■カルマン渦
孤立した島の、
風下側にできる小さな雲の渦の列
★発生条件
強い逆転層の下にある
層雲や層積雲に覆われている広い海域で、ある程度の高さを持つ島に向かって、強い風が一定方向角から吹いている
↓
島の風下側に元々あった層雲や、層積雲が左右交互に渦をまく
★冬季シベリアから
北よりの季節風が吹いているとき
済州島の風下側で見かけることができる
済州島(チェジュトゥ)→気象予報士試験でよく出る地名
■帯状対流雲
冬季の日本海で、シベリアからの北よりの季節風【寒気】が吹いているときに現れる、幅広い雲の帯
★発生条件
朝鮮半島の北東端の
標高2000m級の白頭山に
シベリアからの北よりの季節風がぶつかる
↓
2方向に迂回し
再び日本海で収束する
【このラインを日本海寒帯気団収束帯という】
↓
上昇気流が発生し、帯状対流雲が発生