
開幕戦 2月11日(水・祝)流山市民総合体育館 観衆3500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)レイス&コックス
①コックス(8分53秒片エビ固め)鶴田
コックスは鶴田をロープに振ってのエルボーバットからブレーンバスターを決めフォール。
②日本組(6分14秒反則勝ち)外人組
鶴田がレイスをヘッドロックに決めロープを駆け上がっての投げを連発していたが、コックスが駆け上がる鶴田の足を押さえトップロープへ股間を打ち付け、倒れた鶴田へレイスがニードロップ。鶴田が場外に落ちたところから4選手の場外戦となるが、しばらくしてレフリーがゴングを要請し先ほどの急所攻撃を反則に取りタイスコア。
③鶴田(1分7秒体固め)コックス
馬場とレイスが場外でやり合う間に、コックスは場外に落ちた鶴田がエプロンに上がってくるところを捕まえてロープ越しのブレーンバスターを狙ったが、場外から馬場がコックスの足を押さえ、鶴田が暴れた為にブレーンバスターが崩れ、上になった鶴田がそのままフォール。
45分1本勝負
タイガー戸口(12分14秒両者リングアウト)ディック・マードック
戸口の地獄突きでマードックが場外へ。そこから場外での殴り合いとなりドロー。
タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ツウィン・デビルス(1-0)カラス&石川
①2号(14分体固め)石川
30分1本勝負
グレート小鹿(11分37秒両者リングアウト)マリオ・ミラノ
佐藤昭夫(12分7秒エビ固め)ボブ・ブラウン
20分1本勝負
大熊元司(時間切れ)ロッキー羽田
ミスター林(14分22秒首固め)百田義浩
百田光雄(11分31秒回転エビ固め)越中詩郎
(試合開始14時)「全日本プロレス中継」収録
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第2戦 2月12日(木)津市体育館 観衆3300人
60分1本勝負
ハーリー・レイス(0-0)ディック・マードック
①(13分16秒両者リングアウト)
マードックのパンチでレイスがトップロープを超え場外転落。マードックが追いかけ、場外でアトミックドロップを決めるとレイスも反撃。そのまま客席になだれ込んで殴り合いを続けドロー。
タッグマッチ45分1本勝負
鶴田&カラス(1-0)ザ・ツウィン・デビルス
①カラス(15分27秒体固め)2号
鶴田が2号をロープに振ってジャンピング・ニーパットを決めてカラスにタッチ。鶴田が2号を羽交い締めにしたところへカラスがコーナー最上段からダイビング・ボディアタックを決めフォール。
タッグマッチ30分1本勝負
馬場&戸口(1-0)コックス&ミラノ
①戸口(10分13秒体固め=アトミックドロップ)ミラノ
30分1本勝負
ロッキー羽田(13分7秒両者リングアウト)ボブ・ブラウン
タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)佐藤&石川
①時間切れ
20分1本勝負
百田光雄(11分24秒回転エビ固め)ミスター林
百田義浩(14分22秒片エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録
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第3戦 2月13日(金)和歌山県立体育館 観衆2400人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)レイス&ミラノ
①レイス(9分5秒片エビ固め)鶴田
ブレーンバスターからニードロップでフォール。
②日本組(2分40秒反則勝ち)外人組
レイスとミラノは、鶴田を捕まえ鉄柱を使っての股裂き攻撃を続け反則負け。
③鶴田(2分51秒片エビ固め=ジャンピング・ニーパット)ミラノ
45分1本勝負
タイガー戸口(12分59秒両者リングアウト)ディック・マードック
30分1本勝負
キラー・カール・コックス(5分36秒体固め)グレート小鹿
タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ツウィン・デビルス(1-0)カラス&佐藤
①1号(17分22秒体固め)佐藤
30分1本勝負
石川隆士(11分33秒回転エビ固め)ボブ・ブラウン
20分1本勝負
大熊元司(15分59秒反則勝ち)ロッキー羽田
ミスター林(12分7秒首固め)百田義浩
百田光雄(13分13秒片エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時30分)
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第4戦 2月14日(土)近江八幡市立運動公園体育館 観衆2600人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&戸口(2-1)レイス&コックス&ミラノ
①(10分40秒両軍リングアウト)
②鶴田(2分27秒回転エビ固め)ミラノ
45分1本勝負
ディック・マードック(8分3秒体固め)ロッキー羽田
30分1本勝負
ドス・カラス(10分52秒片エビ固め)デビルス2号
石川隆士(11分15秒両者リングアウト)デビルス1号
大熊元司(7分44秒反則勝ち)ボブ・ブラウン
20分1本勝負
グレート小鹿(14分44秒両者リングアウト)佐藤昭夫
ミスター林(10分57秒逆エビ固め)百田光雄
百田義浩(12分6秒片エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時)
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第5戦 2月15日(日)東京・後楽園ホール 観衆3400人
G馬場3000試合連続出場突破記念試合・第2弾
NWA世界ヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)ハーリー・レイス
①馬場(9分39秒体固め)
馬場はレイスをロープに振って16文キック。カウント2で返されると、再度ロープに振ってジャンピング・ネックブリーカードロップを決めフォール。
②レイス(3分36秒体固め)
馬場の16文キックを受けて場外に落ちたレイスは、場外から馬場の足を引っ張って場外に落とし、イス攻撃からブレーンバスターを決めリングに戻り、エプロンに上がってきた馬場を捕まえてロープ越しのブレーンバスターを決めフォール。
③馬場(6分28秒反則勝ち)
馬場がレイスにコブラツイストを決めると、レイスは近づいてきたレフリーにパンチ。レフリーが反則を取ろうとするところを馬場が制止しレイスをロープに振ってスリーパー。しかしレイスは、これも急所打ちで逃げた為、反則負け。
※反則の為タイトルの移動はなし。レイスがタイトル防衛に成功。
馬場のコメント
「強豪を相手にする王者は、いつも防衛の手段を考えている。俺もわかってはいたんだが残念だ。ストレート勝ちを狙ったが、リング下のブレーンバスターが効いた。とにかくもう一度やり直しだ。」
レイスのコメント
「ダーティファイト?冗談じゃない。あれも作戦の一つでフォールされるよりはいい。馬場はタフでいいレスラーだ。今度やったらどうなるかわからないが、今はやりたくないな。」
タッグマッチ45分1本勝負
鶴田&戸口(1-0)マードック&ミラノ
①戸口(11分37秒体固め)ミラノ
コーナー2段目からのダイビング・ヘッドバットからショルダーバスターでフォール。
30分1本勝負
キラー・カール・コックス(3分20秒体固め)石川隆士
タッグマッチ30分1本勝負
カラス&佐藤(1-0)ザ・ツウィン・デビルス
①カラス(14分58秒エビ固め)1号
30分1本勝負
グレート小鹿(11分3秒両者リングアウト)ボブ・ブラウン
20分1本勝負
ロッキー羽田(時間切れ)大熊元司
ミスター林(10分23秒首固め)百田義浩
百田光雄(13分26秒片エビ固め)越中詩郎
(試合開始13時)「全日本プロレス中継」収録
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2月16日全日本プロレス事務所で記者会見が行われ、第9回チャンピオン・カーニバルの詳細を発表した。
席上、ロード・ブレアースPWF会長が「現在、大木金太郎が保持して防衛戦を行っているインターナショナル・ヘビー級王座は、NWAが認定しているものであって、その管理は全日本プロレスにある。大木はNWAに無届けで勝手に防衛戦をやっている。したがってNWAと管理を一任されている全日本プロレスの名で、大木のインターナショナル選手権を無効とし、タイトルははく奪、改めて王座決定戦を行う。1日も早く全日本プロレスが復活させる事を願っている。」と発言。
これを受けて馬場代表は、チャンピオン・カーニバル後にリーグ戦上位選手と推薦選手によるトーナメントで王座決定戦を予定していると発表。また大木については「大木のベルトははく奪するが、本人が参加すると申し入れてくれば拒否はしない。」と発言した。
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