これと同時に頼んだ「苦役列車」は、
日本経済論の副題であるー「国際競争力」という幻想ーにひかれ、
図書館で借りた本。
読む人が少ないらしく、登録すると、すぐに届く。
「構造改革」といい、輸出産業重視の政策で
そういう企業が収益を上げることで利益は万民に滴り落ちると・・。
これが、円高ドル安でいきづまっている。
働いても、親元から独立できず、
結婚もできない若者が急激に増えている
やはり、経済の本はむずかしい。
順番が117番目・・ということは、1週間で読み終え
返す人ばかりだとしても優に2年以上かかる。
区で何冊購入したかわからないが・・。
芥川賞を取ったので2冊以上だと思うが。
諦めて金1200円也で購入する。
ちらっと読み始めると、これが面白い。
文体が読みやすく、表現が私好みである。
こっちの方を先に、多分今夜中に
読み終えそうだな~。
80歳を過ぎて頑張っているクリント・イーストウッド監督。
「じんわりくる映画だった」と弟に聞き、
おじいちゃん達の夕食を早めに終わらせ、見に行く。
ヒアアフター(来世)は誰にとっても興味深い。
しかし、そんなものはないという人がほとんどか。
最初、津波で臨死体験する場面は迫力がある。
この時の強烈な経験を調べるジャーナリストは、
ホスピスでの多くの症例を持つ医学博士に会う。
双子の兄弟を亡くした子どもや
亡くなった人と交信出来、そのことを疎んじる男性が登場。
オムニバス映画のように展開するが、
男性が人生を変えたくて通う料理教室などの部分は、
なくてもよかったかなと思う。
こういう主題はこの程度なんだろうなと思った。
インビクタス(負けざる者たち)の感動はストレートだったが・・。
見たいと思っていた映画、ソーシャル・ネットワークを見た。
最年少でネットの世界で成功したマーク・ザッカーバークの話。
恋人に振られたことをきっかけに
facebookを立ち上げる。
たちまち学内で広まり、友人とともに多くの大学に拡大。
当然、様々な問題が次々おこり、
友人との確執もあったりするが・・。
マーク役の主人公がとても良い。
ちょっとオタクっぽい感じや、金儲けに固執しない感じが。
サクセスストーリーとして描かれていないで、
自らの夢に突き進んで行きたい若者として表現される。
オタク恐るべし!
サッカーの試合を見ている時のわくわく感がある。
今日、エジプトのムバラク大統領が政権から失脚したのも
facebookなどの影響もあるようだ。