テキスト主体

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テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

キリンラーメン

2013-06-06 23:02:01 | 日記
中部地方の知人曰く、小笠原製粉のキリンラーメンを知らない名古屋民はいない、ということなので、以前、スーパーの店頭に並んでいたのを買ってあったのですが、数ヶ月の熟成期間を経て、食してみました(大げさ)。



国産原料使用の文字が誇らしく、まだ家庭用即席ラーメンがさほど出回る前の時代の名残りのような「家庭用ラーメン」の謳い文句。
聞くところにはカピバララーメン
ペンギンラーメンもあるらしく、キリンの3種の味(しょうゆ、みそ、しお)と合わせ、5人の戦隊ヒーローのような扱いらしい(ホントか)。
味はあっさりしています。他の即席麺の味噌味と比べると、濃い味が好きな人には、”味噌風味”レベルかもしれません。定番っぽいサッポロ一番にくらべてもごくあっさりした味付けで、他のこってりした味の製品の場合、粉末スープが小袋の内側にこびりついたりするものですが、この製品はさらっと綺麗に出てきます。ただ、味噌味の粉末スープによく見られるように、溶けはよくなく、具たくさんでつくる場合など、よくかき混ぜないと、ダマが残りそうです。麺のコシはフツーです。米粉や豆乳の所為でしょうか、まろやかな感じで付け合わせに入れた根と芽を取ったもやしと食感がよく合います。
国産原料、無添加、化学調味料なし、の製品でありますが、商品企画としては、昔ながらのままで、この味に馴染んだ人に安心して食べて貰おう、という姿勢がうかがえます。
マルちゃん生麺、やラ王などと比べると、物足りないかもしれませんが、他の製品に惹かれて一旦離れてしまっても、戻ってきやすい、そんな感じです。