昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

'99ジャイアント・シリーズ

2018年09月16日 20時00分41秒 | 全日本プロレス史
'99ジャイアント・シリーズ

参加外人選手
ベイダー(190cm170kgアメリカ・カリフォルニア出身)10/30
スタン・ハンセン(195cm140kgアメリカ・テキサス出身)
ジョニー・エース(ムーブメント、194cm115kgアメリカ・ペンシルバニア出身)
マイク・バートン(ムーブメント、194cm120kgアメリカ・テキサス出身)
ゲーリー・オブライト(191cm160kgアメリカ・ネブラスカ出身)
ジャイアント・キマラ(185cm170kgボツワナ出身)
ジョニー・スミス(ムーブメント、180cm112kgイギリス出身)

他団体参加選手
(みちのくプロレス)新崎人生(180cm108kg徳島出身)10/17、19は欠場
(バトラーツ)池田大輔(185cm100kg熊本出身)10/9、17は欠場

全日本プロレス出場選手
三沢光晴(アンタッチャブル、三冠ヘビー級・世界タッグ王者)
小川良成(アンタッチャブル、世界ジュニア・ヘビー級・世界タッグ王者)
小橋健太(バーニング)
秋山準(バーニング)
田上明(聖鬼軍)
大森隆男(ノーフィアー)
高山善廣(ノーフィアー)
本田多聞
垣原賢人(アンタッチャブル)
マウナケア・モスマン
泉田純
渕正信(聖鬼軍)
菊地毅(聖鬼軍)
浅子覚
井上雅央(聖鬼軍)
ラッシャー木村
永源遙
百田光雄
志賀賢太郎(バーニング)
金丸義信(バーニング)
森嶋猛
橋誠
丸藤正道
(レフリー)和田京平、福田明彦、西永秀一、山本義浩、マイティ井上

アジア・タッグ王座決定リーグ戦
参加チーム
・垣原賢人&池田大輔
・ジョニー・スミス&マウナケア・モスマン
・本田多聞&井上雅央
・新崎人生&志賀賢太郎
・泉田純&浅子覚
(アジア・タッグ王座決定リーグ戦のルール)
・総当たりリーグ戦を行い、得点上位2チームによる優勝決定戦を行う。
・得点は、あらゆる勝ちが2点、時間切れ引き分けが1点、負けと時間内引き分けが0点。

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・10月9日からサムライTVで、全日本プロレスの新番組「キングスロード」(30分)が放送開始。
・9月21日台湾で起きた大地震を機に、10月30日日本武道館大会から「16文募金」として、会場での募金活動を開始。
・日本テレビの若林健治アナウンサーが、10月30日日本武道館大会から「全日本プロレス中継」の実況に復帰。
・(訃報)馬場選手のライバルであり全日本プロレスの初期のシリーズに参加した事もあるゴリラ・モンスーン(61歳)が、10月6日ペンシルベニア州フィラデルフィアの自宅で腎不全の為に亡くなった。
・(訃報)全日本プロレスで選手・レフリーとして活躍したミスター林(57歳)さんが、11月4日心不全の為に亡くなった。

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コメント

'99ジャイアント・第1戦から第5戦

2018年09月16日 19時55分19秒 | 全日本プロレス史
開幕戦、10月9日(土)東京・後楽園ホール 観衆2100人(超満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
大森&高山&渕(1-0)小橋&秋山&志賀
①高山(25分23秒片エビ固め)志賀
志賀へ高山が滞空時間の長いバックドロップからギロチンドロップを決めフォール。
試合後の高山のマイクアピール(バーニングそんなに弱っちくて、よくタイトルマッチなんて言ってられるな。愛知は俺たちがやってやるよ。てめえらは休んでろ。)からの乱闘を受けて、三沢社長は武道館大会で小橋&秋山対大森&高山戦を発表。

タッグマッチ30分1本勝負
ハンセン&オブライト(1-0)田上&泉田
①ハンセン(11分38秒体固め)泉田
泉田へウエスタン・ラリアットを狙うハンセンを田上がハイキックでカットしコーナーへ振り、そこへ泉田が二段蹴り。しかしハンセンは泉田の足をキャッチして突き放し、起き上がってきたところへウエスタン・ラリアットを決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
三沢&小川&人生(1-0)エース&バートン&キマラ
①人生(19分14秒片エビ固め)キマラ
キマラへ三沢と人生がダブル・ブレーンバスター、小川がフットスタンプを連発した後、三沢のダイビング・ボディプレスから人生が念仏ダイビング・ヘッドバットを決めフォール。

アジア・タッグ王座決定リーグ戦 30分1本勝負
本田&井上(0-0)スミス&モスマン
①時間切れ
残り時間1分、本田がモスマンのバックを取りジャーマンを狙うと、モスマンは逃れようとロープの外に出ようとするが、本田は強引に引き戻して投げっぱなしジャーマンからフォールへ。スミスにカットされると本田はブレーンバスターを狙うが、これをモスマンが首固めに切り返したところで時間切れ。

アジア・タッグ王座決定リーグ戦入場式

6人タッグマッチ30分1本勝負
木村&百田&浅子(1-0)永源&菊地&橋
①浅子(12分14秒片エビ固め=フラッシュボンバー)橋

30分1本勝負
垣原賢人(7分50秒腕ひしぎ逆十字固め)森嶋猛
カッキーカッターから腕ひしぎ逆十字。

20分1本勝負
金丸義信(13分12秒金丸クラッチ)丸藤正道
丸め込み技の応酬から最後は金丸ががっちりと金丸クラッチを決めフォール。

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第2戦、10月10日(日・祝)東京・後楽園ホール 観衆2100人(超満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
エース&バートン&スミス(1-0)小橋&秋山&池田
①エース(21分16秒エビ固め)池田
池田へエースとバートンの合体技からスミスがダイビング・エルボードロップ。これを秋山がカットし乱闘となる中、エースが池田へコブラクラッチ・スープレックスを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
三沢&小川(1-0)田上&菊地
①小川(16分38秒岩石落とし固め)菊地
コーナーポストへヘッドバットを連発しアピールする菊地へ三沢がエプロンからエルボー。続いて小川のバックドロップからのフォールを返した菊地が、小川へ向かって吠えると、小川は目つぶしからバックドロップ・ホールドを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
大森&高山(1-0)ハンセン&キマラ
①大森(15分58秒片エビ固め)キマラ
場外でハンセンとやりあっていた高山が、ロープに走ってきたキマラの足をすくって倒し、キマラが立ち上がったところへ大森がアックスボンバーを決めフォール。

30分1本勝負
ゲーリー・オブライト(11分3秒体固め)マウナケア・モスマン
投げっぱなしのフルネルソン・スープレックスでフォール。

アジア・タッグ王座決定リーグ戦 30分1本勝負
人生&志賀(1-0)本田&井上
①志賀(22分1秒逆さ押さえ込み)井上
井上がアルゼンチン・バックブリーカーを決めようとしたところで、志賀が逆さ押さえ込みに切り返しフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&泉田(1-0)木村&百田&森嶋
①泉田(13分1秒片エビ固め=いん石)森嶋

30分1本勝負
垣原賢人(7分33秒腕ひしぎ逆十字固め)橋誠
垣原は、橋のダイビング・ヘッドバットをかわして、すかさず腕ひしぎ逆十字を決め勝利。

20分1本勝負
浅子覚(12分2秒片エビ固め=SDA)金丸義信

(試合開始12時30分)サムライ「全日本プロレスアワー」収録

前日の試合決定に対しノーフィアーは、「バーニングとやりたいんじゃなくてタイトルマッチがやりたいんだ」というアピールに、三沢社長は武道館大会での世界タッグ戦を決定。(しかし愛知で三沢組が防衛した場合、三沢が2試合出場する事になる為、「神聖なタイトルマッチを2試合やるなんて言うな。決行するなら愛知の挑戦権をノーフィアーに譲る。」というバーニングのアピールがあり、後日武道館での世界タッグ戦を撤回。)

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第3戦、10月11日(月・休)京都・醍醐グランドーム 観衆2050人(満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
三沢&小川&池田(1-0)小橋&秋山&志賀
①三沢(25分31秒エビ固め=タイガー・ドライバー)志賀

タッグマッチ30分1本勝負
大森&高山(1-0)ハンセン&スミス
①大森(14分21秒片エビ固め=ダイビング・ニードロップ)スミス

タッグマッチ30分1本勝負
エース&バートン(1-0)田上&モスマン
①バートン(10分36秒片エビ固め=ダイビング・エルボードロップ)モスマン

タッグマッチ30分1本勝負
オブライト&キマラ(1-0)人生&森嶋
①キマラ(16分2秒体固め=ダイビング・ラリアット)森嶋

アジア・タッグ王座決定リーグ戦 30分1本勝負
本田&井上(1-0)泉田&浅子
①本田(24分33秒タモンズシューター)泉田

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&丸藤
①菊地(16分45秒エビ固め=火の玉ボム)丸藤

30分1本勝負
垣原賢人(10分29秒腕ひしぎ逆十字固め)金丸義信

(試合開始17時)

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第4戦、10月12日(火)高知・中村市民スポーツセンター 観衆1450人
6人タッグマッチ60分1本勝負
小橋&秋山&人生(1-0)エース&バートン&スミス
①秋山(20分44秒片エビ固め=エクスプロイダー)スミス

タッグマッチ30分1本勝負
三沢&小川(1-0)ハンセン&モスマン
①小川(12分21秒4の字ジャックナイフ固め)モスマン

6人タッグマッチ30分1本勝負
オブライト&大森&高山(1-0)田上&本田&井上
①オブライト(17分49秒エビ固め=パワーボム)井上

タッグマッチ30分1本勝負
垣原&池田(1-0)志賀&金丸
①池田(14分46秒片エビ固め=大ちゃんボンバー)金丸

6人タッグマッチ30分1本勝負
木村&百田&浅子(1-0)渕&永源&菊地
①浅子(13分42秒横入り式エビ固め)菊地

30分1本勝負
ジャイアント・キマラ(10分44秒体固め=ジャンピング・ボディプレス)森嶋猛

30分1本勝負
泉田純(12分41秒片エビ固め=ラリアット)橋誠

(試合開始18時30分)

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第5戦、10月14日(木)愛媛・宇和島市総合体育館 観衆1450人
6人タッグマッチ60分1本勝負
オブライト&大森&高山(1-0)三沢&小川&垣原
①大森(19分58秒片エビ固め)垣原
大森は垣原へ、ダイビング・ニードロップからアックスボンバーを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
小橋&秋山(1-0)エース&スミス
①小橋(14分57秒片エビ固め=ラリアット)スミス

6人タッグマッチ30分1本勝負
田上&本田&井上(1-0)ハンセン&キマラ&モスマン
①本田(16分46秒体固め)キマラ
本田がキマラのバックを取ったところへ、田上がハイキック。続いて本田が投げっぱなしジャーマンを決めフォール。

30分1本勝負
マイク・バートン(9分52秒片エビ固め=ダイビング・エルボードロップ)森嶋猛

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&金丸
①菊地(15分19秒エビ固め=火の玉ボム)金丸

アジア・タッグ王座決定リーグ戦 30分1本勝負
泉田&浅子(1-0)人生&志賀
①浅子(18分48秒片エビ固め=SDA)志賀

30分1本勝負
池田大輔(12分45秒片エビ固め=垂直落下式ブレーンバスター)丸藤正道

(試合開始18時30分)

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コメント

'99ジャイアント・第6戦から第10戦

2018年09月16日 19時50分41秒 | 全日本プロレス史
第6戦、10月16日(土)大阪府立体育会館第2競技場 観衆1700人(満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
小橋&秋山&金丸(1-0)三沢&小川&丸藤
①金丸(22分19秒片エビ固め)丸藤
金丸が丸藤へ変形のフェースバスターを決めフォールに入ると、三沢と小川がカットに。小橋と秋山も飛び込み、秋山が小川へエクスプロイダー、小橋が三沢へラリアットを決める間に、金丸は丸藤をボディスラムで叩きつけムーンサルト・プレスを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
大森&高山(1-0)田上&本田
①高山(15分28秒片羽絞め)本田
高山は本田のラリアットをかわしてスリーパーからグランドへ移行し片羽絞めで締め上げると本田はギブアップ。

6人タッグマッチ30分1本勝負
エース&バートン&スミス(1-0)ハンセン&オブライト&キマラ
①スミス(16分33秒片エビ固め)キマラ
スミスはキマラのラリアットをかわしてバックを取るが、キマラに振りほどかれるとキマラの背中めがけドロップキック。その反動でロープに飛ばされたキマラが戻ってきたところを捕まえジャーマンで投げ、片エビに固めてフォール。

アジア・タッグ王座決定リーグ戦 30分1本勝負
人生&志賀(0-0)垣原&池田
①時間切れ
残り時間2分、志賀が垣原を場外で押さえる間に人生が池田へ極楽固め。なんとか垣原が志賀を振り払いリングに飛び込みカット。人生は一度押さえ込んだ(カウント2)後、念仏ダイビング・ヘッドバットを決めるが、これも垣原がカット。再度強引に押さえるもカウント2。続けてボディスラムからコーナーのトップロープを掴んで飛び上がってのフットスタンプを決めフォールに入るが、池田がロープに手を伸ばしたところで時間切れ。

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&泉田(1-0)木村&百田&橋
①泉田(15分8秒片エビ固め=いん石)橋

30分1本勝負
マウナケア・モスマン(10分25秒片エビ固め=ハリケーンクランチ)菊地毅

30分1本勝負
井上雅央(16分27秒アルゼンチン・バックブリーカー)浅子覚

(試合開始18時)「全日本プロレス中継」収録

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第7戦、10月17日(日)伊勢・三重県営サンアリーナ 観衆1600人
6人タッグマッチ60分1本勝負
小橋&秋山&志賀(1-0)エース&バートン&モスマン
①小橋(16分38秒片エビ固め=ラリアット)モスマン

タッグマッチ30分1本勝負
大森&高山(1-0)ハンセン&スミス
①高山(13分34秒原爆固め)スミス

6人タッグマッチ30分1本勝負
三沢&小川&垣原(1-0)田上&本田&井上
①小川(19分51秒岩石落とし固め)井上

30分1本勝負
ゲーリー・オブライト(13分47秒腕ひしぎ逆十字固め)泉田純

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&浅子
①菊地(13分38秒片エビ固め=ラ・マヒストラル潰し)浅子

30分1本勝負
ジャイアント・キマラ(10分14秒体固め=ジャンピング・ボディプレス)森嶋猛

20分1本勝負
金丸義信(12分54秒片エビ固め=ムーンサルト・プレス)橋誠

(試合開始15時)

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第8戦、10月19日(火)長野運動公園総合体育館 観衆1050人
6人タッグマッチ60分1本勝負
オブライト&大森&高山(1-0)小橋&秋山&志賀
①オブライト(18分15秒エビ固め=パワーボム)志賀

タッグマッチ30分1本勝負
三沢&垣原(1-0)ハンセン&キマラ
①垣原(10分25秒ヒザ十字固め)キマラ

タッグマッチ30分1本勝負
エース&バートン(1-0)田上&井上
①バートン(14分19秒片エビ固め=ヘルベント(変形デスバレーボム))井上

アジア・タッグ王座決定リーグ戦 30分1本勝負
泉田&浅子(1-0)スミス&モスマン
①泉田(23分59秒片エビ固め)モスマン
のど輪落としからコーナー最上段からいん石を決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&森嶋
①菊地(13分1秒後方回転エビ固め)森嶋

タッグマッチ30分1本勝負
本田&橋(1-0)小川&丸藤
①橋(14分33秒片エビ固め=ダイビング・ヘッドバット)丸藤

30分1本勝負
池田大輔(10分37秒片エビ固め=大ちゃんボンバー)金丸義信

(試合開始18時30分)

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第9戦、10月20日(水)静岡・アクトシティ浜松 観衆1800人(満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
三沢&小川&人生(1-0)エース&バートン&スミス
①小川(20分42秒岩石落とし固め)スミス

タッグマッチ30分1本勝負
小橋&秋山(1-0)ハンセン&モスマン
①秋山(14分30秒片エビ固め=エクスプロイダー)モスマン

6人タッグマッチ30分1本勝負
オブライト&大森&高山(1-0)田上&本田&井上
①大森(15分24秒片エビ固め=アックスボンバー)本田

アジア・タッグ王座決定リーグ戦 30分1本勝負
垣原&池田(1-0)泉田&浅子
①垣原(21分31秒腕ひしぎ逆十字固め)浅子
垣原は浅子がラ・マヒストラルにきたところで体を入れ替え腕ひしぎ逆十字を決め勝利。

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&橋
①菊地(14分44秒エビ固め=火の玉ボム)橋

30分1本勝負
ジャイアント・キマラ(9分55秒体固め=ジャンピング・ボディプレス)森嶋猛

30分1本勝負
志賀賢太郎(12分10秒片エビ固め=スイングDDT)丸藤正道

(試合開始18時30分)

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第10戦、10月22日(金)千葉公園体育館 観衆2300人
6人タッグマッチ60分1本勝負
小橋&秋山&志賀(1-0)大森&高山&浅子
①志賀(21分49秒片エビ固め)浅子
小橋と秋山はカットに出てきた大森と高山を場外に落とし、小橋が浅子をコーナーに振り秋山がジャンピング・エルボー、小橋がジャンピング・ニー。続いて志賀がジャンピング・バックエルボーから浅子の腕をクロスに決めコーナー2段目に上がり、ダブルクラッチDDTを決めフォール。

30分1本勝負
スタン・ハンセン(9分34秒片エビ固め)新崎人生
人生はハンセンのラリアットをかわして輪廻。これをハンセンがかわし、人生が立ち上がったところへラリアットを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
三沢&小川(1-0)田上&泉田
①(12分25秒片エビ固め)泉田
小川のバックドロップから三沢がダイビング・ボディプレス。これは泉田がカウント2で返すが、三沢は泉田が立ち上がってきたところへロープの反動をつけたランニング・エルボーを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
エース&バートン(1-0)オブライト&キマラ
①バートン(13分25秒片エビ固め)キマラ
バートンはコーナーに上ったキマラを捕まえ雪崩式ブレーンバスター(カウント2)。続けて肩車で持ち上げたキマラへヘルベントを決めフォール。

アジア・タッグ王座決定リーグ戦 30分1本勝負
スミス&モスマン(1-0)垣原&池田
①スミス(23分54秒片エビ固め)池田
スミスは池田をジャーマンで投げ、腰に回した腕を離さずにリバースDDTへ移行しフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
木村&百田&本田(1-0)渕&永源&菊地
①本田(12分55秒エビ固め)菊地
本田はロープの反動をつけて攻撃してきた菊地を抱え上げて、マンハッタン・ドロップからスパインボムを決めフォール。

30分1本勝負
井上雅央(10分3秒アルゼンチン・バックブリーカー)金丸義信
ワンハンド・バックブリーカーからアルゼンチン・バックブリーカーを決め勝利。

30分1本勝負
森嶋猛(10分41秒片エビ固め)丸藤正道
森嶋が丸藤をロープに振りスクラップバスターを狙うが、これを丸藤が切り返そうとすると森嶋はラリアット(カウント2)。続けて再度丸藤をロープに振りスクラップバスターを決めフォール。

(試合開始18時30分)サムライ「全日本プロレスアワー」収録

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コメント

'99ジャイアント・第11戦から第15戦

2018年09月16日 19時45分27秒 | 全日本プロレス史
第11戦、10月23日(土)名古屋・愛知県体育館 観衆6000人
世界タッグ選手権 60分1本勝負
小橋&秋山(1-0)三沢&小川
①小橋(27分25秒体固め)三沢
小橋が三沢へラリアット2連発。カットに出てきた小川を秋山とダブルタックルで場外に落とし、コーナーで背を向ける三沢へ秋山がジャンピング・ニー、続いて小橋が後頭部へラリアットを決めコーナーへ乗せてアルゼンチン・バックブリーカーに担ぎバーニング・ハンマーを決めフォール。
※小橋・秋山組がタイトルを獲得。第40代王者となる。
小橋と秋山は、武道館のノーフィアーとの試合を世界タッグ戦にする事は拒否。

45分1本勝負
高山善廣(8分32秒片羽絞め)ゲーリー・オブライト
高山はオブライトのフルネルソンを切り返してジャーマン(カウント2)。続いてブレーンバスターを堪えられると、ワキ固めから片羽絞めに移行して締め上げ勝利。

45分1本勝負
大森隆男(21分11秒エビ固め)新崎人生
大森のアックスボンバーをソバット、両腕でブロック、フランケンシュタイナーと三度にわたって防いだ人生だったが、大森は人生が立ち上がったところへアックスボンバー。さらに輪廻を受けながらも、もう一発アックスボンバー。これはカウント2で返されるが、さらにもう一発走りこんでのアックスボンバーを決めエビに固めてフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
エース&バートン&スミス(1-0)ハンセン&田上&泉田
①スミス(13分20秒体固め)泉田
スミスはジャーマンをこらえロープに逃げた泉田の背中へエルボーを連発した後、リング中央に戻してリバースDDTを決めフォール。

アジア・タッグ王座決定リーグ戦 30分1本勝負
本田&井上(1-0)垣原&池田
①本田(21分38秒エビ固め=投げっぱなしジャーマン)垣原
本田と井上は垣原をコーナーへ振り、井上がラリアット。これはかわした垣原だったが、待ち構えていた本田に高々と抱え上げられてタモンズパワード。これは池田にカットされたものの、続けて滞空時間の長い投げっぱなしジャーマンを決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&橋
①菊地(13分10秒エビ固め=火の玉ボム)橋

30分1本勝負
ジャイアント・キマラ(8分57秒体固め=ジャンピング・ボディプレス)浅子覚

タッグマッチ30分1本勝負
モスマン&丸藤(1-0)志賀&金丸
①モスマン(13分26秒片エビ固め=ハリケーンクランチ)金丸

(試合開始15時)「全日本プロレス中継」収録

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第12戦、10月24日(日)茨城・鹿島市立体育館 観衆2000人(満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
大森&高山&浅子(1-0)小橋&秋山&池田
①高山(20分8秒原爆固め)池田
高山が池田へヒザ蹴りから高角度ジャーマンでフォール。
試合後、ノーフィアーは小橋と秋山に襲い掛かり、大森が秋山をコーナーに逆さ吊りにし、高山が押さえる小橋へアックスボンバー。そして高山が「おいチャンピオン、寝ている場合じゃねえぞ。武道館はもう少し頑張れよな。」とマイクアピール。これに怒った小橋と秋山は、武道館の試合をタイトルマッチにする事に決定。

タッグマッチ45分1本勝負
ハンセン&田上(1-0)三沢&小川
①ハンセン(12分57秒片エビ固め)小川
ハンセンはカットに出てきた三沢へラリアットを決め場外に落とし、小川へもラリアットを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
エース&バートン(1-0)本田&井上
①バートン(13分57秒片エビ固め=ヘルベント)井上

アジア・タッグ王座決定リーグ戦 30分1本勝負
スミス&モスマン(1-0)人生&志賀
①モスマン(23分4秒片エビ固め)志賀
スミスとモスマンは人生をダブルタックルで場外に落とし、モスマンが志賀へハワイアンクラッシャーを決めフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
オブライト&キマラ(1-0)泉田&森嶋
①オブライト(12分39秒体固め=フルネルソン・スープレックス)森嶋

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&金丸
①菊地(15分16秒原爆固め)金丸

30分1本勝負
垣原賢人(8分30秒三角絞め)橋誠

(試合開始18時)

アジア・タッグ王座決定リーグ戦得点結果
1位5点ー本田&井上組(優勝決定戦に進出)
1位5点ースミス&モスマン組(優勝決定戦に進出)
3位4点ー泉田&浅子組
4位3点ー垣原&池田組
4位3点ー人生&志賀組

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第13戦、10月25日(月)新潟・長岡市厚生会館 観衆1800人
8人タッグマッチ60分1本勝負
三沢&小川&垣原&池田(1-0)小橋&秋山&人生&志賀
①池田(22分13秒片エビ固め)志賀
大ちゃんボンバーからデスバレーボムを決めフォール。

アジア・タッグ王座決定リーグ戦優勝決定戦 60分1本勝負
本田&井上(1-0)スミス&モスマン
①井上(26分18秒アルゼンチン・バックブリーカー)モスマン
井上がモスマンへアルゼンチン・バックブリーカー。そこへスミスが入りロープの反動をつけたキックでカット。さらにロープへ走ったスミスを本田がエプロンからスリーパーで捕まえる間に、モスマンの逆さ押さえ込みを返した井上が再度モスマンをアルゼンチン・バックブリーカーに決め締め上げて勝利。
※本田・井上組が第68代アジア・タッグ王者となる。

タッグマッチ30分1本勝負
大森&高山(1-0)ハンセン&キマラ
①高山(8分44秒片エビ固め=ギロチンドロップ)キマラ
高山はコーナーに上ったキマラへハイキックからデッドリードライブ。立ち上がったところへ大森とサンドイッチ・ラリアットを決めた後にギロチンドロップでフォール。

タッグマッチ30分1本勝負
エース&バートン(1-0)田上&泉田
①バートン(13分19秒片エビ固め)泉田
バートンは泉田のモンゴリアン・チョップを両腕でガードし、ゴールデンレフトからヘルベントを決めフォール。

30分1本勝負
ゲーリー・オブライト(9分エビ固め)森嶋猛
オブライトは森嶋をコーナーへ振り、体当たりからかんぬきスープレックス。カウント2で返されると、髪の毛を掴んで引き起こし投げ捨てパワーボムを決めフォール。

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&橋
①菊地(15分17秒エビ固め=火の玉ボム)橋

20分1本勝負
金丸義信(12分59秒片エビ固め=ムーンサルト・プレス)丸藤正道

(試合開始18時30分)サムライ「全日本プロレスアワー」収録

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第14戦、10月26日(火)宮城・気仙沼市総合体育館 観衆1100人(超満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
ハンセン&田上&井上(1-0)小橋&秋山&志賀
①ハンセン(17分41秒体固め=ウエスタン・ラリアット)志賀

タッグマッチ30分1本勝負
エース&バートン(1-0)三沢&垣原
①バートン(14分28秒片エビ固め=ヘルベント)垣原

6人タッグマッチ30分1本勝負
大森&高山&浅子(1-0)キマラ&スミス&モスマン
①大森(16分29秒片エビ固め=アックスボンバー)モスマン

30分1本勝負
ゲーリー・オブライト(7分エビ固め=パワーボム)池田大輔

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&泉田(1-0)木村&百田&橋
①泉田(17分47秒片エビ固め=いん石)橋

タッグマッチ30分1本勝負
人生&本田(1-0)小川&丸藤
①人生(13分18秒エビ固め=念仏パワーボム)丸藤

30分1本勝負
菊地毅(13分8秒エビ固め=火の玉ボム)金丸義信

(試合開始18時30分)

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第15戦、10月27日(水)福島市国体記念体育館 観衆1800人(満員)
6人タッグマッチ60分1本勝負
小橋&秋山&志賀(1-0)三沢&小川&垣原
①秋山(21分片エビ固め=エクスプロイダー)垣原

タッグマッチ30分1本勝負
ハンセン&田上(1-0)オブライト&キマラ
①田上(11分45秒片エビ固め=のど輪落とし)キマラ

6人タッグマッチ30分1本勝負
エース&バートン&スミス(1-0)大森&高山&浅子
①スミス(16分56秒片エビ固め=ブリティッシュ・フォール)浅子

タッグマッチ30分1本勝負
人生&池田(1-0)泉田&モスマン
①人生(17分38秒体固め=フランケンシュタイナー)泉田

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&本田
①永源(14分9秒逆さ押さえ込み)百田

30分1本勝負
井上雅央(11分33秒片エビ固め=ミリオンダラー・バスター)森嶋猛

20分1本勝負
金丸義信(13分3秒片エビ固め=ムーンサルト・プレス)橋誠

(試合開始18時30分)

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'99ジャイアント・第16戦から第17戦

2018年09月16日 19時40分05秒 | 全日本プロレス史
第16戦、10月29日(金)茨城・つくばカピオ 観衆1800人
6人タッグマッチ60分1本勝負
三沢&小川&垣原(1-0)ハンセン&田上&井上
①垣原(19分14秒片エビ固め=掌底)井上

タッグマッチ30分1本勝負
大森&高山(1-0)エース&モスマン
①大森(15分33秒原爆固め)モスマン

6人タッグマッチ30分1本勝負
小橋&秋山&人生(1-0)オブライト&スミス&キマラ
①人生(16分38秒片エビ固め=ダイビング・ヘッドバット)キマラ

30分1本勝負
マイク・バートン(11分2秒片エビ固め=ヘルベント)泉田純

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&森嶋
①菊地(10分13秒横入り式エビ固め)森嶋

タッグマッチ30分1本勝負
本田&池田(1-0)志賀&金丸
①池田(15分4秒片エビ固め=垂直落下式ブレーンバスター)金丸

20分1本勝負
橋誠(時間切れ)丸藤正道

(試合開始18時30分)

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第17戦、10月30日(土)東京・日本武道館 観衆16300人(超満員)
三冠ヘビー級選手権 60分1本勝負
ベイダー(1-0)三沢光晴
①ベイダー(12分12秒エビ固め)
ロープの反動を使ってエルボーにきた三沢に対しベイダーはベイダーハンマー。回転して倒れた三沢を引き起こしパワーボムを決めフォール。
※ベイダーがタイトルを獲得。第24代王者となる。

世界タッグ選手権 60分1本勝負
小橋&秋山(1-0)大森&高山
①小橋(14分54秒片エビ固め)高山
高山が小橋をフロント・スープレックスで投げ、小橋がコーナーにもたれたところへジャンピング・ニー。しかし小橋はひるまず高山へラリアットを打ち込み、出てきた大森の首筋にチョップ。秋山も飛び込み大森にエクスプロイダーを決めると、小橋は高山の髪の毛を掴んで引き起こしショートレンジ・ラリアットを決めフォール。
※小橋・秋山組がタイトル初防衛に成功。

6人タッグマッチ30分1本勝負
ハンセン&田上&人生(1-0)エース&バートン&モスマン
①ハンセン(16分40秒片エビ固め)モスマン
モスマンがハンセンにキック3連発を決めロープに走り、ロープの反動をつけて返ってきたところへハンセンがウエスタン・ラリアットを決めフォール。
※約一年間、レギュラー参戦してきた新崎人生だったが、全日本プロレスでの修行を終えたとして、この試合で全戦参戦は一区切り。

旗揚げ27周年記念セレモニー
馬場元子さん、三沢社長、ハンセン、田上他、全選手がリング下に並びセレモニーが行われた。
また来年の1月31日に後楽園ホールで、ジャイアント馬場一周忌追悼興行が行われる事が決定。

「'99世界最強タッグ決定リーグ戦」参加チーム発表
場内の電光掲示板で、参加チームが発表された。

6人タッグマッチ30分1本勝負
小川&垣原&池田(1-0)オブライト&スミス&森嶋
①池田(12分55秒腕ひしぎ逆十字固め)森嶋
延髄蹴りから腕ひしぎ逆十字。

6人タッグマッチ30分1本勝負
渕&永源&菊地(1-0)木村&百田&浅子
①菊地(12分41秒片エビ固め=火の玉ボム)浅子

タッグマッチ30分1本勝負
本田&井上(1-0)キマラ&泉田
①井上(13分1秒片エビ固め=ラリアット)泉田

タッグマッチ30分1本勝負
志賀&金丸(1-0)橋&丸藤
①志賀(13分片エビ固め=スイングDDT)橋

(試合開始18時)「全日本プロレス中継」収録

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