郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

新聞記事から考えるー10 (籠池夫妻に懲役7年の求刑だって⁉️)

2019年10月31日 | 日記

10/31付東京新聞朝刊によると、昨日、「森友学園問題」の一方の当事者である籠池夫妻に対して大阪地裁は懲役7年を求刑したと報じている。

 

この問題が発生していた頃と時を同じくして「加計学園問題」も事態進行中だった。

この両者に共通しているのは、「国家が不正に関与している」事実である。

 

さらに言うなら、「忖度」という言葉を流行らした一国の首相である安倍晋三首相とその妻昭恵氏の言動や存在が大きく関連していることである。

 

特に前者の事件では、公文書の改竄をさせられた末端の公務員が自殺に追い込まれた悲しい事件も付随している。

彼は、明らかに国の醜い権力構造の中で殺されたと言える。

 

ここまで至っても、国は愚か関係官僚は無罪放免されたまま……

映画「新聞記者」の世界そのものである。

 

今、「身の丈発言」等で揺れる文科省のトップ萩生田光一文科相や加計学園の加計孝太郎氏は、安倍晋三首相の「おともだち」であることは広く知られている。

 

籠池氏は残念ながら安倍晋三首相に彼らのようには扱われなかった。

昭恵夫人から秘書を通じて100万円貰ったなどとバラしてしまったり、露骨に(本来自ら信奉する)極右教育を世に晒されてしまったこと等から切り捨てられてしまったのだろう。

 

決して誉められるべきものでがないが、「安倍友3人組」に比べて、籠池氏の何と人間的な魅力が潜んでいることか……

 

籠池夫妻が懲役7年なら、安倍晋三夫妻には懲役何年が妥当だろうか……

 

-S.S-


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