みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 アカショウビンのなく頃

2019-06-23 22:06:19 | 日記
ハイトリガミ
朝、起きると梅やんは、「この家はウチじゃのう」と言いました。朝から変なこと言うやつじゃ!
暖かくなり急にイエバエが増えたので、昔ながらの蠅取り紙を丸一日仕掛けたら、43匹もくっついていました。田舎にはハエに限らず虫がいっぱい居ります。
午前中は曇りでした。梅やんはユズの花を見に散歩に行きました。アカショウビンの鳴き声がしていました。この時期に、ピロローンと良く通る声で鳴く夏鳥です。
ユズの木を見る梅やん
散歩コースにはユズが有る
昼からは雷が鳴り強い雨が降りました。梅やんは家の中で、3回も「瀬津のジイさんは生きとるんだろうか?この家を作るときは石垣を積んでくれて、1万円もくれた」と、同じことを言いました。ジイさんは40年も前に死んだよ、と言うと、「そんなにはならん」と否定します。
よく頭が痛いと独り言のように言います。頭が調子悪いのでしょう。
休みの日に梅やんに付き合うのは大変です。
認知症の長谷川式の知能検査は重症度の判定にはならないそうですが、梅やんの先日の検査結果の10点というのは、やや重度の範囲内だそうです。そろそろ発症から9年目に入るので中程度を超えて重度に入りかけたということでしょうか。
認知症の患者の経過観察には、安定した家族介護者が居る実家の環境はちょうど良いと思われます。これからも見たまま、ありのままの梅やん像を記録して参ります。
生ゴミを捨てる梅やん
梅やんの夕食
昼食は冷やしそうめん、夕食はウインナーとポテトサラダ、豆腐、ほうれん草、トマト、お汁でした。
夜も雨が降り続きました。


それでは今日はこの辺で。月曜日は、私は急な用事で三好市まで往復し、夜に帰ります。梅やんはデイサービスです。


みなみの梅やん介護日誌 庭の草むしりする梅やん

2019-06-23 04:05:48 | 日記
午前3時、梅やんを起こして紙オムツを変えたところです。
昨日、私が午後4時ごろ帰ってみると、洗濯機に使用済み紙オムツを入れてありました。でも回してなくて良かったです。
仏壇
この頃は仏壇も片方だけまつるようになりました。左右対称が長い間の習慣でしたが、こうした事も忘れていくようです。
私の顔を見ると、「この家はうちのいえか?うちにおるんじゃのう」と聞いてきました。
「小畠の婆やんは生きとるんか」というので、そりゃあ死んだぞ、と教えてあげました。
夕方には外に出てきて庭の草むしりをしていました。

ニワトリが卵を3つ産んでくれていました。
買って置いたお弁当は食べてあり、寿司は全部残っていました。自分が作ったキャベツの千切りには菜種油と醤油が入っていました。アブラはいりません。
私は、梅やんに朝の分の胃薬を飲ませ、イクセロンパッチを張り替えました。最近は胃の調子が良くなりましたので、イチョウ葉エキスの錠剤をひとつずつ再開しております。
今日は日曜日で休みです。朝のニワトリが元気に鳴いています。今日はこの辺で。