♦️蓮の用とは
六即円満の徳によって
常に化用(衆生を利益する働き)を施すが故に
♦️蓮の教とは
本有(本来備え持つ)の三身
果海の蓮性に住して
常に浄法を説き
八相成道し
四句成利す
■証道の八相は
無作三身の故
四句の成道は
蓮教の処に在り
只無作三身を指して
本覚の蓮と成す
【★無作の三身
無作とは、つくろわず、はたらかさず、ありのまま。生命は無作
生命はすべて
法身(生命)
報身(智慧)
応身(肉体)
の本有常住(本来固有で生滅変化することなく常に存在する)
の三身を具足している】
■此の本蓮に住して
常に八相を唱え
常に四句の成道を作す故なり
妙法蓮華経の五字
各各五重玄なり
万法の根源
一心三観
一念三千
三諦
六即
境地の円融
本迹の所詮
源、蓮の一字より起こるなり