男子厨房に入る ー 独り言

近頃のシニアは元気がいいのです。まだまだ体力のある間はと動き回っていろいろと感じた事を書き綴っています。

中坊記 13

2012-09-10 | Weblog
温見峠、ブナオ峠
2002/06/04

今年は入梅が例年より遅いようなので、もう1回その前にとまたまた、ツーリングに出かけました。今回は冬季に閉鎖となるR157温見峠を超えて金沢までのツ―リングです。温見峠は能郷白山の麓をこれでもか、これでもかと続く狭路ワインディングで、途中何か所かは道路を横切る小川で危うくスリップという場面もありました。岐阜県側が特に厳しく対向車があるとバイクでも立ち止まって交互に通行しなければなりません。安全に走るのが精一杯で眺めを楽しむという走行は全くできませんでした。工事用の車両に分かり易くするためか各カーブの上方にカーブの番号札が掛けられているのが何かしら、こんな山深い、狭路でも車が入ってくるのかと、不思議な感じがしました。頂上の温見峠は少し広まった所で、県境標識と能郷白山への登山道口がありました。根尾からここまで約1時間半位、狭いワインディングを緊張して走って来ただけに、頂上のこの開けた場所では思わずほっと一息をつきました。今まで通過してきた道からしても冬は絶対除雪が不可能で、冬季閉鎖はあたりまえ、夏でも天候が少しでも悪いと通行を控えたい国道です。峠の頂上からは福井県大野市です、行政区分が村から市にかわったのを実感させる程に、根尾側と比べて整備されていて広く此れが同じ国道とはとても思えない位に快適な走行が楽しめる道に変わっていました。その後、勝山街道、白山街道を通って中継地点の金沢市内へと一気に走っていきました。翌日は早朝4時半に起床し夜もまだ明けやらぬ金沢市内から県道10号を刀利ダムまで走ってきて、通行止め表示です。ここで右折し県道54号を使って石川県から富山県へと抜ける予定をしていたのですが…。でも、その通行止めの表示が??。6月なのに「冬季通行止め」で、期間が7月31日までです。これでは、すんなりと引き返すわけには行きません。「えぇい、行ってまえ」で、強行突破を決定です。ところがそんな通行止めを入っていけばいるわいるわ、軽トラックから1ボックスまで、こんな朝早くからです。多分渓流釣りのマニアでしょう。途中2ヶ所通行止めの柵もキッチリ1台分が通りぬけられるように脇に移動してありました。(ありがとね!)こちらはバイクですから楽々通過できました。それにしても何処が冬季通行止めなのでしょうか??良くわかりませんねぇ。後でよくよく考えて見たのですが、おそらく工事用の車両が入ると道をふさいでしまうので、通行止めにしているのではと、推測しました。通過した時刻は朝まだ早く工事の人もまだ準備中だったのかもしれません。昼間ならさしづめ木陰のトンネルとおもわれるほどの山深い道をずんずんと進みました。俗称「塩硝街道」そんな昔を思わせるにぴったしの道で時間があれば歩いてみても楽しめそうな道です。トンネルも暗く狭く雰囲気は最高です。およそ1時間、森林の中の走行をすれば、急に開けたところに到着、ブナオ峠です。ここで、大門山にこれから登山しようとするグループに出会いました。「通ってこれましたか?」「4輪が何台も入っていましたよ」と、情報交換をしまして、国道156号を目指して山を降りていきました。途中でユンボを積んだトラックとすれ違いました。「あのユンボが道をふさぐのかなぁ?」と思いながらの走行でした。帰宅後、ネットで検索していてわかったことですが、このルート、数多くのライダーや峠マニアが完走を目指して何度も挑戦しておられるとのこと。それを幸運というのか、猪突猛進というのか、一度で完走制覇してしまいました。「ラッキー!?」

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