○もうこんな時期になった
この案内をもらうと気持ちが引き締まってくる。
年度の終わりと年度の始めだ。
水仙が咲き、蝋梅が咲き、梅が咲く。待ち遠しい桜の季節ももうすぐだ。
到彼岸法用のご案内
「この身」を生きる
寒参は神仏に願いが通づると聞きます。
確かに年末の空気には凛とした厳しさや特別な雰囲気があり、自然と背筋が伸びます。元旦を迎えると一転、清らかな神々しさに変わり、そして、節分・立春を迎えると、新しい命、春の息吹きに満ちあふれるように感じます。「私」や「社会」の事情ではなく、「大自然」を目の当たりにすると、「今」・「この身」を実感させられるように感じます。
お彼岸は昼夜平等とのこと。
「大切なあの人」と向き合い、
あるべき「この身」へ背中を押してもらいたい。
水澤山真福寺
(平成30年 春)