分子栄養学講師の気ままなブログ

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三大栄養素に炭水化物は必要?

2016年05月20日 | 身体・健康
炭水化物は3大栄養素のひとつです

確かに即効性のあるエネルギー原であることに間違いありません

"主菜、副菜、バランスよく"

とはよく聞きますが

このバランスに関しては、どうやら炭水化物は5~7割を摂取するように推奨されているようです

食事の半分は以上は炭水化物ってことです

そりゃ食後眠くなるよ

そりゃ朝の目覚めがみんな悪いわけだよ

そりゃみんな歳とったら病気になるわけだよ

と、思います…

必須脂肪酸、必須アミノ酸、

必須ブドウ糖??(ブドウ糖=炭水化物)
って聞きませんけど…

ブドウ糖の役割は、"即効性のエネルギーになる"
この働きのみです

脂肪酸は細胞膜の構成になくてはならないもの
また、脳は脂肪から出来ていますし、脳の神経細胞の膜を構成したり、その膜を柔らかくして神経伝達物質の働きををスムーズにしてくれます
(だから良質なオメガ3をどんどん摂って下さい)

さらに脂肪酸はエネルギー源にもなります

アミノ酸は知っての通り、私たち身体を形作る上でなくてはならない栄養素です

髪の毛や爪や内臓から何から何までアミノ酸が材料になります
アミノ酸もエネルギー源になります

エネルギー源になる以外にも重要な働きをする脂質、たんぱく質を差し置いて、何故に炭水化物が半分を占めるの

人間が生命を維持する上で必要なエネルギー源がブドウ糖のみしかないのなら話は別だけれど

脂肪酸もアミノ酸もエネルギー源になるのに…

最近、ようやく糖質制限の波がジワジワときているようにも感じます

3大栄養素の概念が崩れる日も来るかもしれません
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