花を咲かせよう

鼻先ばあさん、3度目の引っ越しです。
日々の一言絵日記

踏み切り番?

2016-05-30 15:57:45 | 生活

                                        

昨日、おじいちゃんの家に行くと、元気な時座っていた自分の一人がけソファーにいた。

ベッドを低くしてあるので、降りて3メートルも歩けばたどり着ける距離。

そこで居眠りしているので、ベッドで横になったほうが楽じゃない?というと、

「うん、歩くのがな~」と言うので手伝ってベッドにもどる。

前日よりはっきりしているので安心した。

前日に「踏み切り番が、踏み切り番が」と電車の踏み切り番のことばかり話していたので、

夢の話か、ちょっと認知がおかしいのではと気になっていたが・・。

家でオットと話して、電車のふみきりの横に小屋があったり、

手動で踏み切りの上げ下げをしていたことを思い出した。こちらが忘れていた!

どんどん時代は進む。

 

 


ランチ会食

2016-05-27 20:25:18 | 生活

                                       

学生時代の友人たちと、スカイツリー・ソラマチの「国見」という日本料理屋さんで会食をした。

31階なので、スカイツリーに上らなくてもとてもよい眺め。

1時間半ほどで場所を替え、ゆっくりお茶の出来るところに行く。

積もる話がしたいので、長く居ても大丈夫なところを幹事さんが調べておいてくれた。

気がつくと5時になっていた。なんと5時間しゃべり続けていたことになる。

しかし、73,4歳になるというのに、「じき死ぬんだ」と自覚していない者ばかり。

東京に地震がきたら、どう身を守るかなど真剣に話し合う。

 


サラリーマン川柳

2016-05-25 20:46:29 | 生活

                              

去年のサラリーマン川柳で覚えているのは、

「涌きました」 妻より優しい 風呂の声    というもの。

今年の1位は、

退職金 もらった瞬間 妻ドローン  だった。面白い!

これが本当になる人は、面白いとは言ってられないけどね。

 


「若冲」と「海よりもまだ深く」

2016-05-21 19:42:28 | 生活

                  

カンヌで評判のよかった是枝監督の「海よりもまだ深く」を朝一で見に行く。

阿部寛が、気持ちと現実のギャップおおありのダメ父親ぶりを演じ面白い。

共感できる人も多いと思う。これという特別な場面があるわけではないが

「あるよな~、こういうこと」と・・。

 

父の家から帰ると、友人が都美術館の若冲展に行ってきたということで、

絵葉書などを送ってくれていた。

生誕300年記念だが、300年前とは思えない絵。

誰の模倣でもない、独特の画法で色使いも好きな画家だ。

一緒に入っていたシルバー川柳が面白い。

それこそ、みんな「あるある」と言うことばかりで笑える。

・・・・

「二世帯を 建てたが息子に 嫁が来ぬ」・・親類でいる

「起きたけど 寝るまでとくに 用もなし」・・うんうん

「目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ」・・これある

「お若いと 言われ帽子を 脱ぎそびれ」 ・・これオットのこと

 

 


多肉植物

2016-05-19 16:45:25 | 植物

                          

左がいつのまにか増えた多肉植物。

伸びたところをつまんで挿して置いたら、根付いてしまう丈夫さ。

最初どこで手に入れたのかも覚えていない。

もうすこし心身に余裕ができたら、右のようなすてきなものに挑戦したいな~。


ケヤキの葉

2016-05-18 17:09:04 | 植物

                                                   

                                          

今年1月に強剪定したケヤキが4月に芽を吹いてきたので、近所中で大喜びしたが、

ひと月でかなりふさふさになってきた。其の成長力にびっくり。

剪定したときは、かなり違和感があったので、やはりうれしい。

このぶんなら真夏までにはかなりの日陰ができるだろう。

 

今日は、例のごとくランチ女子会を6人で行う。

ランチババ会というほうがふさわしいが・・まだまだ元気。

ジジのほうは、娘夫婦が知り合いで訪問先の酒蔵さんから送ってきてくれたお酒に大喜び。

慣れないチャットでお礼文を送っていた。


方丈記

2016-05-13 20:49:43 | 

                                     

高校生の昔、古文の授業での「方丈記」は、あの有名な「序」の部分だけ。

それでも言葉のリズム感が好きで、暗記をした。

暗記をするということの良さは、幾つになっても忘れないということ。

なぜか気になってコピーして読んでみた(A4で10枚と言う短い文)。

なぜ鴨長明が方丈の庵で隠遁生活に入っていったのかは、私生活で出会った事柄や

安元の大火・治承の辻風・福原遷都・元暦の地震・飢饉等の人びとの様子を書いた文でわかる。

家系から禰宜になっていたかもしれず、歌人の素質もあり、琵琶の素養があったようだ。

世の中の観察・人間の観察は抜群で、哲学者のよう。

今の時代にも通じる「なにか」がある。とても共感した。

読んでよかった。

 

 


3日で満開(ニオイバンマツリ)

2016-05-08 16:26:28 | 植物

                               

                              

ニオイバンマツリは、3日で満開状態になった。

まだ花芽は沢山あるので木全体が花という状態になりそう。

中学校の同級生たちと駅の近くで会うという父親につれられて来た孫が、

じじ・ばばに描いた絵を見せたいと言って家まで来たのが嬉しかった。

先日、描いた絵をほめられたのが相当うれしかったんでしょうね。

ニオイバンマツリに鼻を付け、「いいにおい!」と言って、口にくわえた。

「これから寿司を食べるんだからだめだよ!」と父親に言われているのに

丁度揚がったワカサギを7匹も食べたので心配だったが・・。

 

そして、足元のセダムも黄色い花が開いて、にぎやかになった。

一年中緑で、世話が焼けないので、よく屋上緑化に使われているようだ。

この時期には花も楽しめるし、木のように根を張って始末に困ることもないので、

年配者のガーデニングにはおあつらえ向き。

 

おじいちゃんは、さすがに庭に出ることはできなくなったが。

今日は、昔の知り合いがたずねてくれ、最初は怪訝な様子だったが、

懐かしい人という認識はあり、嬉しそうに笑っていたので、よい刺激になったようだ。

ヘルパーさんも1日に2回来てくれるので、助かっている。

 


ニオイバンマツリが咲き始める

2016-05-05 18:37:35 | 植物

                                                     

「ニオイバンマツリ」が咲き始めた。

2,3日すると紫色が薄くなり、一週間もすると花色は白になるので、

1本の木から2色の花が咲くように見える。

この色の好きな人は多いようで、花の時期には皆の目を引くようだ。

残念なのは開花している日数が短いこと。

あと5日もすると、びっしりと花が木を覆うので楽しみだ。


女子大で「源氏物語」を読む

2016-05-03 18:13:23 | 

                                                                   

津田塾大で行われた「源氏物語」の講義(木村朗子先生)を

学生にコメントシートを毎回配り、感想を書いてもらうと言う手法で書かれた本。

千年も前の古典を現代の女学生はどうとらえるのか?

『源氏物語」は、摂関政治の後宮で生まれ、そこに集う女性たちが最初の読者だったので、

女子学生の感想は、時代背景は違っても共通するものがあったのではないでしょうか。

原文の一部が紹介されているのだが、とにかく、現代の学生のコメントが面白い。

私も高校時代、図書館にこもって読破したが、それ以来の「古典を自由に読む方法」に触れたので、

18歳のとき「光源氏」に感じた感想は、今の若い学生に通じるものがあった。

潔癖な気持ちから、なんだこの男(光源氏)は・・という気持ちは強かったと思う。

今では、時代背景などもっと幅広く捉えることが出来るようになったし、

歳もとったから、もう少し深く理解できるようになったが・・。

戦時中「源氏物語」は、天皇家の内幕を赤裸々に書いていると言う観点で、禁書になったこともあったという。

木村朗子先生の本は、久しぶりに楽しく読むことが出来た。