変わったクセというか習慣があります。
何ヶ月かに一度なのですが、目玉焼きを、食べたくなることがあります。
朝食のおかず、ハムエッグ、ベーコンエッグとしてではなく、夕食のハンバーグに載せるためでもなく、卵料理としての目玉焼きだけが食べたくなるのです。
これだけなら、さして変わってもいないのですが、ご存じのように卵料理の真髄は、火加減です。オムレツ然り、煮抜きしかり、だし巻き卵、スクランブルエッグも当然、火加減により風味と食感と味が変わり、消化のしやすさから、栄養価も変わります。
オムレツなど、白身と黄身を溶いてつくる料理と違い、目玉焼きは、好みにもよりますが、ごくフツーに出される場合、黄身の芯の方が半熟の状態が多いかと思われます。
本来なら、低い温度で蛋白の硬化が始まる黄身のほうが固まりやすいのですが、フライパンなどとの接触面から熱の移行が始まるので白身から固くなります。
それがちょっと気にくわない。
ターンオーバー(ひっくり返す)、蓋をして水を差して蒸し焼きなど、白身の上面や黄身を下面同様に火を通す方法もありますが、私の好みの固さ(半熟+)に白身黄身とも同時になることはありません。黄身を重視すれば、白身は固すぎ、白身を重視すれば、黄身が柔らかすぎる。温泉卵の原理を利用して、加温のコントロールでなんとか黄身白身とも同時に私の好みに出来ないか、調理器具(ガスコンロ、ホットプレート、フライパンの湯煎など)を駆使して試しましたが、効果はいまいちです。黄身と白身を別々に調理すれば、目玉焼きじゃなくなります。黄身も白身も、最適な火の通り具合のときには、噛んだときの切れ方、舌触りのよさ、塩がなくても美味しいことなど、魅力にあふれています。
で、どうするかというと、焼きながら、火の通ったところから、食べていきます。
大きめのフライパンを充分に温め、一旦火を消して冷ましながら焼き始め、途中から極くとろ火にして何度かひっくり返し、食べながら火を通していくのです。自宅などでしかできない食べ方焼き方ですが、これで食べる目玉焼きが一番好みに合っています。
何ヶ月かに一度なのですが、目玉焼きを、食べたくなることがあります。
朝食のおかず、ハムエッグ、ベーコンエッグとしてではなく、夕食のハンバーグに載せるためでもなく、卵料理としての目玉焼きだけが食べたくなるのです。
これだけなら、さして変わってもいないのですが、ご存じのように卵料理の真髄は、火加減です。オムレツ然り、煮抜きしかり、だし巻き卵、スクランブルエッグも当然、火加減により風味と食感と味が変わり、消化のしやすさから、栄養価も変わります。
オムレツなど、白身と黄身を溶いてつくる料理と違い、目玉焼きは、好みにもよりますが、ごくフツーに出される場合、黄身の芯の方が半熟の状態が多いかと思われます。
本来なら、低い温度で蛋白の硬化が始まる黄身のほうが固まりやすいのですが、フライパンなどとの接触面から熱の移行が始まるので白身から固くなります。
それがちょっと気にくわない。
ターンオーバー(ひっくり返す)、蓋をして水を差して蒸し焼きなど、白身の上面や黄身を下面同様に火を通す方法もありますが、私の好みの固さ(半熟+)に白身黄身とも同時になることはありません。黄身を重視すれば、白身は固すぎ、白身を重視すれば、黄身が柔らかすぎる。温泉卵の原理を利用して、加温のコントロールでなんとか黄身白身とも同時に私の好みに出来ないか、調理器具(ガスコンロ、ホットプレート、フライパンの湯煎など)を駆使して試しましたが、効果はいまいちです。黄身と白身を別々に調理すれば、目玉焼きじゃなくなります。黄身も白身も、最適な火の通り具合のときには、噛んだときの切れ方、舌触りのよさ、塩がなくても美味しいことなど、魅力にあふれています。
で、どうするかというと、焼きながら、火の通ったところから、食べていきます。
大きめのフライパンを充分に温め、一旦火を消して冷ましながら焼き始め、途中から極くとろ火にして何度かひっくり返し、食べながら火を通していくのです。自宅などでしかできない食べ方焼き方ですが、これで食べる目玉焼きが一番好みに合っています。