るるの日記

なんでも書きます

気象災害・積乱雲が原因で発生【短時間強雨・竜巻・ダウンバースト・落雷・突風・降ひょう】

2021-11-10 14:54:17 | 日記
■気象災害までの期間
★短期間(数分~数日)で発災するタイプは、【積乱雲】という縦方向に発達する対流雲が関わっている

★長期間(数週間~数ヶ月)かかって発災するタイプは、長雨・低温・日照不足・干ばつなど、
動かない気圧配置が関わっている

■積乱雲が発生するとその下ではシビア現象(激しい現象)を伴うことがある

※短時間強雨
※落雷
※突風
※降ひょう

このような気象現象により
気象災害が発生することがある
(現象は災害ではない)

■積乱雲に伴うダウンバーストや竜巻
★ダウンバースト
積乱雲に伴う下降流が
地表付近で、放射状に広がり
被害をもたらす気流

★竜巻
積乱雲に伴い発生する
激しい渦巻き

日本では、積乱雲のかたまりの台風の接近に伴い発生することが多い

■藤田スケール(竜巻などの強さを建物などの被害状況から推定)
米国のシカゴ大学教授だった
藤田哲也氏が考察
現在気象庁では、日本版改良藤田スケールを使用



気象災害・❄️雪や氷が原因で発生【着雪・着氷・吹雪】

2021-11-10 14:21:55 | 日記
■湿った雪による【着雪】で発生する気象災害
❄️湿った雪〈ぼたん雪〉
気温が0℃前後で降る雪は
少し溶けて湿っていて、粒も大きい

ものに付着しやすい【着雪】
付着した雪の重みで
※送電線などが切断したり、風がふいたら振動し、ショートして停電
※鉄塔や電柱などが倒壊
※樹木が損傷

❄️乾いた雪〈粉雪・パウダースノー〉
気温が低い場所で降る雪
さらさら乾いている
その粒も小さい

■着氷による気象災害
★着氷
氷点下で、水蒸気などが物体に衝突すると凍結すること

★航空機が雲(特に積乱雲)の中を飛行すると、雲を構成している雲粒が、航空機にあたって凍結し着氷し、機体のバランスが崩れるおそれがある

★船舶が高緯度の海洋を航行すると、波しぶきが船体にあたり、凍結して着氷し、機体のバランスが崩れるおそれがある

■吹雪による気象災害
❄️吹雪
平均風速10m/s以上の風で、雪を伴う場合

❄️猛吹雪
平均風速15m/s以上の風で.雪を伴う場合

視界が悪くなり、交通障害などに注意する【視程不良害】

気象災害・雨が原因で発生【土砂災害・低地の浸水・河川の氾濫】氾濫と洪水の違いは堤防の有無

2021-11-10 13:44:56 | 日記
■土砂災害
〈土砂の移動〉が原因で発生する自然災害の総称

数日前からの雨が原因になることがあり【先行降雨】、雨が止んだ後も、しばらくは土砂災害が発生する場合がある

★山崩れ
山地の斜面を造っている岩石などが、急に崩れ落ちる

★がけ崩れ
がけの地中にしみこんだ雨水が原因で、突然がけが崩れる

★地すべり
緩やかな斜面に雨水がしみこんで
その地面がゆっくりと時間をかけて移動する

※広い範囲で、1日に数ミリから数センチ程度の動き。だが突然数メートル動くこともある

★土石流
山や谷の斜面から
土や石などが、雨水と一緒に流れてくる
水分の量が多ければ〈鉄砲水〉と呼ばれることもある

■低地の浸水
低い土地は、地中にしみこまなくなった雨水が入り込みやすい

■河川の氾濫
★短時間強雨で、中小河川が
大雨で、大河川も
氾濫することがある

★氾濫とは水があふれだすことで
【内水氾濫】と【外水氾濫】がある

【内水氾濫】
堤防で河川の氾濫から守られている地域(堤内地)に降った雨が、河川へ排水できなくなり、水路からあふれたり、マンホールから下水がふきだしたりすること

【外水氾濫】
堤防で河川の氾濫をくいとめている地域(堤外地)から、河川の水が雨で増えて、堤外地からあふれだす


★短時間強雨や大雨には
具体的な基準はなく
※2~3時間で数十mm以上の雨が降ることを短時間強雨の目安
※断続的に雨が降り、1日の総雨量が100mm以上になる場合が大雨
の目安


■氾濫ににている洪水
堤防関係なく
河川の水位や水量が著しく増加〈河川の増水〉したり、その水が町や農地にあふれだすこと

気象災害・アスファルトに覆われた土壌に降る雨は、河川に流れこみ氾濫多発する

2021-11-10 12:57:56 | 日記
■気象災害
気象現象が原因となって人的・物的被害をもたらすこと
日本で最も多いのは〈雨〉が原因の気象災害

■気象災害は時代とともに大きく変化している

★第二次世界大戦後
大雨による河川の氾濫
台風による船舶遭難や高潮による災害が顕著だった

★現在
※土壌がアスファルトやコンクリートに覆われて、、、
地中に降水が浸透しにくく、浸水までの時間が短くなった

※地中に降水が浸透しにくく、降水は河川へ流れ、短時間の降水でも中小規模河川の氾濫が多発

※崖の下などにも住宅が建設され、崖崩れなどの土砂災害が増加

※都市利用で増えた地下空間に、降水が流れこむ

気象学・【潮目】物質は絶対0度(―273℃)でない限りは電磁波を放射している

2021-11-10 12:29:12 | 日記
■潮目
温度や塩分など
性質の異なる潮流(海水の流れ)の境目
海面があり
左側に暖流(周囲より高温な海水の流れ)
右側に寒流(周囲より低温な海水の流れ)
その境目が潮目

★物質は、絶対0度(-273℃)でない限りは、電磁波を放射している
海面からは赤外線という電磁波が放射されている
【暖流、寒流は絶対0度ではないので赤外線が放射されている】
ポイントは海水温度の違い
※暖流は周囲より高温で
赤外線の放射強度(大)
輝度温度(高)
【赤外画像では暗めに写る】

※寒流は周囲より低温で
赤外線の放射強度(小)
輝度温度(低)
【赤外画像では明るめに写る】
赤外画像では
明るめに写っている所と
暗めに写っている所の境目を
潮目として確認できる
(但し白黒のようにはっきりしていない)