ヨットで太平洋横断中の辛坊治郎さんらが時化で艇内に浸水、行動不能に陥り、以前紹介した海自の救難飛行艇US-2が、救助要請に応え、二人を無事救助したらしい。
外洋航海用のヨットは、水密構造に加え、強力なエンジンを搭載しているはずですが、浸水して航行不能になったということは、何らかの原因で船体のどこかが破損、あるいは転覆し、エンジンが停まってしまったものかと想像します。
子供の頃読んだヘイエルダールのコンチキ号の航海記、あるいはヴェルヌの15少年漂流記、数々のドキュメンタリー映像などで、外洋の波にもまれるすさまじさは想像できなくもないのですが、あっけなく終わってしまった感は拭いようもなく、せめて、US-2の活躍ぶりに、思いを馳せるのみなのです。
当初の報道では、救助に向かう海保の巡視船の到着は23日未明になるということで、救命艇に乗り移った二人の安否が気遣われたもようですが、1200Kmもの沖合に、一旦は、荒れる海の波高の高さに引き返したUS-2が、再度別便で救助に向かい、無事救助を果たしたことは、以前の記事でも紹介したUS-2の高性能ぶりを証明するものだと思います。
実際、ヘリなどでは到達不能な海域での救助を、これほど迅速に遂行できる乗り物はUS-2以外には無く、荒れる外洋で、要救助者を発見、速やかに救助出来るのは、哨戒機P3-C含めた訓練のたまものでもあると思いますが、なによりも、US-2という飛行艇の概念そのものが、評価されるきっかけになれば良いと、思うのです。
外洋航海用のヨットは、水密構造に加え、強力なエンジンを搭載しているはずですが、浸水して航行不能になったということは、何らかの原因で船体のどこかが破損、あるいは転覆し、エンジンが停まってしまったものかと想像します。
子供の頃読んだヘイエルダールのコンチキ号の航海記、あるいはヴェルヌの15少年漂流記、数々のドキュメンタリー映像などで、外洋の波にもまれるすさまじさは想像できなくもないのですが、あっけなく終わってしまった感は拭いようもなく、せめて、US-2の活躍ぶりに、思いを馳せるのみなのです。
当初の報道では、救助に向かう海保の巡視船の到着は23日未明になるということで、救命艇に乗り移った二人の安否が気遣われたもようですが、1200Kmもの沖合に、一旦は、荒れる海の波高の高さに引き返したUS-2が、再度別便で救助に向かい、無事救助を果たしたことは、以前の記事でも紹介したUS-2の高性能ぶりを証明するものだと思います。
実際、ヘリなどでは到達不能な海域での救助を、これほど迅速に遂行できる乗り物はUS-2以外には無く、荒れる外洋で、要救助者を発見、速やかに救助出来るのは、哨戒機P3-C含めた訓練のたまものでもあると思いますが、なによりも、US-2という飛行艇の概念そのものが、評価されるきっかけになれば良いと、思うのです。