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しょうゆの里で「御用蔵」見学

2019年08月26日 | 日々のあれこれ

昨日のこと。

9月1日から「キッコーマンもの知りしょうゆ館」(野田市)が、施設の改修のため、2020年秋まで休館するとのことなので急遽行って来ました。別にこの日でなくても良かったのですが・・・。

しょうゆ館のある「キッコーマン野田工場」。久しぶりに訪れました。

子供が小さい頃、見学に来て記念品の醤油を頂いて帰ったことがあります。この日も家族連れが沢山来ていました。

予約をしていないと「御用蔵」、「売店」、「まめカフェ」しか入館できないとのこと。

受付で事情を話したら「1時間半待てば入館できますよ」と言ってくれましたが、待ち時間が長いので遠慮しました。

なお、売店では御用蔵で製造された「亀甲萬御用醤油」を販売しています。

御用醤油醸造所(通称「御用蔵」)は、2011年に野田工場内に移築されたものです。蔵内は自由に見学できます。

 

この「御用蔵」を始めとする野田市の醸造関連遺産は「近代化産業遺産」に認定されています。

移築前の「御用蔵」は、宮内省(現宮内庁)に納める醤油の専用醸造所として、1939年に江戸川沿いに建設(写真)されました。

老朽化で大規模な補修工事が必要となり、70年の節目に移築工事が行われました。

「仕込桶」。移築にあたり、醤油を仕込む木桶などは移築前のものを使用し、原形に近い形で再現されました。

仕込室」。「御用蔵」では、現在も宮内庁に納める醤油を醸造しています。

「圧搾、火入れ、詰め」もろみを搾って、醤油を仕上げる工程で使っていた装置。

また、伝統的な醤油醸造技術や1939年の御用蔵の建設当時の道具や装置を保存・展示しています。世界100ヶ国以上で醤油を販売しているキッコーマンですが、日本シェア30%、世界シェア50%だそうです。

この後、昼食にコミュニティカフェ「※蔵楽(くらら)」へ。(※道路を走っていて偶然見つけた店です)

幹線道路から少し奥まっていて判りずらい所にある古民家風の隠れ家のような建物です。

内装は今時の設えですが、躯体は築100年以上経っているそうです。

使われている野菜は市内にある園芸福祉ファームで作られた無農薬野菜を使用してます。

「ビビンバ丼」と茄子がたっぷり入った具だくさんの「味噌汁」を頂きました。

 「亀甲萬」の印も明治17年に商標として登録。商標「亀甲萬」は香取神社の「亀甲」と「亀は萬年」をかけたとされています。

 

 

 

 



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