昨日、間違った詩を載せたので
訂正がてら
詩文全部 載せちゃいます。
落葉松の林を通り抜けつつ
何度も何度もつぶやいて
やっと思い出した詩でしたが
これは間違ってるなと気になって
帰るとすぐ
パソコンで調べました。
いくつか調べましたが
仮名遣い、読点など
ほんの少しずつ
違っていて
とりあえず、こんなものだろうというところで
載せますので
参考にはしないでね。
「落葉松」
北原白秋
一
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
二
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道は続けり。
三
からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。
四
からまつの林の道は
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
五
からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり、
からまつとささやきにけり。
六
からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつまたそのうへに。
七
からまつの林の雨は
さびしけどいよよしずけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。
八
世の中よ、あはれなりけり。
常なれどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。
センチメンタルな乙女だった頃
タダの松林で
友達と口ずさんで
ロマンチックな気分に浸った・・・
雀ばぁばにも
そんな時代があったのですよ
訂正がてら
詩文全部 載せちゃいます。
落葉松の林を通り抜けつつ
何度も何度もつぶやいて
やっと思い出した詩でしたが
これは間違ってるなと気になって
帰るとすぐ
パソコンで調べました。
いくつか調べましたが
仮名遣い、読点など
ほんの少しずつ
違っていて
とりあえず、こんなものだろうというところで
載せますので
参考にはしないでね。
「落葉松」
北原白秋
一
からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
二
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道は続けり。
三
からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。
四
からまつの林の道は
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
五
からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり、
からまつとささやきにけり。
六
からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつまたそのうへに。
七
からまつの林の雨は
さびしけどいよよしずけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。
八
世の中よ、あはれなりけり。
常なれどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。
センチメンタルな乙女だった頃
タダの松林で
友達と口ずさんで
ロマンチックな気分に浸った・・・
雀ばぁばにも
そんな時代があったのですよ
