分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

代用にならない大豆粉のグルテンフリー                   

2019年12月30日 | 身体・健康

大豆粉と米粉少しいれて作るモチモチ蒸しパンが大好きで

小腹が空くとよく作って食べているわたしが言うのもなんですが

 

 

今日はわたしの大好きな大豆…のブラックなお話



栄養豊富で

万能食材と名高い大豆のアンチ記事

 

 

食材にはすべてメリット・デメリットがあるのは百も承知の助ですが

なんでも白か黒かで、極端

過剰になりすぎるわたしですから、

 

 

大豆のデメリットを無視しまくって

突っ走ってきましたが

 栄養学の奥に深入りすればするほど、大豆のデメリットの壁に何かとぶち当たります




たとえば大豆は食物繊維豊富で、
SIBO疑いのある腹部膨満感・ガスやゲップが多い人にはあまりおススメ出来ない
低FODOMAP食では避けられる食材



発酵食品もNGなことが多い人たちです
(わたしもこの傾向がまだ多少なりとも残っています)




そして大豆に含まれる物質が甲状腺機能を低下させる作用があるらしく、

甲状腺機能が弱まっている人にとっては食べ過ぎに注意が必要🙌



わたしは散々大豆摂っているけど、

定期的な甲状腺機能検査のフォローを見る限りではそこまで変化してませんが
体質とかもあるかもしれません

(かと言って健康な甲状腺数値でもないので、
もしかしたら完全に大豆フリーにしたら良くなるのかも?)



また高たんぱく食、アンモニア過剰の弊害も無きにしも非ず


アンモニアが過剰になると、
人によってはメンタル不調が出てしまう人もいる😪



(すべての食材に言えるとはいえ、)
まあこんな感じで大豆のブラックな話は尽きないことは確かですが



今日は腸の弱い発達障がいの人には黙っていられない、
腸の炎症に関わる大豆の話




恐怖のリーキーガット…です

腸の粘膜に穴があき、

本来は身体にとって大切な栄養素だけを通過させるはずがその穴から
分子のデカい異物が通過してしまい


全身に巡って免疫が狂う



しかもほとんどの人が気付かずに…
たとえばリウマチや膠原病とか鬱とか、不定愁訴に原因不明で悩まされるという

いとも恐ろしい腸壁の状態、それがリーキーガット




この腸の壁に穴をあけてしまう物質がグルテンとかカゼインってことで
GFCFダイエットする人は多いです

もちろんわたしも極力さけていますが
(チーズは大好きでパンより我慢できないですが…山羊チーズはアレルギー的にまだ良いみたい)


 

しかし、
レクチンという物質の存在を完全に甘くみていたわたし



リーキーガットの人のNG食としてはたまに目にする”大豆の文字”ですが

リーキーガットしてないならそこまで神経質になっていなかったのですが、
ちょっと調べてみるとグルテンとカゼインフリーするなら、


むしろレクチンフリーもしなきゃあまり意味ないかもっ…ってくらい


レクチンやばかったのです💀💀💀


 



というのも、レクチンはタイトジャンクション
開いちゃうらしいです😑😑😑😑



タイトジャンクションって、
腸粘膜の細胞同士に隙間が出来ないように(これによって異物は通過できない)してくれているものなんですが



レクチンがそのタイトジャンクションを小麦・グルテン、乳製品同様に広げてしまうということ




ポストハーベスト農薬の問題もそうですが
小麦の害は小麦に含むグルテンだけの害に限らず、
いくつもの身体にとってよろしくない要素が沢山あります



そんなこともあって、小麦・グルテンフリーは近年盛んに叫ばれ
その認知が広がりつつある


と言いつつも、
パン屋にスーパーのパンコーナーに、
前の人のレジかごバック(笑)にと…

覗けばその広がりは嘘ではないかと思うほど
みなパンが大好きですが



そしてカゼインフリー

こちらに関しても、
わたしが子供のころは飲め飲め牛乳だったものが

今でこそ
あまり飲ませない方が良いんでないっ??
って変わってます
(もちろんタンパク質を摂れるというメリットもある)



グルテンとカゼインフリーをメジャーになりつつあるなか
レクチンフリーはまだ健康マニアと医療関係の一部の人を除き皆無状態



実際にはグルテンの親元がレクチンらしく、
なかなかやばいタンパク質らしい😱

グルテンの親分って、、、
レクチン含む大豆って全然健康食品じゃないじゃん



このレクチンですが
発酵させていない大豆製品には含まれる

というわけで、、、

大豆を食べるときはレクチンが不活性させた状態のものを食べる
という、工夫が必要😓


食べる手段があるだけまだマシなのか…?



つまり、腸のタイトジャンクションを広げ、
リーキーガットになる恐れがある大豆製品も避けるべき食材



大豆粉を小麦粉の代用で使って
グルテンフリーを謳うは
小麦アレルギーの人に関してのみ




腸と同じタイトジャンクション構造と言える脳関門
これは脳に有害なものを入らないようにしている脳の関所です🧠


脳を守るためにも大豆製品は発達障がいの人
(だけに限りませんが)
大豆製品との付き合い方に注意がより必要と言えるかもしれません





安くて美味しい大豆製品ですが
馬鹿の一つ覚えのわたしのように気にせず食べる

というのは避けた方がよさそうです



しかし、たとえば

SIBO改善食…
レクチンフリー食…
グルテンフリー食…
カゼインフリー食…
無農薬・ブロイラー…
(無農薬で寄生虫感染にも注意)


と、
全部を全部気にしていたら、
本当に食べれるものがなーい



仮にたまにちょっと自分の身体にとって悪そうなものを食べても

上手にデトックスしたり正しく免疫が働くなどして

たまにの運動とストレスの発散法とで
何を食べようとも美味しく元気に健康で過ごせることが出来たら


どんなに良いでしょう。。。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする