分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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気ままに綴っています

マインドワンダリングから抜け出す方法

2018年07月03日 | 心・メンタル

今日は、

360度思考の展開ゲームのクリアの方法

マインドワンダリングから抜け出す方法

についてでした

(前回より続き→お釈迦様の”悟り”と認知行動療法

 

少しでも分かりやすくするため、イラストを使ってみます

前回、前々回からの復習、おさらいも兼ねて、LISA流認知行動療法の流れを今一度見ていきます

 これが360度思考の展開の略図です

この円は、わたしの頭の中意識の中です

 

幅が狭く、固執した考えや思考ばかりに捉われ、そればかりを延々ループしていたわたしでしたが、

360度思考の展開によって随分と沢山の考えや思考を網羅させることが出来ました

 

そして次の段階、網羅させた思考から抜け出す方法

メタ認知・マインドフルネス状態になるための略図はこちらです☟

わたしは、円の中から飛び出してしまいました

飛び出したことで、全体像を上からよく眺めることが出来ます

 

そして、円から飛び出している”今のわたし”は、

わたしはその人のことが嫌いなわけではないと実感できた

わたしも嫌なやつ?ほっておけよ?とその人に思われるかもしれない

わたしの意見や考えに賛同出来ない人がいるからといって、わたしの全てをその人は否定しているわけではない


どうやら今のわたしは、、

この3つの考えを、CHOICEしている(意識が向いている)ようだ!!

ということが分かりました

 

まず第一に、落ち込みやすい人、くよくよしやすい人、または怒りっぽい人というのは、

このチョイスがあまりに少なすぎるのです

 同じ思考にばかり捉われ、他のことが見えなくなりがちです

さらに言わせてもらえば、そこにしか注意が(意識が)が向いていないのです

 

360度思考の展開をさせた後、上に抜けて全体像を眺めることで、、

今の自分はどの思考・考えに意識が向いているか?(CHOICEしているか?)が、分かるようになります

他の思考・考えも沢山転がっていることも分かるようになります

 

だからこそ、360度思考の展開ゲームがまず必要なのですね

 

ちなみに…

しつこいですが、感情は扱いません

 

最も最低なのは、固執しているうえ偏った、、数少ない思考や考えばかりにしか注意が向いていないことに気付きもせずに…

さらにそれに加えて、そこに化学物質である感情まで乗っけて…

感情というビックウェーブにまで飲みこまれてしまうこと…

これこそまさに悲劇・喜劇的と言えましょう

 

 

以前、発達障害と視床機能の弱さについて、仕事が続かない病気という記事のなかで書きました

その記事を今一度参照して欲しいのですが、

視床機能の弱さ=注意機能の弱さ・歪みに繋がっていると書きました

 

注意機能が歪んでいる人というのは、その思考や感情ばかりに注意を向けてしまっているのです

(主に前頭前野の働きが関係しています)

 

視床の弱さ、注意機能の弱さとは、その時の記事の続きでも紹介した同時並行処理が苦手多動傾向カクテルパーティー効果が効かない、ということ以外にも、

(なんとも困ったことに?)感情や思考に対してもこの効果を発揮してしまうのです

 

たとえば、“わたしは嫌われてる”と、そんなことばかりを考えている人は、

他のことには一切注意を向けずに、ひたすらに“自分は嫌われている“

というところばかりに注意が向いてしまっている

ということになります

 

これは、ある意味、本をじっと黙って読んでいられない…、

授業中に先生の話を静かに椅子に座って聞いていられない…

(☝時にADHDって言われるやつのことですね)

のと同じなのです

注意機能をしっかりコントロール出来る、つまり、、=集中力にも繋がる

のですから、そりゃそうですよね…

 

どーでもいいことばかりに延々注意を向け続けてしまったり、

注意を向けなけばいけない時(授業で先生の話を聞く、や、仕事でPCに向かう、など)に注意を向け続けることが困難になります

 

ある一点に集中力を維持したり、もしくは数か所に意識(注意)を分散させたりといった、その時その状況に応じて注意・意識をコントロールが出来ない(苦手な)人たち…

というのは、どれも視床機能が弱いことが関係しているのですから

(もちろん他にも栄養不足なども関係していたり、原因は視床だけではありません!!)

 それを、「その子はあなた(母親)に気付きと学びを与えるために、魂の成長のために生まれてきたのだから、ありのままを愛しましょう」

とかいう展開が、明らかにおかしいのは言うまでもない…視床機能や栄養面のフォローしないとね…

 

 一昔前に流行ったスピリチュアル番組、オーラの泉で、ラルクアンシエルのTETSUさんが見事にこの注機機能の歪みっぷりを発揮し、

(自分の書いた曲作る曲が人気なことには目もくれず、マイナスなところしか見ていない)

美輪明宏さんにかな~り喝を入れられていました

彼もなかなかの注意機能歪みっぷりでしたので、おそらく視床機能が弱いんでしょうね←余計なお世話


残念ながら、その時の動画は削除されてしまって見れないようでしたが、世の多くのラルクファンがブログでその時の内容をアップしている人がいるので、興味のある人は探してみてください

 

さて、

イラストでは少し見づらかったので、

マインドワンダリングから抜け出す方法の大きなポイントは下記にもまとめました

 

・自分は上に抜ける

・網羅した沢山の思考をチョイスしているのは自分自身である

・チョイスは常に同じとは限らず、常に変化する

・チョイスしている自分に気づく

 

このポイントに少しづつ慣れて、頭に刷り込まれていくなかで、

これはただの言葉遊びのゲームだということに気付いてきます

(一気に出来ると思ったら大間違いです!!←お釈迦様がどれだけかかったことでしょう

 

円の中に展開された沢山の沢山の思考は、ただたんに、その時その瞬間の自分が、その思考をチョイスしているだけに過ぎず、

そこに(その思考に)注意が向いている状態に過ぎないのです

 

そしてそれはまた明日にはまた別の思考をチョイスしているかもしれないし…、

数秒後にはまた別の思考に変わっているかもしれない…

 

その時その瞬間瞬間に、どの思考・どの考えに意識が向いているか(注意が向いているか)、

それだけの違いなのです

 

それが分かると、たとえば自分にとって嫌な思考が湧いてこようとも、

また逆に嬉しい思考が湧いてこようとも、


(あっ、今わたしは〇〇〇という思考に注意が向いている、〇〇〇という思考をチョイスしているんだな…)


”ただそれだけのことだ”ということに気付くのです 

だからこの世はマーヤ(幻想)なのです…

一人一人がその時その瞬間、自分だけの宇宙を創り上げています…

 

その瞬間瞬間、明日には、もしくは数秒後には変わるかもしれないその思考・考えってやつに捉われ、

それがあたかもリアルに見えてしまい、そのこと以外に見えなくなる…

 

その思考・考えすらも、自分で勝手に生み出し、その中のひとつ(または数個を)その時CHOICEしているに過ぎないのです

 

すごく難しいですが、すごく簡単です…

 

出来たら、ここ数日で何回かに分けて書いてきたLISA流認知行動療法の記事を何度も何度も読み直して、

頭に刷り込んでください

(そんな”もの好き”はいないかもしれませんが

自分が注意機能が歪んでいると思う人は、必ず役にたちます

 

そこらの認知行動療法の小難しい&分厚い本を読むより、よっぽど時間は掛からないうえ、

わたしの方がより単純明快です。

 

なにかの考え・思考がじわじわと頭の中に浮んできた時は、今日のこの記事の内容を思い出し、

CHOICEしている自分のことを思い出してみてくださいね

 

LISA流認知行動療法の概要

いかがでしたでしょうか??

 

LISA流認知行動療法のやり方概要については、

近々動画でも作って随時アップしていこうと思っています

今年一年も、既に折り返しになりましたので

わたしの今年の後半戦の目標です

 

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