田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

メディニラ・スコルテキニー

2025年01月11日 | 花さんぽ・花めぐり

サンゴの枝のような「メディニラ・スコルテキニー(ステルテキニイ)」(Medinilla scortechinii)です。

別名:オレンジ・メディニラ(Orange medinilla) マレー半島原産

ノボタン科メディニラ属のつる性常緑低木 

樹高は60㎝~1mになり、樹上に着生することも多い

花期:秋~冬 花径1㎝で4弁花 長さ15~20㎝の円錐花序は花軸、萼ともに美しい橙色。

葉は濃緑色で対生につき、楕円形~長卵形


ケストルム・クルトゥム

2025年01月10日 | 花さんぽ・花めぐり

'241227 夢の島熱帯植物館(屋外)

初見の花です。「ケストルム・クルトゥム」(Cestrum × cultum

品種名は’クレタ・パープル’('Cretan Purple')でしょうか? 

寒さに強い種類のようで、戸外でもよく冬越するそうです。

ナス科キチョウジ(ケストルム)属の常緑低木 熱帯アメリカ原産

花期:周年 花色:紫 枝先に咲く花は筒形で、先が5裂します。

 

ケストルム属には、以前投稿したヤコウボクのほか、以下のようにキチョウジ、ベニチョウジなどがあります。

'060827「ヤコウボク(夜香木)」(Cestrum nocturnum:ケストルム・ノクツルヌム

別名:ヤコウカ(夜香花)夜咲きジャスミン(night-blooming jessamine)など

'040828 「夜香木」の名のとおり、クリーム色の花は夜によく香る。西インド諸島原産

花期:6~10月(環境がよけれは周年)

 

'201204「キチョウジ(黄丁字)」(C.aurantiacum:ケストルム・オーランティアカム

花期:4~8月 枝先に黄色の花が咲く。花に芳香はない。グアテマラ原産。

 

'050326「ベニチョウジ(紅丁子)」(C.elegans:ケストルム・エレガンス

別名:ベニバナヤコウカ(紅花夜香花) メキシコ原産 

花期:4~11月 花に芳香はない?が、紫紅色のよく目立つ花が咲く。

枝は下に垂れる。葉の先が細くとがっている。

 

'201015「ヒルザキヤコウボク(昼咲夜香木)」(C. diurnum:ケストルム・ディウルヌム)

デイジャスミン(Day jasmine)とも呼ばれ、午前中に優しい匂いを日中に放つ。南米原産

'221001 花期:7~10月 白い花弁が反転し、雌しべの柱頭がはっきり見える。


冬~春の花:シンビジウム

2025年01月09日 | 花さんぽ・花めぐり

年末になるとよく見かける「シンビジウム」(Cymbidium sp.)はランの中では最も多く生産されています。

正月に咲かせる為に夏に、山上げなどを行っているそうです。

カトレアやデンドロビウム、パフィオペディルムとともに四大洋ランと呼ばれます。

名はギリシャ語の「舟の形をした」という意味で、唇弁(リップ)が窪んで舟底形をしてることに由来。

現在シンビジウムとして栽培されている園芸品種は、主に熱帯アジア原産の大型で美しい花を咲かせる野生種を中心に改良されたもの。

毎年新品種が誕生し、下向きに垂れて咲く種類もふえているそうです。

ラン科シュンラン(シンビジウム)属の常緑多年草 

花期:12~4月(3~4月がピーク) 花色は、黄色や濃朱、ピンク、白、緑色、茶色など多彩です。

マロンケーキ(Marron Cake)

’ハルマツリ(春祭り)’('Harumatsuri')

’リボンの騎士’(’Ribon no Kishi’)

’ツクモエース・ジージー’(Tsukumo Ace ’GG')

’もも姫(モモヒメ)’(’Momohime’)

’ファーストストーリー’(’Firststory’)

’苺の雫’(Ichigo no shizuku')

’ゴールド・シップ’(’Gold ship’)

’エンザンスプリング’インザムード’Enzan Spring ‘In The Mood’)

上品なピンクの栽培しやすい中〜大輪花

’ハーフムーン・ワンダーランド’(Half Moon 'Wanderland')

’ウダツナイト・ショパンノシラベ’Udatsu Knight 'Chopin Shirabe)

’ラブリームービー・ゴールド・ラッシュ’LOVELY MOVIE 'Gold Rush')

 

 

 

 


葉っぱの世界

2025年01月08日 | 花さんぽ・花めぐり

一昨日、ゴルフの松山英樹がアメリカPGAツアーで新記録となる通算35アンダーで優勝しました。

アメリカツアー優勝は11勝目とのこと。

大谷君をはじめ、日本人の活躍は誇らしい気持ちになりますね。

話は変わりますが、blogの「記事下のリアクションボタン」が押せない状況が続いていましたが、1月7日から押せるようになりました。

 

昨年の7月10日、つくば植物園の「夏休み植物園フェスタ(7/20~)」に先立ち、写真展「葉っぱの新たな顔と貌(かお)~写真家・吉野晴朗の世界~」が開催されていました。

一目見て葉っぱの美しさに感動したのを覚えています。遅くなりましたが投稿します。

吉野さん曰く、『木々の葉っぱと遊ぶと、いろいろな世界が広がり、改めて身近な葉っぱに不思議さと美しさと愛らしさを感じます。

絵を描くように葉っぱを構成し、透過光を使って撮影をしました。わくわくするような「葉っぱの新たな顔と貌」が見えてきました。』とのことです。

この他、たくさん魅力的で可愛らしい作品が展示されていました。なんだかほっと!しますね。

吉野晴朗さんのプロフィール

大阪芸術大学美術学科卒業後、およそ40年に渡り日本各地を巡り、地方の郷土富士やふるさとの佇まい、巨樹などを撮影し、のべ16冊の写真集を出版するとともに、数々の写真展を開催。日本写真家協会・富士学会 会員。


美しいバラには綺麗な棘と実がある

2025年01月07日 | 花さんぽ・花めぐり

今日で”松の内”が明け、新年の生活に戻りますが、正月気分が抜けない人もいるかもしれません。

今年も平穏な日々が続くことは願わずにはいられません。

まさか戦争に巻き込まれたりしないように。

 

秋バラの花が終わり、「果実と刺」が目立っています。

美しいバラには綺麗な実と刺があります。実の色、形、大きさも様々です。

’センセーショナルファンタジー’Rosa canina ’Sensational Fantasy’)

花よりも実を楽しむ品種で、長期にわたって美しい実が楽しめます。

’アメリカン・ピラー’(American Pillar)長楕円で大きな実

’ハイアワサ’(Hiawatha)

’ファビュラス’(Fabulous)

’アルバ・セミプレナ’(Alba Semi-plena)

大変実付きが良く、果実酒などに利用されます。

サクライバラ(桜茨)」(Rosa multiflora var. carnea

テリハノイバラ(照葉野茨)」(Rosa luciae

ノイバラ(野茨)」別名:ノバラ(野薔薇)Rosa multiflora

 

なお、バラの果実を「ローズヒップ(Rose hip)」と言いますが、バラの実が全て食べられるようになる訳ではないそうです。

特に「イヌバラRosa canina:ロサ・カニーナ)の実が基本的にローズヒップになるそうです。別名:ドック・ローズ(Dog rosa)

イヌバラの他にも「ハマナス」↑も使われるそうです。ビタミンCが豊富で、美容によいとされるほか、感染症予防にもなります。

また、ハーブティ、ジャム、ゼリー、シロップ、サプリメントを作るためによく使用されるそうです。

 

‘リージャンロード・クライマー’

深紅の美しい棘です。

’まほろば’ こちらも深紅の刺です。