るるの日記

なんでも書きます

日興上人の立場・日蓮大聖人そのままの正義を継承した硬派

2021-07-10 16:26:18 | 日記
日興上人の立場

幼少で父が亡くなり、母方の由比家に養われた。成長し実相寺に入り、出家。日蓮大聖人が実相寺に入られたおり弟子となり、後に白蓮阿闍梨と法名をたまわった

日蓮大聖人にお供して、鎌倉へ入り、伊東流罪のおりにも、常に随って御給仕申しあげ、伊豆に佐度に折伏の縁を結ばれて、後年まで日興上人の法縁に浴する者が数多くできた

熱原法難には、日興上人の直弟子の日秀、日弁が活躍したが、ついに神四郎等三人が斬罪に処せられた

このとき日蓮大聖人は、日興上人の格別なる化導、活躍をほめられ、本門戒壇の大御本尊を図顕され、日興上人に付属された

1282年、日蓮大聖人ご入滅のおりには、その記録を残され御骨を奉持して身延山へ入り、御遺状どおり身延山の別当職に就任。他の五老僧はおのおのの本国へ引き上げて行った。その後は誰一人、身延へ来る者もなく、自然に一切を日興上人におまかせであった

三回忌を過ぎて民部日向(みんぶにこう)が身延に登山してきたので、日興上人は学頭職につけられた

しかし当時門下は、硬・軟に分かれ、信心、修行、教義等すべて日蓮大聖人のご在世どおりに実行する厳しい日興上人に対し、五老僧は世間に迎合して、天台沙門と名乗ってまで、幕府の迫害を逃れようとしていた

身延の地頭・波木井氏は次第に日向の軟風に染まり、数々の謗法をあえてするにいたった。日興上人は何度も波木井を諌めたが、いっこうに聞き入れず、このままでは日蓮大聖人の正義を顕すことが出来ないと熟慮した末、ついに1289年身延山を出発された。大石が原に本寺を選定され、御大坊ができあがった

宗教弾圧に勝利した日蓮大聖人

2021-07-10 15:44:14 | 日記
日蓮大聖人

■生まれる
1222年2月16日・安房国長狭郡東条小湊の漁村に生れた

■学ぶ
12歳、近所の清澄寺にて天台、真言を学ぶ
鎌倉へ出て禅宗、浄土宗の教義を学ぶ
比叡山に登り宗教の奥義を極め
京都、奈良、高野山等を回り研鑽に努めた

■立宗
1253年4月28日32歳
故郷に帰り、清澄寺にて題目を唱え、諸宗の邪義を破して立宗の第一声を放った

鎌倉へ出て名越の松葉ヶ谷に庵室を結び法華経弘めた

当時の世相は天災があいつぎ、飢饉、疫病と民衆の困苦は募るばかり。日蓮大聖人は人々の不幸に陥る根本原因は邪宗教にあると見抜かれて、1260年に立正安国論をしたため、宿屋入道を仲介に、執権・北条時頼に改宗を勧めた

■政府・諸宗悪徒からの弾圧
幕府はこれを用いないのみか、諸宗の悪徒は結束して日蓮の草庵に放火。難を逃れた日蓮大聖人を捕らえ小豆の伊東に流罪
1261年5月12日より3年間を伊東に過ごした

赦免になり鎌倉へ帰り。ついで故郷の安房へ帰省中、小松原で地頭・東条左衛門尉信景に襲撃され、弟子は殺害され、日蓮大聖人もまた額に傷を負わされた

■弾圧の中で布教する
1268年、立正安国論の予言が的中して蒙古国より書状が到来。日蓮大聖人はまた鎌倉へ上り、松葉ヶ谷にあって、迫害の中弘法に努め、十一通の書状をしたためて、政府の役人と高僧に警告を発した

幕府は日蓮大聖人の警告状には耳もかさず、各宗派は厳然たる日蓮大聖人の書状に接するが、公然と対論することもできなかった

■斬罪されそうになるが、佐渡へ島流しに変更
1271年邪宗は、幕府と結託し日蓮大聖人を捕らえて竜の口に送り、9月12日夜、首をはねようとした。その首謀者は平左衛門であった。しかし不思議な事件によりついに首を切ることができず、斬罪はとりやめとなり、佐渡へ島流しと決定。これより4年間、佐渡島で不自由な生活を送る。佐渡でも数百人の僧侶が塚原の三昧堂へ押し寄せたり、たえず迫害を加えられた
1274年に日蓮大聖人は赦免され、鎌倉へ帰られた

■身延山へ入る
御弟子・日興上人の誘導で身延山へ入られた。これより9年の間、身延山にあって御弟子の養成と折伏弘通の指揮をとられ、各地には弟子が散在して折伏弘通に努めた


■大法難を機会に大御本尊建立
1279年5に熱原の大法難が勃発し、信者三人が断罪、十七人が追放された。これを機会に日蓮大聖人は、弘安二年十月十二日、本門戒壇の大御本尊を建立され、出世の本懐を遂げられた

■一切の化導を日興上人に譲り、後入滅
弘安五年(1282)日蓮大聖人は大御本尊と共に、一切の化導を日興上人にお譲りになり、広宣流布、本門の戒壇の建立は未来に遺命せられ、弘安五年十月十三日、武州池上邸に御歳六十一歳をもって、後入滅あそばされたのである

仏の神通力と、魔の通力を間違うな

2021-07-10 14:21:00 | 日記
魔は仏と反対の働きをする
信仰の妨害
人命を害す
病を起こす
♦️仏身、菩薩身、天界の姿を現ずる
♦️仏と魔は同所にすむ

魔が人を不幸にしようとする働きを【魔の通力】という
通力は自由自在な働きをいう

通力
★生得通(業得通)
生まれながらに持っている業通力

★報得通
諸天の示す通

★修得通
下道や二乗が修行して得る通
天眼通・天耳通・他心通・宿命通・如意身通・漏尽通

★如来秘密神通之力
本仏の最高の通力
あらゆる人を絶対的幸福に導く

♦️仏の神通力と、魔の通力は厳しく区別していかねばならない



守護しない諸天善神に逆切れし開き直る。「我が命を捨てて闘うのみ」

2021-07-10 13:51:57 | 日記
■法華経では諸天善神が必ず法華経の行者を守護すると説かれている

安楽行品では、諸天が法華経の付属を受け、陀羅尼品では鬼子母神・十羅刹女、その他諸天が法華経の行者を守護すると誓っている
「諸天昼夜に、常に法のために、法華経行者を衛護す

■日蓮大聖人は大難に会ったとき
「日蓮の大難を見て諸天善神は何をしているのか。仏前の誓いを忘れたのか。急いで飛んできて日蓮の難を救い、仏前の誓いを果たせよ。もしそうしないならば、仏罰を受けて天界を奪われるのみか、無間地獄へ落ちなければならないぞ」と怒ってる

ここで諸天の加護があるか、ないかの問題が起こる。目前の大難の嵐のうちにあって、なぜ諸天加護の功力がすぐ現れないのだろうか

天の加護を蒙ることがでいないのは
※諸天善神、この悪国を去る
※諸天善神、法味を味わうことができず、威光勢力が無い
※大悪鬼ひとの心中に入り諸天善神も力及ばず

または現罰による
※前世に法華経の行者を迫害すれば、たちまち現罰を受ける
※次の世に無間地獄へ落ちるべき者は、現世に、いかに法華経の行者を迫害しても現罰はない
※甚だしい悪人でなければ、現世に謗法してもすぐ後悔して、正法に帰依することができる
※諸天善神が謗法の悪国を捨て去ったゆえに現罰がない

■【詮ずるところは天も捨てたまえ、諸難にもあえ、身命を期とせん】
「諸天善神が自分を捨てるならば、捨てればよい。多くの難にあうというのならば、あおうではないか。わが生命をなげうって闘うのみである」

との大確信(大開き直り)に立つ時は、現身に即身成仏、金剛不壊の境地を感得するのである





死者の霊にも生存本能が働いていて、悪循環なサイクルを繰り返している

2021-07-10 12:24:19 | 日記
世間とは差別

三世間とは
五陰世間・衆生世間・国土世間
五陰・衆生・国土には差別がある

■五陰世間
五陰とは、色・受・想・行・識という、各人の身体と心。それは各各相違する

色→有形の物質(身体)
受→五感と意識(六根)で外界を受
想→受に対して思いが生ずる
行→想によっての視聴言動の行為
識→思慮分別の知恵


■衆生世間
五陰が仮に和合する衆生
十界にはそれぞれ衆生がいる
各衆生は差別がある

■国土世間
十界の衆生が住する非情の国土
仏→寂光土
菩薩→実報土
二乗→方便土
天→宮殿
人→大地
地獄→赤鉄
国土は差別がある

♦️心霊とは何かを考察する

肉体のないこの世をさまよう心霊は、強力な生存本能によって生かされている。身体が死んだ瞬間、生存本能も眠る。死後49日を過ぎても心霊(四陰)がこの世に留まると、次の転生まで眠っている予定だった生存本能が再び動きだす

死後49日過ぎてもこの世に留まることを選ぶのは、無知で愚かで貪欲な心霊の心の状態だから。そんな弱い心を動かしているのが「今生きたい」という生存本能。それが過去への執着心を持つ心霊に、生存エネルギーを注ぐ、、悪循環

つまり霊の弱い心は、強力な生存本能にとり憑かれて生きている。肉体が死んでから眠りにつき、49日を過ぎたから目覚めた生存本能は、肉体のない心霊に、エネルギーを働かせて生きていく。弱い心の「過去への執着心」に火をつけながら。生存本能は心霊を死なせたくない(成仏させたくない)

肉体があるうちは、生きるに必要な本能も、肉体がない霊にとっては悪鬼となる。悪鬼にそそのかされて、心霊は成仏せず生きる。心霊にとっての成仏は、生存本能が不要な命そのものに成ること

この世に生きる人は、備わる本能を必要最小限に働かせ、命として、はからずに、この世を生きるといいですね

■本能は生きたかったのに
★他人に殺された霊は、心と生存本能が一緒になって犯人を怨む怨霊に

★自分の心に殺された(自殺した)霊は、生存本能から怨まれいじめられ、また自己心による後悔と自己嫌悪、自己否定にさいなまれる

★本能の性欲をもっと満たしたいと、色情霊になって人にとりつく

★食欲を満たされなかった本能は、人にとり憑いて、たくさん飲食する

★ずーっと眠りたかった本能は、人にとり憑いて、人の精気を奪いボーッとさせる

★人と集団でいたい本能は、寂しくて淋しくて人混みをさ迷う


♦️心霊現象も、一念三千世間内に起きている目に見えない現象である。死後の世界があるとすればそれも三千世間内

自己は三千世間に常住する永遠な命だったことを思い出すことで成仏、解放できる
生きている内にどきどき成仏しながら自由と幸福を得たい