「キッコーマンもの知りしょうゆ館」見学の帰りに立ち寄りました。
真冬の’18.2.25(冬Ver)にUPした「古民家っていいなぁ。(千葉県内) 」で紹介した「 茂木佐邸」(現野田市市民会館)の夏Verです。(詳細は冬Verを! 内容、一部、重複)
正門。戸板は幅の広い一枚板(材は?)です。
正門を入って左側が「野田市郷土博物館(昭和34年開館)」で、千葉県で最初の登録博物館です。
大正13年頃に建てられた、野田の醤油醸造家である茂木佐平治氏の旧宅で、庭園に囲まれた純和風の趣きのある邸宅です。昭和20年代後半まで実際に居住していました。
主屋は木造平屋建瓦葺、寄棟造の家屋(建築面積618㎡)で「国登録有形文化財」です。昭和31年10月、主屋や庭園およそ5,000㎡の敷地が野田市に寄贈され、昭和32年に市民の福祉施設として開館しました。
庭園は平成20年に千葉県初の「国登録記念物(名勝地関係)」に登録されました。
巨大な石灯篭
入母屋造の屋根をのせた車寄せが付く玄関
縁側は半分が畳敷き
廊下用の照明。
左が主庭園。廊下の突き当たりは中庭です。
左から床脇、床、付(出)書院。
長押(なげし)は床柱に「雛止め」になっています。
障子の幅はかなり広いものです。
風呂場は腰高までタイル張りで、上部の壁はベンガラ塗りです。天井は格天井で、一部網代張りです。
因みに『亀甲萬(キッコーマン)』は茂木佐平治家が使っていたものです。
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