みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 農薬と認知症

2020-06-24 08:15:00 | 日記
昨日、私は東みよし町の知人が92歳で施設入所されたという話を聞きました。認知症になり近くの娘が通って見ていたのですが、着衣なしで外に出るようになり止むを得ず入所になったらしい。梅やんはもう少し在宅で頑張れるのでしょうか。


今朝は草刈りをしました。気が付くと奇形の植物が生えています。
かつて、梅やんは庭の除草にランドアップという農薬除草剤を使っていました。葉に薬液を散布すると根まで浸透して枯らすのです。グリホサート系薬剤です。写真は、右から昨年に私が散布したイタドリ、カヤススキ、名を知らぬ小木が、今年は散布してないのに奇形で生えてきているものです。ススキは早くも穂を出しています。
この除草剤は人間の脳に影響してアセチルコリン系神経細胞を破壊して認知症の原因になる可能性が指摘されています。
それで今年は使わないようにしました。その代わりにヤギに草刈りをさせることにしました。


今朝も元気に朝食を食べる梅やんです。


樫戸丸は朝の澄んだ空気に緑が映えて見えます。
梅やんはデイサービスへ。私は阿南市に用事があるので、ついでにデイサービスまで送ってゆきます。
それでは今日はこの辺で。




みなみの梅やん介護日誌 紙オムツを外して尿失禁

2020-06-23 06:02:00 | 日記
梅やんはデイサービスで日中預かりしてもらっています。認知症の治療はデイサービス、という位置づけで9年間をやってきました。昨日も私は午前8時前に先に実家を出て、昼間の所用を済ませて午後6時に実家にやって来ました。その間、梅やんはデイサービスの迎えを待ち、送ってもらって帰ってきておりました。昼間はそれで良いのですが。
夕食を済ませて、風呂を済ませて、薄い紙パンツの中に夜用の厚い紙オムツを挟み込み梅やんにはかせてから寝させました。この方法はケアマネージャーの看護師さんから教わった方法です。午前3時に、確かめてみると梅やんはちゃんと紙オムツを外して寝て、小便を負かしていました。


認知症になると介護者の言う事を聞きません。勝手に紙オムツを脱いで、取って放って寝て平気になります。ケアマネージャーさんが言ってくれた通りにはうまくいきません。夜間は小便たれ流し、ウンコを体に付けて、異物を食べ、薬を飲まず、ゴミの中で独り暮らしというのが梅やんの状態でしょう。


紙パンツや紙オムツは社会福祉協議会から安く一定量は購入できるのですが。


今朝も良い天気です。梅やんはデイサービスの日です。
それでは今日はこの辺で。




みなみの梅やん介護日誌 瀬津の爺さんの思い出話

2020-06-22 05:30:00 | 日記


昨日は日曜日で梅やんと私は家におりました。昼に電話がかかってきて梅やんが電話に出ました。私に変わると、カジさんからでした。裏山の隣接地を所有するカジさんです。梅やんにカジさんを知っておるかと聞いてみると、「山持ちのカジさんか」と正確に記憶しているようです。平成14年当時の県道改良時の測量図は親たちの言う境界だろうが、先方の主張は少し北西寄りとの事です。


夕食のおかずにキャベツを刻んでいた梅やんは、マヨネーズと台所用洗剤を一杯入れて泡だったモノを食べようとしています。こんなモノ食えるかと言うと、「ワシは食べる」と梅やんは主張します。


結局、キャベツを捨てて大根スリに変えました。梅やんは「この大根はカライ辛い」と文句を言います。


食事中、梅やんは親を思い出したのか、「瀬津の爺さんは『梅よ、梅よ』というて家にようきてくれてリキさんと酒飲んでいたわ。ほんまに困った時には助けてくれた」と普通に話をしてくれました。アホな事をする梅やんと正常な話をする梅やんとが目の前に居ります。そう言えば、瀬津の中川の爺さんは小学生になる私のランドセルを買ってくれました。茶色の皮でした。その爺さんは94歳で亡くなったと思います。徳島市で最期まで長男が家で見ておりました。親を見るのは男の子のしごとなんでしょう。
今日も梅やんはデイサービスです。それでは今日はこの辺で。






みなみの梅やん介護日誌 週末の梅やん

2020-06-21 06:01:00 | 日記


昨日、私は阿波池田で買い物をして国道を東へ向かい、徳島市沖洲のセツ姉宅に預けておいた梅やんを車に乗せて、南方へ向かい木沢の梅やんの自宅に連れて帰りました。走行距離は160キロメートルです。


実家に着くと、梅やんはカバンを肩に掛けて車から出てしっかりと歩いて家の玄関に向かいました。午後8時です。週末の梅やんはこれがしばらく続くでしょう。


8年間の独り暮らしの頃はこのようにひとりでバスを降りて歩いて帰宅していたのでしょう。あの頃、私は想像することはありませんでした。
今日は日曜日です。ゆっくり休みましょう。それでは今日はこの辺で。




みなみの梅やん介護日誌 梅やんのお腹は異常なし

2020-06-20 05:06:00 | 日記
私は夢の中で、20年も前の東京のホテルに泊まっていた。出張のためだった。同僚から6月28日の予定を聞かれたが、答えられなかった。何だろう?夢に出てくることは変な事ばかりだった。目が覚めたら、ここは何処だろうと思った。しばらくして井川町の自宅のベッドだと気がついた。午前3時だ。よく寝ていた。梅やんの脳はこんな状態だろう。
さて、昨日、梅やんは、上那賀病院で胃カメラと胸のレントゲン写真と腹部のCTシーティー検査をしてもらいました。


この写真の病院の壁に貼ってあるポスターのように、この頃の胃カメラは鼻からいれます。梅やんはよく辛抱ができていたと看護師さんから褒めてもらいました。結果はどこにも異常はありませんでした。それでは梅やんの腹痛の訴えは何でしょうか。口癖でしょうか。


梅やんの昼食は午後1時過ぎに紅葉川温泉の食堂で食べました。海鮮丼ぶりです。朝食抜きのためほぼ全部食べれました。
午後3時には徳島市のセツ姉宅に着いて、泊めてもらうことにしてきました。

それでは今日はこの辺で。