田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

サルビア・ブキャナニイ

2024年11月21日 | 花さんぽ・花めぐり

メキシコ原産のとても大きく美しい花「サルビア・ブキャナニイ」(Salvia buchananii

別名 : ブキャナンズセージ(Buchanan's sage)、ブキャナンズフクシアセージ(Buchanan's fuchsia sage)など

シソ科アキギリ属の耐寒性多年草 

 

草丈 : 30~50cm前後。茎は濃いこげ茶色で、葉は暗い緑色

花期:初夏~秋 赤紫色の鮮やかな大輪の花で細い毛で覆われています。花数は少ないようです。


サルビア・エレガンス

2024年11月20日 | 花さんぽ・花めぐり

ハーブとしても知られるメキシコ原産の「サルビア・エレガンス」(Salvia elegans

 英名の「パイナップル・セイジ(セージ)」(Pineapple sage)とも呼ばれ、この名で流通しています。 

葉をすり潰して匂いを嗅ぐとにパイナップルのような香りがあることが名前の由来。

シソ科アキギリ属の半耐寒性多年草 草丈1~1.5m程度 

地上部は冬にが枯れますが、翌春には再び新芽が伸びます。

花期:10~11月 ハチドリ(Humming bird)を誘いやすくするために花色は赤いそうです。

黄金葉の’ゴールデン・デリシャス’(‘Golden Delicious’)


秋の花:クジャクアスター

2024年11月19日 | 花さんぽ・花めぐり

「矢作園芸ダリア園」(10/31)に行った際、ダリア園の傍らに「クジャクアスター(孔雀アスター)」(Aster hybrids)が咲いていました。

宿根アスターのなかで高性品種のものを総称でクジャクアスターと呼ぶとのこと。

北米原産種の選別品種と交配種で、小さな花が無数に咲くタイプです。

名前は小花をたくさんつけた枝が、羽根を広げた孔雀の美しい姿に似ていることが由来。

暑さ寒さに強く強健で、日当たりと水はけのよい場所なら土質を選ばず育ちます。

キク科 シオン属(アスター属)の多年草(宿根)

草丈:80~150㎝

花期:9~11月 花径:1.5~2 cm、一重咲き、八重咲き

花色:紫・藤色・桃色・白・赤


サルビア’ライムライト’

2024年11月18日 | 花さんぽ・花めぐり

私は1年間に自己負担した医療費が10万円を超えるため、確定申告をしています。

マイナ保険証で治療を受けた場合、マイナポータルからe-Taxに連携すれば、医療費控除の申請が簡単に行えるそうです。

治療費の領収書がなくなっても、家族の分も含め、マイナポータルで医療費通知情報を管理できます。

1年間分の医療費通知情報(XMLデータ)は、原則2月9日より申告年分の情報が一括で取得可能とのことです。

まだ、この方法は一度もやったことがありませんが、来年の申告からやってみたいと思います。

 

青紫色の花とライム色のガクとの対比が美しい「サルビア・メキシカナ’ライムライト’」(Salvia mexicana cv. 'Lime Light')

英名:メキシカン・セージ’ライムライト’(Mexican sage 'Limelight')

‘ライムライト’はそのメキシカナ(メキシカーナ)からガクの黄色が濃く、花色が青く鮮やかな個体を選抜した品種です。

シソ科アキギリ(サルビア)属の中耐寒性多年草 草丈:100~150cmほど

花期: 8~11月  長い穂状花序を出し、唇形花を咲かせます。

長い葉柄のある卵形の葉が対生する。葉には艶があり、葉脈が目立つ。

 

 


紅葉:砂糖楓&梶楓&奄美梶楓

2024年11月17日 | 花さんぽ・花めぐり

サトウカエデ(砂糖楓)」(Acer saccharum) 英名:sugar maple

ムクロジ科カエデ属の落葉高木 樹高:30~40m。北アメリカ原産

カナダ国旗にはサトウカエデの葉が描かれていてカナダのシンボルです。また、メープルリーフ金貨などの硬貨のデザインにも取り入れられています。

赤色や黄色などに紅葉

サトウカエデの樹液を濃縮した甘味料が、いわずと知れた”メープルシロップ(maple syrup)”。ホットケーキなどにかけたりします。材も堅牢で家具などに利用されます。
 
世界に流通するメープルシロップの約70%がカナダ産。樹液の糖度は3%で、日本のメープルの木の倍近くの糖度とのこと。
 
 
因みに、日本国内には、30種類程度のカエデがあるが、樹液を採取しているのは主に「イタヤカエデ(板屋楓)」(上:写真)や「ウリハダカエデ(瓜膚楓)」で、糖度1.2%~1.6%ほどです。
 
 
 
日本にもカナダ国旗にあるカエデの形状と極めて類似する「カジカエデ(梶楓)」(A. diabolicum)があります。
 
 
名前は、葉の形状がクワ科コウゾ属の「カジノキ(梶の木)」の葉に似ていることが由来。別名:オニモミジ
 

宮城県以南の本州、四国、九州の温帯地域に分布する日本固有種。樹高:20m超
 
 
花期は4 ~5月。葉が展開する前に、散房花序を前年枝の側芽から出す。
 
 
果期:7~8月:翼果はメグスリノキの次に大きい。(出典:森林総合研究所)
 
枝先に付く冬芽の数が8~12対と多いことが形態的な特徴。そこに着ける花の数も多い。
 
 
葉の大きさは日本のカエデ属の中では最も大きく、秋に紅葉し、黄色に色づく。日当たりが良いと橙色から赤色に色づくことも。
 
日本の森林で「サトウカエデ」に似たカエデを見つけたら、「カジカエデ」の可能性が高いそうです。果実は両種共ビロウド状の毛に覆われている。
 
 
カジカエデによく似た「アマミカジカエデ(奄美梶楓)」(Acer amamiense
 
 
奄美大島以南の琉球列島に数本ほどしか分布しない。日本固有種(絶滅危惧IA類)
 
 
花期:3月。葉が展開する前に散房花序を出す。花は淡緑色で、カジカエデのように赤みを帯びない。
 
 
果実は翼果。カジカエデの葉柄や葉の裏は有毛であるが、本種はほとんど無毛。
 
カジカエデの果実は短い軟毛と長い剛毛が生えているが、本種は短い軟毛だけである。
 
 
長い葉柄を持ち掌状で5裂する葉は秋に赤または黄色に紅葉する。