みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 制御できない梅やんの精神

2020-06-02 06:10:00 | 日記


昨日の朝、梅やんはデイサービスの迎えの車で元気に家を出て行きました。雨は降りそうで降らなかったので、私は昼までに裏山のスギを3本切る作業ができました。


午後、梅やんを迎えに行こうと着替えているところへチイ叔母が留守中に預かってくれていた郵便物を届けにきてくれました。布マスク2枚が梅やんに届きました。先にケアマネージャーさんから1枚いただいた布マスクが有るし、梅やんはこれで3枚になりました。


デイサービスへ梅やんを4時過ぎに迎えに行き、フミ叔母宅へ空豆とダイコンをもらいに寄りました。88歳になるフミ叔母は元気に畑仕事をしておりました。


梅やんはフミ叔母にあまり話しかけようとはせずに、豆を貰うと「日いくれる、早う帰ろう」と言いました。



家に帰ってきました。


梅雨に入り、どんよりとした夕暮れです。


夕食のおかずは八宝菜とそら豆です。かたわらの電気炊飯器にはご飯が一杯有ります。


那賀町長から梅やんに10万円が支給された事の通知をジーと見ている梅やんです。半分を私におくれと言うと、「いやじゃ」と言いますが、何でくれるのかは分かりません。


夜、私は2時間半寝て人の気配で起きて見ると、梅やんは炊飯器を空にして「メシ炊こうにもコメが無い」とまだ起きていました。昼に炊いたご飯は2合余り有るのに、それを丼に入れて冷蔵庫に冷やしてありました。おまけに昼の紙パンツに糞を付けたままです。トイレに誘導して夜の紙パンツを渡すと糞のついた紙パンツの上に重ねて履こうとします。脱がせようとすると、「親のパンツ脱がすな!アホウ」と抵抗します。コントロール不能に気が狂っている梅やんです。
時計はまもなく12時です。その後の梅やんはグッスリ眠っておりました。
今日はデイサービスへ行きます。私は朝から先に出て、つるぎ町まで所用にいてきます。4時からは木沢診療所受診です。
それでは今日はこの辺で。