昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第16戦~第19戦('76ジャイアントS)

2011年11月26日 19時20分25秒 | '76全日本プロレス
第16戦 10月11日(月・振)兵庫・洲本市スポーツセンター 観衆2600人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&ジェリー
①(9分58秒両軍リングアウト)
②鶴田(6分34秒回転エビ固め)ジェリー

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(11分30秒4の字固め)ジョン・グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)エリック&テッド
①大木(11分50秒体固め)テッド

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)高千穂&ヒライ
①小鹿(17分5秒体固め)ヒライ

20分1本勝負
サムソン・クツワダ(15分7秒体固め)桜田一男
ミスター林(17分34秒片エビ固め)伊藤正男
肥後宗典(10分44秒腕固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(10分38秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)

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第17戦 10月12日(火)滋賀県立体育館 観衆3700人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-1)ブッチャー&グレイ 
①グレイ(10分5秒体固め)デストロイヤー
②デストロイヤー(7分14秒4の字固め)グレイ
③馬場(2分19秒体固め)グレイ

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(11分11秒回転エビ固め)テッド・オーツ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)エリック&ジェリー
①大木(9分17秒体固め)ジェリー

バトルロイヤル(12人参加)
決勝、ミスター林(14分24秒体固め)百田光雄

タッグマッチ30分1本勝負
高千穂&桜田(1-0)大熊&伊藤
①高千穂(16分32秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(12分56秒体固め)百田光雄
ミスター林(14分32秒片エビ固め)肥後宗典

15分1本勝負
大仁田厚(12分18秒回転エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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第18戦 10月13日(水)静岡・富士市立体育館 観衆2500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-0)ブッチャー&テッド
①馬場(10分12秒反則勝ち)ブッチャー
②鶴田(3分34秒回転エビ固め)テッド

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(14分10秒4の字固め)ジョン・グレイ

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)エリック&ジェリー
①大木(12分5秒体固め)ジェリー

30分1本勝負
グレート小鹿(14分21秒体固め)桜田一男

タッグマッチ20分1本勝負
高千穂&クツワダ(1-0)大熊&伊藤
①クツワダ(17分50秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(9分15秒体固め)肥後宗典
ミスター林(10分27秒体固め)百田光雄

15分1本勝負
大仁田厚(9分42秒逆さ押さえ込み)園田一治

(試合開始18時30分)

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第19戦 10月14日(木)埼玉・坂戸青果市場 観衆2900人
タッグマッチ60分3本勝負
ブッチャー&ジェリー(2-1)馬場&高千穂
①ジェリー(11分10秒片エビ固め)高千穂
②高千穂(3分45秒体固め)ジェリー
③外人組(4分10秒リングアウト)日本組

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(16分41秒片エビ固め)ジョン・グレイ
ザ・デストロイヤー(10分48秒体固め)ワルドー・フォン・エリック

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)小鹿&大熊
①大木(15分2秒体固め)大熊

30分1本勝負
テッド・オーツ(13分9秒片エビ固め)サムソン・クツワダ

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&林(1-0)桜田&伊藤
①林(15分1秒片エビ固め)伊藤

20分1本勝負
百田光雄(13分39秒逆さ押さえ込み)淵正信

15分1本勝負
肥後宗典(11分43秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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天竜入団記者会見
10月15日午後2時から東京・ヒルトンホテル「京都の間」で、ジャイアント馬場と元幕内力士の天竜が出席して記者会見を行い、正式に天竜(本名・嶋田源一郎 26歳 188cm110kg 福井出身)の全日本プロレス入りを発表した。
天竜は18日の新潟大会から巡業に同行してトレーニングを開始し、シリーズ後の30日に馬場と共に渡米する予定。

天竜入団記者会見内容
ジャイアント馬場
「先日来、噂にありました天竜源一郎君の全日本入りを今日、正式に皆さんに発表させていただきます。今後とも皆さんのご支援を心からお願いいたします。よろしくお願いいたします。」
天竜
「今日社長とこの席に来て、正式に全日本プロレスに入る事に決定しまして、これからは全日本プロレスの一員でありますので、全日本プロレスのレスラーの人達と一生懸命協力して、全日本プロレス発展の為に少しでも尽くしたいと思いますので、よろしくお願いします。」

東京スポーツ・山田隆運動部部長の代表質問
自分でプロレスラーになろうかなという気持ちを持たれたのは、いつ頃の事ですか?
天竜「レスラーになろうと思ったのは最近ですね。はっきりした形でね。職業としてですね。」
今年に入ってから?
天竜「そうですね。」
その動機みたいな、直接的なものはあるんですか?
天竜「相撲を13年やってきましたしね、なんか自分が若いうちにできる事っていうかね、でプロレスっていう形ですね。」
プロレスについての知識というのは、かなり持っておられますか?
天竜「ほかの人と同じように新聞とか他に得た資料だけですかね。これから入った時点でね、いろんな事も出てくると思いますけど、そのへんは自分で覚悟してるつもりです。」
相撲を13年間やってこられたわけで、肉体的なものの自信はあるわけですね?
天竜「あります。」
どんなタイプのレスラーになりたいとかは考えてますか?
天竜「歴代のチャンピオンの人の技とかを見ていて、ひきつけるものがあることは確かですから、そういう歴代のチャンピオンの方達の欲言えばいいとこばっかりですね、少しでも吸収したいですね。やっぱり自分には力道山という大先輩がいますから、あの人の形を取り入れたら、何かアピールするもんがあるんじゃないかと思ってます。」
全日本プロレスを選ばれた理由は何ですか?
天竜「プロレスの主流だと思ってますから。主流に入って、社長のプロデュースしてくれた事を一つ一つ消化していけば、必ず自分に対してプラスになると、それで選びました。」
今までプロレスの試合は何回かご覧になったと、テレビなども見ておられますか?
天竜「自分で入るという気持ちが高まってから、欠かさず見ています。」
先ほどの話に戻りますが、歴代のチャンピオンのいい所と、まぁ一口に言うとテクニシャンタイプのレスラーになりたいと、そういう感じですか?
天竜「テクニシャンもいいですけど、ジャンボ鶴田君なんかテクニックははるかに自分より上だと思ってますから、彼にない部分を補っていう形でやっていきたいと思います。」
※以上全日本プロレス中継より、以下東京スポーツ紙面より
リングネームについて
馬場「ここで将来「天竜」の名でリングに上がるとは言えないが、あくまでも筋を通し「天竜」の方向でいきたい。先代の天竜さんからダメだと言われたら、その時はその時で考える。」
身辺の整理について
天竜「後援者の皆さんとの話し合いも無事終わり、身の回りの整理はほとんど片付きました。マゲは妹の結婚式(11月23日)が終わった後、断髪したいと思います。社長も了承してくださいました。」
今後の活動について
馬場「新潟(18日)から巡業に連れて行く。その時はトレーニングで受け身の練習をさせます。そしてシリーズ終了後(30日)アメリカへレスリングの勉強をしに行かせます。その時は私も同行して、プロレスというものをじっくり教えたいと思います。」

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