
第7戦 7月13日(金)福島・いわき市関船体育館 観衆3800人
6人タッグマッチ60分3本勝負
ザ・ファンクス&鶴田(2-1)シーク&ブッチャー&大木
①ブッチャー(5分47秒体固め)鶴田
ブッチャーは鶴田のジャンピング・ニーパットをかわし、倒れたところへジャンピング・エルボードロップを決めフォール。
②ドリー組(4分13秒リングアウト)シーク組
リング内で6選手の乱闘となり徐々に戦いが場外に移り、そこへ戸口も加わっての場外戦となったが、リングアウト寸前にファンクスがリングに戻り勝利。
③テリー(3分29秒体固め)大木
大木がテリーをボディスラムで投げようとした瞬間にエプロンからドリーが大木の足を引き、バランスを崩したところをテリーが丸め込みフォール。
ドリーのコメント
「あんな奴らはレスラーじゃない。東京でぶっ殺してやる。」
テリーのコメント
「俺たちが負けるわけない。奴らは凶器攻撃しかないじゃないか。15日にはリングに上がれない体にしてやる。」
ブッチャーのコメント
「今日は相手の出方を見ただけ。本当に痛めつけるのはこれからだ。」
シークのコメント
「テキサス野郎を血祭りだ。足でも腕でも折ってやるから見ていろ。」
45分1本勝負
ジャイアント馬場(7分4秒体固め)ムース・モロウスキー
馬場は、モロウスキーがコーナーに上ったところを捕まえてデッドリードライブ。立ち上がったところへ自分から走り込んでの16文キックを決めフォール。
試合中、体育館後方で試合を見ていたテリーをブッチャーとシークが急襲、これでテリーは右耳付近から流血。
タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ロボットR-2&C-3(1-0)百田&園田
①R-2(17分19秒エビ固め)園田
30分1本勝負
石川隆士(13分37秒回転エビ固め)ロジャー・カービー
ロッキー羽田(11分33秒片エビ固め)ミスターX
タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)伊藤&肥後
①大熊(16分41秒体固め)伊藤
20分1本勝負
ミスター林(11分33秒片エビ固め)大仁田厚
淵正信(10分3秒片エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録
キム・ドク全日入団
昨日深夜大田原から東京に戻ってきた馬場とドリー、ドクが話し合いを行い、ドリーの進言もありキム・ドクの全日本プロレス入りが決定。
いわき大会の試合前に馬場代表が記者会見を行い、7月13日付けでキム・ドクの全日本プロレス入りを正式に発表した。また入団に伴いキム・ドクではなく戸口正徳となる事も発表された。戸口は14日松戸大会から出場。
全日本プロレスより戸口正徳の新しいリングネームを募集(ハガキにリングネームを書いて全日事務所内「リングネーム選考係」宛 7月20日消印有効)する事も発表された。
大木のコメント
「言いたい事はいろいろあるが、キム・ドクがそういう気持ちなら、いまさら何を言っても始まらないだろう。キム・ドクにはっきり言っておきたいのは、日本プロレス界の将来に役に立つ男になってほしいという事だけだ。」
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第8戦 7月14日(土)千葉・松戸市運動公園体育館 観衆4500人
60分3本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(2-1)ザ・シーク
①シーク(2分14秒体固め)
シークがドリーを場外へ落とすと、場外でブッチャーがエルボードロップ。リングへ戻ったドリーへシークが凶器突きを決めフォール。
②ドリー(1分58秒反則勝ち)
シークはレフリーの制止を聞かずキャメルクラッチ状態で凶器攻撃を続け反則負け。
③ドリー(13秒エビ固め)
シークが凶器攻撃を決め場外の方を向いた瞬間、ドリーがバックを取って後方回転エビ固めからエビに押さえ込み勝利。
タッグマッチ45分1本勝負
テリー&鶴田(0-0)ブッチャー&大木
①(10分47秒両軍リングアウト)
テリーがブッチャーへかみつき攻撃。逃げるブッチャーをテリーが追いかけ場外戦に。鶴田と大木も場外戦となりドロー。
そこへシークとドリーも加わり、そのままメインの試合開始。
タッグマッチ30分1本勝負
馬場&戸口(1-0)モロウスキー&カービー
①戸口(13分4秒体固め)カービー
ロープの反動をつけての体当たりを戸口にかわされたカービーへエプロンから馬場が16文キック。続けて戸口がブレーンバスターを決めフォール。
タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ロボットR-2&C-3(1-0)石川&百田
①R-2(17分22秒体固め)百田
30分1本勝負
大熊元司(14分体固め)ミスターX
タッグマッチ30分1本勝負
羽田&伊藤(1-0)小鹿&肥後
①羽田(20分58秒片エビ固め)肥後
20分1本勝負
ミスター林(16分24秒片エビ固め)園田一治
大仁田厚(11分52秒エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録
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第9戦 7月15日(日)東京・品川プリンスホテル・ゴールドホール 観衆7800人
タッグマッチ60分3本勝負
ザ・ファンクス(1-1)シーク&ブッチャー
①ドリー(8分23秒片エビ固め)シーク
4選手の場外戦からリングに戻ったドリーがシークの首を押さえてドロップキックを決めフォール。
②ブッチャー(4分27秒リングアウト)テリー
ブッチャーはテリーがタックルにきたところをショルダースルーで場外へ。シークが追いかけてリングへテリーを戻し、ブッチャーがジャンピング・エルボードロップ。これをカウント2で返したテリーだったが、二人がかりでトップロープ越しに場外に投げ落とされると、ダウンしたままリングへ戻れず。
③(5分33秒無効試合)
テリーのダメージが大きく何とかドリーがテリーをリングに上げタッチ。ドリーがブッチャーに対し優勢に攻めるものの、その度にシークが乱入。ドリーの首に手に巻いていたバンテージを巻きつけてブッチャーと二人がかりで攻撃。そこにテリーが助けに入り4選手の乱闘となりノーコンテスト。
ドリーのコメント
「とにかく試合にならん。これ以上やったら誰かが死ぬ。ノーコンテストは仕方ない処置だ。」
テリーのコメント
「ガッデム、あのブタ野郎ども。頭がガンガンして気が狂いそうだ。」
ブッチャーのコメント
「俺たちのそばに近寄ると殺すぞ。」
タッグマッチ45分1本勝負
馬場&戸口(1-0)大木&モロウスキー
①馬場(15分20秒体固め)モロウスキー
馬場はモロウスキーのエルボードロップをかわし、モロウスキーをロープに振って戸口とダブルキックを決めフォール。
30分1本勝負
ジャンボ鶴田(14分45秒片エビ固め)ロジャー・カービー
タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ロボットR-2&C-3(1-0)石川&淵
①R-2(13分18秒エビ固め)淵
30分1本勝負
グレート小鹿(11分41秒首固め)ミスターX
ロッキー羽田(13分25秒片エビ固め)肥後宗典
大熊元司(12分44秒体固め)伊藤正男
20分1本勝負
ミスター林(13分45秒体固め)百田光雄
大仁田厚(14分35秒リングアウト)園田一治
(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録
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第10戦 7月16日(月)長野・木曾福島町相撲競技場 観衆6000人
タッグマッチ60分3本勝負
ザ・ファンクス(2-1)ブッチャー&モロウスキー
①(9分40秒両軍リングアウト)
②ドリー(6分14秒体固め)モロウスキー
タッグマッチ45分1本勝負
馬場&鶴田(1-0)大木&カービー
①鶴田(13分37秒首固め)カービー
30分1本勝負
戸口正徳(11分12秒体固め)ミスターX
タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ロボットR-2&C-3(1-0)石川&大仁田
①R-2(13分47秒エビ固め)大仁田
タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)羽田&伊藤
①大熊(21分45秒片エビ固め)伊藤
20分1本勝負
ミスター林(11分38秒片エビ固め)肥後宗典
百田光雄(15分10秒逆さ押さえ込み)淵正信
園田一治(9分3秒逆エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時30分)
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第11戦 7月17日(火)長野・上田市体育館 観衆3800人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&戸口(2-1)ブッチャー&カービー
①(9分58秒両軍リングアウト)
②戸口(5分16秒体固め)カービー
タッグマッチ45分1本勝負
ザ・ファンクス(1-0)大木&X
①テリー(12分15秒体固め)X
30分1本勝負
ジャイアント馬場(5分30秒片エビ固め)ムース・モロウスキー
タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ロボットR-2&C-3(1-0)林&百田
①R-2(19分22秒体固め)百田
30分1本勝負
ロッキー羽田(19分16秒エビ固め)石川隆士
大熊元司(13分6秒体固め)伊藤正男
20分1本勝負
グレート小鹿(11分42秒首固め)肥後宗典
大仁田厚(14分42秒エビ固め)園田一治
淵正信(9分40秒片エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時30分)
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第12戦 7月18日(水)石川・金沢市卯辰山相撲場 観衆5000人
時間無制限1本勝負
テリー・ファンク(1-0)アブドーラ・ザ・ブッチャー
①テリー(14分8秒反則勝ち)
テリーがブッチャーへスピニング・トーホールド。しかしブッチャーはフォークでテリーの右ヒザを突き刺し、倒れたテリーの右ヒザへフォーク攻撃。制止するレフリーを突き飛ばし攻撃を続け反則負け。
テリーのコメント
「足が痛い、俺のヒザに穴があいている。ガッデム、もうダメだ。」
ブッチャーのコメント
「レフリーはなぜ止めた。止めていなかったらテリーの息の根を止めていたはずだ。日本人はみな俺の敵で、ファンクの味方なのか。」
タッグマッチ45分1本勝負
鶴田&戸口(1-0)カービー&X
①戸口(14分12秒体固め)X
Xへ鶴田がジャンピング・パイルドライバーからブレーンバスター。代わった戸口がパイルドライバーを決めフォール。
30分1本勝負
ドリー・ファンク・ジュニア(11分12秒片エビ固め)ムース・モロウスキー
モロウスキーがドリーをヘッドロックに捕らえ顔面にパンチ攻撃。そこをドリーがバックドロップからそのまま固めてフォール。
30分1本勝負
ジャイアント馬場(9分20秒両者リングアウト)大木金太郎
大木の反則攻撃に怒った馬場は、16文キックから急所打ち。場外へ逃げた大木は、場外から馬場の足を引いて場外へ落として攻撃。そのまま場外戦となりドロー。
タッグマッチ30分1本勝負
ザ・ロボットR-2&C-3(1-0)伊藤&大仁田
①R-2(13分10秒エビ固め)大仁田
タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)羽田&石川
①大熊(22分10秒片エビ固め)羽田
20分1本勝負
ミスター林(11分38秒片エビ固め)肥後宗典
百田光雄(16分57秒逆さ押さえ込み)淵正信
園田一治(11分40秒片エビ固め)越中詩郎
(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録
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