昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

日米レスリング・サミット関連情報

2015年06月07日 20時55分55秒 | '90全日本プロレス
1989年
11月WWF(パット・パターソンWWFロードマネージャー)が、全日本プロレスと新日本プロレスに対しWWF日本大会への協力を要請。

1990年
新春ジャイアント・シリーズに参加の為アメリカから帰国した佐藤昭雄がWWFと契約し、シリーズ後WWF入りする事が判明。また、WWF日本大会のコーディネーターとして日本側との折衝している事も判明。

1月27日ビンス・マクマホン・ジュニアWWF代表が来日。この日の午後と28日の午前中にジャイアント馬場と会談。28日の後楽園大会のリング上からファンに挨拶し、4月13日東京ドームでの3団体の合同イベントの開催を発表した。

1月29日東京・キャピタル東急ホテルでジャイアント馬場全日代表、ビンス・マクマホン・ジュニアWWF代表、坂口征二新日代表が出席して記者会見を行い、4月13日東京ドームで合同興行を行う事を正式に発表した。

2月5日ジャイアント馬場が渡米。13、14日とアリゾナでWWF首脳陣と会談し合同興行の契約を完了。13日のアリゾナ・ベテランズ・メモリアル・コロシアム大会のリング上からファンに紹介され、アンドレと握手。14日ツーソン・コンベンション・センターでは、アンドレとTVインタビュー撮りを行った。

3月1日東京・キャピタル東急ホテルでジャイアント馬場全日代表と坂口征二新日代表が記者会見を行い、大会名とWWFからの参加選手などが発表された。

3月8日WWFのディック・グローバー副社長が、9日ジム・デュロンと佐藤昭雄が来日。9日、12日、13日とカードについて日本側と話し合いを行い帰国。
3月14日東京・六本木の喫茶「シールズ」で、ジャイアント馬場全日代表と倍賞鉄夫新日取締役が記者会見を行い、対戦カードが発表された。
日米レスリング・サミット対戦カード
⑫WWF世界ヘビー級選手権(ホーガンがタイトルを保持している場合)
ハルク・ホーガン対テリー・ゴディ
※このカードのみ正式決定ではない。

⑪ジャイアント馬場    対ザ・デモリッション
アンドレ・ザ・ジャイアント

⑩WWFインターコンチネンタル・ヘビー級選手権(ウォリアーがタイトルを保持している場合)
アルティメット・ウォリアー対テッド・デビアス

⑨天龍源一郎対ランディ・サベージ

⑧ジャンボ鶴田対カート・ヘニング
谷津嘉章    リック・マーテル

⑦IWGPタッグ選手権(斎藤・橋本組がタイトルを保持している場合)
マサ斎藤対長州力
橋本真也 蝶野正洋

⑥ジェーク・ロバーツ対ビッグ・ボスマン

⑤ザ・グレート・カブキ対グレッグ・バレンタイン

④タイガーマスク対ブレッド・ハート

③渕正信対ジミー・スヌーカ
小橋健太 チト・サンタナ

②佐野直喜対野上彰

①サムソン冬木 ジョー・マレンコ
川田利明   対ダグ・ファーナス
北原辰巳    ダニー・クロファット
※北原は、キング・ハクと交代の可能性あり。

4月1日カナダで行われた「レッスルマニア6」で、ハルク・ホーガンがアルティメット・ウォリアーに敗れWWF世界ヘビー級王座から転落。

4月12日来日したビンス・マクマホン・ジュニアと馬場・坂口が会談を行い、ノンタイトルとなった事で難色を示したゴディに代わりスタン・ハンセンとホーガンの試合への変更を決定。また谷津の負傷欠場により鶴田のパートナーがキング・ハクに、佐野直喜に代わって獣神サンダー・ライガーの出場に変更になった。

4月12日東京・キャピタル東急ホテルで出場選手、関係者を集めて「日米レスリング・サミット前夜祭(WELCOME PARTY)」が開催された。

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日米レスリング・サミット

2015年06月07日 20時00分09秒 | 全日本プロレス史
全日本プロレス・WWF・新日本プロレス
日米レスリング・サミット

4月13日東京・東京ドーム 観衆53742人
60分1本勝負
ハルク・ホーガン(1-0)スタン・ハンセン
①ホーガン(12分30秒片エビ固め)
ハンセンがホーガンのバックを取りロープへ押し込み後方回転エビを狙ったが、ホーガンにロープを掴まれ自爆。さらにロープにもたれるホーガンに突っ込んだところへホーガンが頭部にキック。続けざまにアックスボンバーを決めフォール。

タッグマッチ60分1本勝負
ジャイアント馬場     (1-0)ザ・デモリッション
アンドレ・ザ・ジャイアント   (アックス&スマッシュ)
①アンドレ(6分39秒体固め)スマッシュ
スマッシュを馬場がロープに振って16文キック。倒れたところへアンドレがエルポードロップを落としそのままフォール。

WWF世界ヘビー級選手権 60分1本勝負
アルティメット・ウォリアー(1-0)テッド・デビアス
①ウォリアー(6分12秒片エビ固め)
ウォリアーはラリアット3連発からフライング・ショルダータックル。倒れたデビアスの背中にフライング・ボディプレスを決めフォール。
※ウォリアーがタイトル防衛に成功。

60分1本勝負
天龍源一郎(1-0)ランディ・サベージ
①天龍(10分49秒エビ固め)
サページがコーナー最上段からダイビング・ボディアタックを決めたが着地で左ヒザを痛め、立ち上がりふらついているところへ天龍が延髄蹴りからパワーボムを決めフォール。

タッグマッチ60分1本勝負
ジャンボ鶴田(1-0)カート・ヘニング
キング・ハク   リック・マーテル
①鶴田(10分43秒体固め)マーテル
ジャンピング・ニーパットからバックドロップを決めフォール。

IWGPタッグ選手権 60分1本勝負
マサ斎藤(1-0)長州力
橋本真也   蝶野正洋
①斎藤(13分片エビ固め=バックドロップ)蝶野
※斎藤・橋本組ががタイトル防衛に成功。

20分1本勝負
ジェーク・ロバーツ(10分25秒体固め)ビッグ・ボスマン
ボスマンのボディスラムをかわして背後に下りたロバーツは、振り返ってきたボスマンの頭を抱えDDTを決めフォール。

ザ・グレート・カブキ(7分16秒エビ固め)グレッグ・バレンタイン
バレンタインが4の字固めを決めようと前かがみになったところで、カブキが首を抱え込んで回転しフォール。

タイガーマスク(時間切れ)ブレッド・ハート

タッグマッチ20分1本勝負
ジミー・スヌーカ(1-0)渕正信
チト・サンタナ    小橋健太
①スヌーカ(8分28秒片エビ固め)渕
サンタナが渕をボディスラムで叩きつけたところへ、スヌーカがコナー最上段からダイビング・ボディプレスを決めフォール。

20分1本勝負
獣神サンダー・ライガー(8分37秒片エビ固め=ムーンサルト・アタック)野上彰

6人タッグマッチ20分1本勝負
ジョー・マレンコ     サムソン冬木
ダグ・ファーナス  (1-0)川田利明
ダニー・クロファット   北原辰巳
①クロファット(11分56秒エビ固め=タイガー・ドライバー)北原

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