続けて角川新書を読む。
内山節著の「半市場経済」と文化人類学者の上田紀行著「人間らしさ」の2冊
市場経済の暴走で、おかしくなっている社会と人間が
地域や人間の絆を大切にした経済のありかたで、豊かになっている例を
半市場経済と言う呼び名であらわしている。
「人間らしさ」のほうは、人が交換可能な存在として扱われている現在、
自分を無価値な、どうでもよい存在と思ってしまっている人が増えている。
どうすれば人はかけがえの無さをとりもどせるのか
東工大の先生の著書は、教育の課題をつきつけている。
偶然2冊とも同じような問題意識が・・。