血液検査データの白血球(分画)で自律神経のバランスが間接的に分かることは前回の記事で書きました
そして、血液検査データってやつは本人にとって身体の通知表みたいなもんだ
ということも書きましたが
今日もまたまた白血球の話
白血球と糖尿病の関連性に関する話題です
こちら参考👇
https://www.med.nagasaki-u.ac.jp/intmed-1/case/data/2013/syoudoku_2013030102.pdf
白血球数が高い人ほど糖尿病になるリスクが高いことを示唆する文献です
白血球が増加する原因は、白血球が身体の警察官・パトロール隊の役割を担っていることからも想像出来るように
身体が何らかの緊急事態に陥っているから
警官やパトロール隊・消防隊を必要としている状態ってわけです
感染時ははもちろんのこと、妊娠した時、煙草を吸っている人🚬
白血球は一万近くに上昇してくるはず
身体に入ってきた菌を退治するため、悪い菌やウィルスに対抗するため、活性酸素の影響に打ち勝つため
と、様々な要因で上昇しますが、
白血球数増加と糖尿病発祥が相関関係にあるということは、
糖尿病指標であるヘモグロビン値やGA値に変わるひとつの新しい糖尿病指標になると思います
癌もそうですが、糖尿病は簡潔化するとインスリンを出す場所であるランゲルハンス島で炎症が起きてしまい、
正常に機能しなくなっているってことです
細胞と細胞膜の慢性炎症ってやつですね~
(この身体の中で起きている慢性炎症は、目に見えない自覚症状がないからこそ、やっかいです)
身体のなかで長期的に消えないボヤ火事が延々と続いているわけで、
そんな身体では警察官と消防車を必要としている
彼ら(白血球)がフル活動
だから、、
=(イコール)白血球が高くなってくる
て、ことだと思うのですが、
インスリンを出す細胞がダメになってきて遂に"はい、あなた糖尿病…"と診断される以前に、
白血球も同時に高くなるという経過を踏んでいるはずです
とあらば、
喫煙者で常に白血球数が高い人はもしかしたらマスクがかかって参考にはならないのかも(?)しれませんが、
白血球数の数値の変化からも糖尿病を(糖尿病に限らずに)気を付けていけるということになりそうです
炎症を表す血液検査項目であるCRPやフェリチンや、糖尿病指標として一般的なHBA1C・GA、1.5AGは場合によって健康診断などの検査項目に含まれないこともありますが、
必ずと言ってよいほど検査してもらえる白血球
この白血球数の変化で健康管理のひとつの指標になるのなら、これは有難いことではないでしょうか
白血球数の数値の変化一つとっても身体の状態を反映する重要な指標になるという
まぁ…。糖尿病に限らずに、身体のなかで慢性炎症を起こさないことが一番大事なんですけどね
これがなかなか現代の暮らし方食生活を考えても…ヒジョウニムズカシイと感じてしまいますが。。