みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 冬の様子

2023-01-21 04:32:00 | 日記


一昨日の梅やんの表情は、1年半前の脳出血の出来事があって以来で一番の顔をしております。よくここまで回復したものです。医療、ショートステイ、デイサービスでのリハビリ、在宅での家族親戚との関わり、コロナ禍での対応、大自然の中で生きること。梅やんのエンパワメント持てる力の発揮です。


昨日は移動日。朝からの準備に忙しい。


寒い、風のある朝は山羊も小屋の中で休んでいます。草が枯れて食べる物がありません。留守にする間は牛用のアルファルファとオーツヘイを与えておきます。


庭先の畑の古くなった網の片付けが終わりました。かつてウコッケイを飼っていたところです。


朝からヘルパーさんが来てくれ、外出の準備を一緒にしていただきました。梅やんは10時に日和佐へ向けて家を出ました。


西三子山。途中でフミ叔母宅に挨拶して下へ車は走ります。


途中で休憩して、11時半に日和佐の特別養護老人ホームへショーステイしました。この頃はコロナが流行っているので、抗原検査キットを事前に施設からもらっておき、家で検査して陰性を確認してから入所します。


その後、私は小松島のスシローで昼食、徳島自動車道上板サービスエリアで休憩、美馬インターで降りて南岸へ渡り半田の国道脇で休憩仮眠して三好市へ帰りました。その後、井内地区の新聞配達に行き、みのり薬局で高流動栄養食2箱を購入し、池田へ住民の見舞いにより、6時から妻と箸蔵のアサン食堂で夕食に行きました。移動の日の1日が終わりました。
木沢の実家に干しておいた洗濯物はチイ叔母が夕方に取り込んでくれたそうです。ありがたいことです。
それでは今日はこの辺で。










みなみの梅やん介護日誌 梅やんの言語脳力すごい

2023-01-19 23:33:00 | 日記


今朝はヘルパーさんが来てくれました。私は5時まで寝ていたので、体調が良くて早めに梅やんの朝食の用意を済ませてヘルパーさんが来るのを待っておりました。30分間の身体介護を済ませて帰る時、梅やんが「これからどこへ行くんで?」と聴きました。ヘルパーさんが、サカシュウと言うと、「ほなきいつけて行きなよ!」と返しました。声かけが上手なヘルパーさんですが、梅やんの頭は回転しております。


午後1時過ぎにチイ叔母が入浴介助に来てくれました。入浴前の写真にしっかりした顔で写っております。


入浴中は自分で顔に右手でお湯を掛けて自分で洗います。チイ叔母が帰る時も、梅やんは「ありがとう」と言えました。
脱水が治り、神経伝達物質の残存機能を助けるリバスチグミンテープの効果もあってか、梅やんの意識がはっきりした1日でした。
さて、明日はまたショートステイします。2泊の予定です。
それでは今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 上那賀病院外来受診

2023-01-19 01:37:00 | 日記


昨日、梅やんは朝から準備して上那賀病院循環器のイワサ先生に診てもらいに行きました。昨年9月退院後初めての受診です。


11時過ぎに病院に入ると他の患者は2人しかおらず空いていました。


胸のレントゲンを撮り、血液検査をして、心電図の検査をしてもらい、入院でお世話になったイワサ先生に見てもらいました。


エレベーターの鏡。
結果は、心房細動の心電図、血糖値ヘモグロビンA1cが6、4値で、心不全の数値(NT-proBNPは2580)も高い、胸の写真は入院で取った時よりも良い状態でした。現在のヒワサクリニックの薬で大丈夫です、とのことでした。血液検査で少し脱水状態なので水分を追加するように、と言われました。尿素窒素BUNが35、7mgで高い。確かに看護師が採血する時に、血管から採血器に血液が引きにくくドロドロした状態でした。


帰りにフミ叔母宅へ寄ると、しっかりした表情でフミ叔母に褒めてもらいました。


紅梅が咲いていたのをいただいて帰りました。




良い笑顔です。


玄関で日光を浴びてから家の中へ入りました。
今夜は静かに寝ております。
それでは今日はこの辺で。








みなみの梅やん介護日誌 タムシの光治療

2023-01-18 00:21:00 | 日記


昨日は早朝より良いお天気になりました。ヘルパーさんが来てくれて、下着を替えたり、大便の処置をしたり、左脇に軟膏を塗ったり、私との共同作業で充実した30分間でした。


樫戸丸は雪をかぶっております。


昼から1時間ほど日光浴でタムシの治療をしました。


左が麻痺した腕です。ここに日光を当て乾燥させます。


温かいので良かったです。在宅介護であればこうした工夫をして治療することができます。


梅やんは意識レベルは低くてほとんど目を開けませんでした。
それでは今日はこの辺で。








みなみの梅やん介護日誌 梅やん無呼吸

2023-01-17 01:42:00 | 日記


昨日は終日の小雨が降り続きました。梅やんは朝から眠りかけた状態で意識レベルが低い状態でした。チェーンストーク呼吸という心不全の無呼吸が続いておりました。不整脈がひどくて弱々しい脈拍でした。酸素吸入の状態で指先の酸素は91%から97%を繰り返します。昨年の7月ごろと同じ状態です。


セツ姉たちが帰るので言葉をかけましたが、梅やんは反応しません。


セツ姉に梅やんの様子を見てもらいながら、私は坂州の店まで灯油などの買い物にいてきました。ナカイズミ商店の安ちゃんが、お母さんはどうですか、と聞いてくれました。私は、きょうだいでかわるがわるみよる、と答えました。


私はセツ姉に、梅やんの息が止まったら救急車は雇わずに自分の車で上那賀病院まで連れて行くわ、と話しておきました。セツ姉たちは午後2時に帰って行きました。


5時を過ぎて、帝国酸素の会社の車が酸素ボンベの交換に来てくれました。先程は那賀町木頭の北川まで行き、木沢の奥まで来るのが遅くなったのだと言います。自宅は北島町だと言う。しきびだに温泉へは私用で何度も来たことがあるとのことでした。仕事が終わって家に帰るのは7時半にもなるだろうと思いました。梅やんが酸素のおかげで命拾いしたと、私はお礼を言っておきました。


その後、フミ叔母たちが見舞いに来てくれましたが、梅やんは反応を示しません。フミ叔母は梅やんの手首を握り、脈が弱いと言いました。


キミちゃんの車で帰って行きました。
夕食の栄養食を、胃ろうのチューブが抜けたためにシーツに漏らし汚してしまい、シーツ交換しました。


夜中になると、梅やんの呼吸は正常に戻り、私も安心しました。
それでは今日はこの辺で、また明日。