
ブッチャーのコメント
「最後のカウントが早すぎる。それだけだ。」

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&トンガ(1-0)ルーイン&マーチン
①馬場(10分39秒片エビ固め)マーチン

30分1本勝負
ミスター桜田(19分4秒片エビ固め)ジム・デュラン
石川隆士(11分5秒体固め)ガイ・ミッチェル
佐藤昭夫(8分26秒首固め)サンダーボルト・ウイリアム

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)羽田&百田義浩
①大熊(18分31秒片エビ固め)百田

20分1本勝負
ミスター林(13分4秒体固め)百田光雄

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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・ミスター桜田はシリーズ終了後、カナダ・カルガリーに向け出発。カルガリーからテキサスのダラス地区へ向う予定。

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(海外情報)大仁田&淵'80年10月~'81年1月

2013年01月12日 19時40分47秒 | '81全日本プロレス
9月末にプエルトリコ入りした淵正信は、マサ・フチ、ミスター・フチ、さらに覆面をつけてザ・デストロイヤーとして出場。西ドイツから11月にプエルトリコ入りした大仁田厚はミスター・オーニタとして出場。

10月10日ポンセ・ファン・パチン・ビンセント・コロシアム
2リング・バトルロイヤル
(参加選手)カルロス・コロン、ドリー・ファンク・ジュニア、ジ・インベーダーI、プロフェッサー・タナカ、チーフ・ジェイ・ストロンボー、ビッグ・レッド、ダッチ・マンテル、ダニー・コンドリー、ルーク・グラハム、エル・グラン・アポロ、ピエール・マーテル、ガマ・シン、ジ・インベーダーⅡ、ミゲル・ペレス、ジョニー・リべラ、ジャック・ベネーノ、ホセ・リベラ、マサ・フチ
(優勝)カルロス・コロン

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10月17日ポンセ・ファン・パチン・ビンセント・コロシアム
タッグマッチ
ザ・デストロイヤー&ガマ・シン(勝敗不明)ミゲル・ペレス&ジョニー・リべラ

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10月24日ポンセ・ファン・パチン・ビンセント・コロシアム
タッグマッチ
ザ・デストロイヤー&ガマ・シン(勝敗不明)ミゲル・ペレス&ジョニー・リべラ

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11月13日バルバドス・ブリッジタウン・ケンジントン・オーバル
チーフ・ジェイ・ストロンボー(1-0)ザ・デストロイヤー

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11月15日カグアス・カンチャ・バホ・テチョ
ミスター・オーニタ(勝敗不明)ビッグ・レッド

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11月22日カグアス・カンチャ・バホ・テチョ
タッグマッチ
ミスター・フジ&ミスター・オーニタ(勝敗不明)ジ・インベーダーI&マイティ・イゴール

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12月6日カグアス・カンチャ・バホ・テチョ
タッグマッチ
ミスター・フジ&ミスター・オーニタ(勝敗不明)ジ・インベーダーI&ピエール・マーテル

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12月11日バルバドス・ウォーターフォード・バルバドスナショナルスタジアム
ミスター・オーニタ(ノーコンテスト)サンダーボルト・ウイリアム
ビクター・ジョビカ(1-0)ミスター・フチ(ミスター・フジかも)

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12月13日バヤモン・J.R.ルブリエル・スタジアム
ミスター・フチ(ミスター・フジかも)対ピエール・マーテル

タッグマッチ
プロフェッサー・タナカ&ミスター・オーニタ対ホセ・リベラ&エル・グラン・アポロ
※試合結果不明

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12月20日サンファン・ロベルト・クレメンテ・コロシアム 観衆13000人
タッグマッチ
プロフェッサー・タナカ&ミスター・オーニタ(勝敗不明)ホセ・リベラ&エル・グラン・アポロ

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1月6日サンファン・ロベルト・クレメンテ・コロシアム
14人参加バトルロイヤル
(参加選手)マイティ・イゴール、ジ・インベーダー、ダッチ・マンテル、ダニー・コンドリー、エル・グラン・アポロ、ミスター・オーニタ、バック・ロブレイ、ブッチ・ミラー、ルーク・ウィリアムズ、ビクター・ジョビカ、ジョニー・リベラ、ミゲル・ペレス、マラビラ、ザ・デストロイヤー
試合結果不明

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1月10日カグアス・カンチャ・バホ・テチョ
ミスター・オーニタ(勝敗不明)マラビラ

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1月17日カグアス・カンチャ・バホ・テチョ
ミスター・オーニタ(勝敗不明)ジョニー・リベラ

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1月24日バヤモン・J.R.ルブリエル・スタジアム
タッグマッチ
ザ・デストロイヤーズ対ミゲル・ペレス&ジョニー・リベラ

ミスター・オーニタ対ビクター・ジョビカ
※試合結果不明

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1月31日カグアス・カンチャ・バホ・テチョ
ミスター・オーニタ(勝敗不明)エル・グラン・アポロ

※一応、この期間のデストロイヤーの試合記録を載せていますが、淵選手ではない可能性もあります。


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