分子栄養学講師の気ままなブログ

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胃酸分泌低下に要注意!胃酸分泌のプロセス

2020年04月24日 | 身体・健康

前回は、胃酸をしっかり出すことで抗ウイルス・菌対策

ってことで書いてきました

胃酸でウイルスに対抗!体内の天然抗菌剤

 

身体の仕組みってほんとに面白くて、
胃酸が出るためには、

まず食事!!!

(何か食べること)

 

咀嚼をしっかり行う
が、第一ステップになります

 

サプリや栄養ドリンクだけで済ませることが

あまりよろしくないのですが分かりますね
 
 
そうして、

胃酸がある程度分泌されたことに刺激を受けて、
次のステップである胆汁などの分泌物が作用
 
また、その刺激を受けて、
胃酸の分泌はストップする

消化管ホルモンたちは、胃酸の分泌をストップさせる


 
『胃酸さん、次は俺たちの出番だからもう出なくていいぜ~っ後は俺たちに任せておくれっ』って、
胃酸から消化管ホルモン達へのバトンタッチが行われるわけです
 

 

 

こんな感じで、
きちんとした流れが決まっているそうです


 
つまり、
互いに合図を出し合って
リレーのような流れになっているこのプロセスがありますので、
 
胃酸分泌が弱い人は、
その次の段階で分泌される胆汁などの作用も働きずらくなってしまうということです
 
 
サプリだけ飲んでも、
咀嚼も行われず、食事による刺激になりませんので

胃酸分泌が起こりずらく、

消化吸収効率は低いと言えますし、
 

 

食事の回数が少ない人の場合は、

長時間の空腹で下がった血糖値を上げるために、
体内では血糖値を上げるためのグルカゴンなどのホルモンが出ているかもしれません🙌

 

これの何がいけないのか?

と言うと。。

 

 
先ほどお伝えした流れのプロセスが逆になってしまうからです

 

先にホルモンが出ていると、、
 
いくら、食事をすることで刺激を受けて

胃酸分泌が行われるとは言え、


『んん??今〇〇ホルモンさんが出ているわけだから、胃酸の出番じゃなくね?』
胃酸さんからしたら、『ん??今は俺の出番じゃねえべ?』
って感じで😅
 
 
せっかく食事をしても、

胃酸分泌力は低くなってしまう可能性があるのです

 
 
ウイルスに対抗するには、
胃酸分泌を見直せ!!!
 
ってことだったんですが

 

どうもその裏を探ると

 

長い空腹時間でいすぎること

(下がった血糖値を上げるためのホルモンが胃酸分泌の流れのプロセスを妨害してしまう)

 

長期の交感神経優位状態がいかに良くないかということ

(交感神経優位状態では胃酸が分泌が起きずらいうえ、交感神経優位は様々なホルモンを分泌させてしまう)

 

ことが、見えてくるきがします

 

今回のコロナウイルスにしては

マスクや消毒液、個人の免疫力が話題に上がることが多いですが、

 

口から食事などと一緒に入ってきたあらゆる菌やウイルスを

除菌する作用があるという意味においては

体内の殺菌剤の役割のある胃酸分泌や胆汁をしっかり働かせる

 

これもひとつの大事な予防策と言えそうです

 

仕事の合間の食事の摂り方や

ホルモンが関係してくる血糖値の乱高下

交感神経のバランス状態など

 

なにも血液検査で自律神経のバランスを測る

(白血球分画で自律神経のバランスは推測が可能)

そんなことまでしなくても、

 

毎日の自分の生活をちょっと振り返ってみるだけでも

役に立つことがありそうです

 

薬剤のように直接撃退できなくても、

人によってはそんなに怖い菌があると言うなら…免疫力を上げるなどと同じように、

胃酸や胆汁によって抗ウイルス・菌を間接的に撃退するすべをしっておくと

普段から気を付けれると思うのでおススメです

 


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