まあ、情報過多時代に、メディアのあり方が、有り体に云って、現実に追いついてない象徴のような出来事でした。
スマホで読むデジタル版新聞、産経のみ、無料なので、利用しています。更新なども、情報提供側の意向により、号外などが通知されるのですが、本日、「村上春樹、ノーベル文学賞」という号外通知がスマホに表示され、多少なりとも、文学雰囲気の漂う我が家において、私も、その通知の尻馬に乗って、家族に話したわけです。
ご存じのように今年の本当のノーベル文学賞はカナダのAlice Ann Munroさんが受賞したので、完全な誤報だった訳ですが、私も、直後に、他のメディアで検索して、産経の勇み足であったことを知り、家族にもその旨伝えたのですが、どうもばつが悪かったのです。
まぁ、私などより、同じ誤報を受け取った村上春樹ファンや各方面関係者の方々のほうが、もっとばつが悪かったと思うのですが、報道すべき事実が生じる前に、報道内容が決定していて、スケジューリングされ、そのまま誤報となってしまったのは本末転倒というか、ミス、なんてものでは無い、現在のニュースメディアの欠陥を露呈した結果となりました。
もともと、ノーベル文学賞そのものが、権威のみ肥大化して、いびつな人気投票、流行の後追いにすぎないという批判もあるのですが、そのような矛盾と軋轢の現状すら理解していないと思える、デマを飛ばしている訳で、少し深刻に受け止めて欲しいものです。
スマホで読むデジタル版新聞、産経のみ、無料なので、利用しています。更新なども、情報提供側の意向により、号外などが通知されるのですが、本日、「村上春樹、ノーベル文学賞」という号外通知がスマホに表示され、多少なりとも、文学雰囲気の漂う我が家において、私も、その通知の尻馬に乗って、家族に話したわけです。
ご存じのように今年の本当のノーベル文学賞はカナダのAlice Ann Munroさんが受賞したので、完全な誤報だった訳ですが、私も、直後に、他のメディアで検索して、産経の勇み足であったことを知り、家族にもその旨伝えたのですが、どうもばつが悪かったのです。
まぁ、私などより、同じ誤報を受け取った村上春樹ファンや各方面関係者の方々のほうが、もっとばつが悪かったと思うのですが、報道すべき事実が生じる前に、報道内容が決定していて、スケジューリングされ、そのまま誤報となってしまったのは本末転倒というか、ミス、なんてものでは無い、現在のニュースメディアの欠陥を露呈した結果となりました。
もともと、ノーベル文学賞そのものが、権威のみ肥大化して、いびつな人気投票、流行の後追いにすぎないという批判もあるのですが、そのような矛盾と軋轢の現状すら理解していないと思える、デマを飛ばしている訳で、少し深刻に受け止めて欲しいものです。