分子栄養学講師の気ままなブログ

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アトキンスバーで血糖値が上がる人~人工甘味料と糖アルコール~

2018年01月09日 | 身体・健康

今日は、前回からの続き

人工甘味料である合成甘味料糖アルコールについてです

 

アトキンスバーのあまりの美味しさ甘さに驚愕したわたしでした

血糖値変動の心配がないことからも、わたしのなかでは”アトキンスバーは食べてもOK食材”になったわけですが…


あの美味さ、びっくりな甘さの秘密は、間違いなく合成甘味料糖アルコールなどのお陰なわけです

 

一部の合成甘味料や・糖アルコールなどの天然由来の甘味料安全性が高く評価されている論文も多く出てはいるようですが…

実際のところどうなの??と思ってしまいます

 

たとえば合成甘味料で言えば、アスパルテームやサッカリンなどなど。

これらの合成甘味料は血糖値に変動を与えない!

と言われているにしても、長期的、かつ多量の摂取による腸への影響ホルモンバランスへの作用のほどはいかがなものか?…とか

 

となると…。

現在のエビデンスでは正直なんとも言えないのでは?というのがわたしの考え

 

合成甘味料にしても、天然系の糖アルコールにしても、

積極的には摂るべきではないというスタンスで今のところわたしはいます

食べる時は確実に安全とは言えないということを承知のうえです

 

それに加え、常日頃からこういった甘いおやつを食べる習慣はあまりつけたくはないですね

習慣はすごく大事ですから

 

なにせ砂糖中毒時代には戻りたくはないです

 

甘いものを食べる習慣がつきすぎると、

食後に必ずデザートを食べないと気が済まない!

一日のうち必ず何か甘いスイーツを食べている!!

と、なり兼ねません

(これ、立派な砂糖中毒ですよ?)

 

合成であろうと天然であろうと、積極的に甘味料を摂るべきではないと言いつつも、

ラカントSなどを買い込み、おやつを自分で作って食べているわたしが言うのも少し説得力にかけますが。

 

わたしの人生から甘いものを完全に排除するのは無理なので、せめて糖アルコールや人工甘味料をたしなむ程度に…

《だって自家製にすれば、他の添加物は少しは減らせるでしょ?》

というのがわたしの今のスタンスの正直なところです

 

そもそも現代を生きるわたしにとって、添加物を一切排除することなんてことが不可能ですから

便利なところも沢山ありますしね

 

極力”手作りおやつ”とは言え…

わたしの作るおやつは”もどき”ばかりで、大して美味しくない(いや、全然かな…)ので、(笑)

時々の自分へのご褒美として、アトキンスバーを上手に取り入れて活用して付き合っていきたいなと思いました

 

ちなみに、こういった低糖質系のお菓子にはよく”糖アルコール”が使われますが、

血糖値を上げず、インスリンを出させない糖アルコールは、

唯一”エリスリトールだけ”のようです

 

マルチトールソルビトールキシリトールなども、よく知られるメジャーな糖アルコールたちです

低糖質のお菓子の原材料の表記でこれらをみかけることも多いと思います

 

けれど、血糖値に影響を与えないのはエリスリトールだけ!!ということは、

その他の糖アルコール、マルチトールやソルビトール、キシリトールは《血糖値を砂糖ほどはないにしても上昇させる!!》

とくに糖尿病の人は上がりやすいので、要注意な甘味料でもあります

 

カーボ1gや2gをうたっていても、そこに糖アルコールが換算されておらず、マルチトールやキシリトールが多く使われている場合は、

糖尿病の気がある人はとくに血糖値が高くなってしまう可能性があるので気を付けなければいけませんね

 

実際、アトキンスバーの原材料をみると、商品によってはマルチトールなどの糖アルコールが含まれているものもありますので

それを食べれば、糖尿の気がある人はガクンと予想を反して上がってしまうはず

 

ちなみに今回わたしが食べたアトキンスバーの甘味料にはスクラロースという合成甘味料の文字が

マルチトールは含まれていない商品のようでした

こちら→Atkins, チョコレートピーナッツバターバー


血糖コントロールを気にされている方にとっては、おやつ選びは本当に大変です

血糖値を唯一上昇させず、インスリンの分泌も促さないのは人工甘味料と、天然甘味料ではエリスリトールのみ!!ということですので、

そんな方達は原材料には要チェックが必要ですよ~

 

と、。。

これで終わりにしたいところではありますが…

実は、そうもいかない点が一点!!残っております

 

血糖値上昇やインスリン分泌には影響を与えないとされているエリスリトール合成甘味料ですら!!

血糖値は上がらないのにインスリン分泌が起きてしまった!!

という人たちが少なからずいるようなのです

 

これは、本来であればあり得ないことです

合成甘味料やエリスリトールそのもの自体に、血糖値を上昇させたり、インスリン分泌を促す作用はありません!!

 

けれど、血糖値が上がっていないのにインスリン分泌が起きてしまう

なぜそんなことが起きるのか??

 

どうやら、脳が勘違いしてインスリン分泌が促されているのではないか…?という説

 

脳って、意外とお馬鹿ですね…?

(いや、利口と言うべきか?)

 

甘いものがきたぞ~!!と感じると、

これまでの、甘いもの=血糖値上昇=インスリン追加分泌

この流れを脳が学習してしまっているせいで、まるで条件反射のようにインスリンが出るということかな…

 

これはまるで行動分析学で言う所の*オペラント学習”っていうやつですね

*オペラント学習 ワンちゃんが、エサがない時でも「お手って言うと健気にお手してくれちゃうあれと同じもう条件反射になっている学習)

 

砂糖・甘いものに対する渇望が強い人ほど、そういったことが起こりやすいのではないかなぁと思います←これわたしの勝手な予想

 

さてさて。

アトキンスバーのことを2?3回?ほどに渡って長々と書いてきてしまいましたが

アトキンスバー1本食べるだけなのに、わたしはここまで考えて食べるって…

自分でもどうよ?って思ってしまいます(笑)

 

低糖質なおやつを求め続けるわたしに対して、

食べなきゃいいのよ~』と、簡単に言ってくれちゃうおばちゃんにこの前遭遇しましたが…

 

それでも甘いものを人生から排除はしたくない…!!

そんな人は、わたしに限らず多いはずでは?

 

人を虜にして離さない…甘味の魅力って…、本当におそろしや~と思うこの頃です

 

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