雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

老いの 一徹

2006-11-07 00:33:43 | Weblog
先ごろ、
小田急線の高架化の問題で
訴訟を起こした方が
判決の日
裁判所前の石段を
上がって行かれる姿を
テレビで 拝見した。

かなりご高齢の方で
周りの方に支えられて
何だか
痛々しかったが、

今は亡き義父と
姿が 重なってしまった。

長年暮らした 環境が
公共の為とはいえ
悪化してしまう。

孫子の為には
何としても
自分が
頑張らなければならない 

そんな風に
思い込んでおられたように
私には 見えた。



義父の場合、
自分が 
正しいと信じたことは
何としても
突き進むところがあった。

年老いて
思い違いをしてしまっても
決してひるまない。

晩年には
そんな 事件が
何度か有って
驚かされたものだ。

自分の取っている新聞の
内容が悪いと言って
新聞販売所の方を
呼びつけて
長々と 意見。

目が悪くなっているのに
作ったばかりの
新しい眼鏡が合っていないといって
眼鏡屋を呼んで
さんざん文句を付けて
取り替えさせる。

最後まで しっかりしていたので
義母の知らないうちに
電話をしてしまう。

相撲好きだったので
相撲部屋へも
各力士についての
意見を
送っていたようだ。
これは、
以前からだったらしいが…

義母が
困る 困る と
よく、こぼしていた。

私たちには
ほとんど実害が無かったので
ニコニコと
見守っているだけだった。


テレビの光景を見たあと

うちのおじいさんみたいな方やね

ウン!

夫婦で 意見一致。
この頃、比較的 平穏。