テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

う~ん、悩み(≒欲望)は昂進し続けるのが、双眼狂なのか・・・

2013-10-01 20:31:12 | 双眼鏡 望遠鏡
まあ、あと半年ほどで消費税が税率アップするのは必至のようです。
だからというわけではありませんが、この一ヶ月ほど、星空観望が、物欲昂進とリンクしてます。
きっかけは、もうずっと前から分かっちゃいることなのですが、口径、です。

お手軽観望では勝間光学さんのSS10×50SK-Dを手持ち、あるいは一脚で使い、セレストロンのSkyMaster 15x70を三脚に据えて使うことが多いのですが、
手持ち50mmで、数えられる星の数は、一見して、三脚に据えた70mmよりも少ない、ごく当たり前の現象なのです。
ただ、勝間光学さんの中心視野とセレストロンのそれとでは、やはり明らかな差異があり、70mmで一瞥した星野を、50mmを三脚に据えて見較べてみると、ぱっと見に判る星の数こそセレストロンの70mmが多いのですが、三脚に据えた勝間の50mmをよ~く観てみると、キリリとした星の点像が、70mmに劣らず、きっちりと静謐に並んでいることが分かるのです。
もちろん、そこで気になるのは、「じゃあ、もっとイイ大口径機なら、どんな風に観えるのだろう?」ということなので、先日ハイランダープロミナーの特売に惹きつけられたりもするわけです。実際、50mmより大きい口径の質の良い双眼鏡というのは、さほど覗いた経験が無くて、あこがれの対象なのであります。
ただ、前述のハイランダープロミナーやその他の大口径対空双眼鏡は、おそらく、今のお手軽星空観望から較べると、観望へのモチベーションは上がるにしても、稼働率が下がってしまうのは間違いないところです。高価で高性能な機器を充分に駆使できる、良い条件の観望がいつも出来るわけではありません、地理的条件を克服するにも、コストがかかります。星空を第一目的として、たくさんの投資と時間を費やせるほど、気合いが入っている訳でもないのです。本当に良い条件の観望では、肉眼や、テレコンビノのほうが、愉しいとも思います。

お手軽と、見えを簡便に追求しようとして、以前、単体で非常に優れたコストパフォーマンスを持つ一二三光学さんのHK-60を二つ並べて光軸を調整できるようにして、お安く軽い対空双眼鏡に仕立てようと画策したことがあるのですが、筐体の筒の外径が眼幅を上回るため、断念しました。

高品質大口径にも惹かれ、防振双眼鏡の汎用性にも惹かれる中、悩みは尽きないのです。