中国製マイクロメータ(2011/12/02)
ISO1002の測定プロセスの設計の講習会で、測定器を選定する方法をコーチング技法をとりいれたロールプレイを行うことを準備している。
ロールプレイの目的
1)経験を生かして更にISO10012を活用するための学習
2)ISO9001の7.5.1製造及びサービスの管理を測定技術で運用しやすくする
3)会社方針と測定管理の情報及び意識の共有化によるコスト削減
マイクロメータの種類
1)従来からのアナログマイクロメータ
2)中国製デジタルマイクロメータ
3)国産のデジタルマイクロメータ
ロールプレイのテーマ
ISO10012の7.2.2の設計プロセスの要求事項を使って、どのマイクロメータが自社のA工程に適しているかを検討する。すなわち、単純に�価格が安いから、�精度が良いから、�中国であるから、�ただ測れれば良いなどの従来からの経験ではなく、ISO10012を利用して自社のA工程に適したものを選んで、選んだ測定器を導入するように経営者・管理者に提案する力を養うテーマである。
検討方法
ロールプレイのメンバーを、社長役、内部監査員役、社員役、フィードバック役として、社員役が社長にコーチングスキルを利用して提案する。内部監査員役は提案に対して社長に適合性を述べる。社長役は社員の提案を聴いて社員がさらに勉強するように指導する。フィードバックは、話し合った内容をメンバーに伝える。
マイクロメータの種類は、0.1μmの新型、アナログマイクロ、デジタルマイクロを予定したが、0.1μmが入手出来なかったので中国製にした。
このISO10012講習会は、12/5に11名の参加を得て行うことになっている。
老人のぬいぐるみ