品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

測定トレーナー養成の参考資料

2011-08-19 18:03:17 | 品質計量管理
計測技術の開発と教育・訓練(昭和51年8月20日)発行

いよいよ測定トレーナー養成講習会が始まる。

測定トレーナーに必要なことを調べるために、「計測技術の開発と教育・訓練」を読み返してみたら次のようであった。

1.教育・訓練担当者の任務
 訓練対象者に対して、正しく、早く、楽にしかも安全に学習を完了させる。

2.教育・訓練内容の知識と技能
 教育・訓練担当者は、自分の知識内でしか教育訓練できない。教える場合は内容のすうばいの知識が必要である。知識の内容は具体的方法まで理解していることが好ましい。

3.教え方の知識と技能
 教えると言うことは機械的な手順では必ずしもうまくいかない。強い指導意欲が必要であり、着実に辛抱強く行わなければならない。

4.人格的影響力
 受講者から信頼と尊敬を受ける態度が必要である。それには、正しい姿勢、機敏な動作、率直な態度などがある。これらが不足すると受講者から拒否反応が出る。

 現在多くの企業で採用している教育・訓練担当者は、計測の熟練あるいは知識があると判定された人が行っているのが、実情である。しかし、このような人が常に優れた教育・訓練担当者と言い切れないところに問題がある。

参考文献
計測技術の開発と教育・訓練 (社)計量管理協会 昭和51年8月20日(1976年)

意外と直接的に該当する内容が少なかった。

老人のぬいぐるみ