分子栄養学講師の気ままなブログ

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子宮頸がんを予防する

2020年02月17日 | 身体・健康

出来れば回避したい子宮頸がんに、ワクチン以外で立ち向かう術》ということで

 

何かと議論になっている子宮頸がんワクチンと、

子宮頸がんワクチンに頼らない癌予防ということをテーマに前回より書いております

 

 

わたし個人の意見として、、、

 

そのひとつが、子宮頸がん原因となるHPVウイルスの感染経路を大きく占めることからも

性教育ということでした

 

 

 

ここ最近、大流行し世界でパニックになっているコロナウィルスと違い、

子宮頸がんを予防する(正確にはHPVウイルスを予防する)ワクチンは存在しています

 

 

日本では2種類が使用されています

 

 

子宮頸がんの原因の大半がHPVウイルスであると前回より書いてますが

 

 

ありふれたウィルスであり、

何百種とあるHPVウイルスのなかでも、

 

実際に危険な型、つまり、癌に進行するハイリスクタイプの型というのは、

大きくは2つに絞られます

 

 

このハイリスク型を予防出来るワクチンを、

幼いうちから摂取することで男性も女性もHPVウイルスによって進行するあらゆる癌を予防出来るというわけです

 

(全てのHPVウイルスを予防出来るワクチンは開発されていないけど、

問題になるHPVウイルスはハイリスク型だけであり、これらのワクチンはそのハイリスクの予防に有効)

 

 

幼いうちから摂取する理由は、

しつこいですが(笑)

 

性行為がかなり関係するウイルスだからです

(そして特にHPVウィルスへのリスクは女性のが高いのです…)

 

 

この世界にこれだけの人口が存在しているということは(笑)

HPVウイルスの問題は避けては通れないと言えます

 

 

 日本人であれば親子でそんな話をするのもなんか気まずいし、

そんな説明やお勉強抜きに、

手っ取り早くワクチンを打った方が話が速い

 

 

難しい話は良いから、取り敢えず注射しておいて?

もしこれが副作用も全くない商品なら、誰もがそう思うでしょう

 

 

しかし、これだけ子宮頸がんワクチンの安全性に賛否両論あり

すんなり接種というわけにいかないから問題になっているのです

 

 

そしてこれだけ議論が繰り返されているのに、

そして接種が(現段階において)義務化するに至っていないというのに、

 

 

子宮頸がんの大半がHPVウイルスが関係しているというのに、

 

性教育推奨やHPVウイルス検査推奨が話題に上がらないことが

わたし個人的には不思議でなりません

 

まずは性教育から入るのもひとつの方法では???

 

 

もちろん、子宮頸がんのすべてが性交渉によるものとは言えません

 

HPVウィルス自体は、

ごくありふれたウイルスということを念押します

 

 

夫婦間で、奥さんの子宮頸がんのリスクが発覚すると、

浮気という疑念が浮上し、

旦那(または妻が)浮気した?なんて騒動になったりとあるそうですけど、、

それはそれでばかげているとも思う

 

 

誰がいつどこでどんな経路で、

どれくらい前から持ってしまっていたかなんて分かりっこない…

 

 

 

(性交渉がほとんどと言っておきながら矛盾します…👆)

 

 

とはいえ、処女でも子宮頸がんリスクはゼロではないですからね…

 

しかし、やはりリスクは圧倒的に性交渉と言われますし、

子宮頸がんの多くがHPVウィルスに関係しているそうですから

 

 

ちなみに、子宮頸がんワクチンと一般的に呼ばれていることから、

男性・男児はHPVウイルスリスクが関係ないと思っている方も

もしかするといるかもしれませんが

 

 

女性にとっての敵であるHPVウイルスは

男性にとっても決して関係のない話ではないのです

 

 

子宮がない男子ですが

 

 

肛門・喉…

つまり、子宮がない男性であれば肛門癌・中咽頭癌リスクがHPVウイルスによって高くなります

(もちろん、女性でも肛門や喉感染は同じくありえます)

 

 

男性同性愛者は肛門癌になる確率が高い…ということから想像するに、

HPVはあらゆる感染経路があると想像できると思います

 

口・皮膚、、、

 

(つまり、オーラルでも感染します)

 

 

性行為といっても色々な行為があることは(ここで詳しく書けませんが(笑))

知っているでしょうし、

感染経路は性交渉だけに限らないことも分かりますね

 

 

キスをしたって、

HPVウイルスの行き来が起きている可能性があるってわけです

 

ただし、

子宮頸がん発症の割合に対して、中咽頭癌や肛門癌が少ないことからも、

子宮を持たない男性が、これらの癌になる確率は非常に低いと言えます

 

つまり、

HPVウイルスの害はやはり明らかに

女性の子宮頸がんリスクの方が遥かに高いのです

 

 

 

こう聞くと女性にとっては怖いですが、

さっきも書いたようにHPVウイルスはごくありふれています

 

 

だれもが一度は感染し、排除し、、

を、経験するとも言われています

 

 

排除出来ずに、ずっととどまってしまい、

身体を蝕んでしまう一部のひとがHPVウイルスによる害を受けるのです

 

 

 

HPVウイルスには性病と呼ばれるイボを作るタイプの型もなかにはありますが

癌になって死にはしないですし、

ある意味リスクはそんなにないと言えます

 

 

主に癌へと進行するタイプの型(ハイリスク型)は

粘膜同士の接触で感染する

 

 

ここがポイントなのです

 

 

これらを考えれば、

子どもにはまずHPVウイルス・癌へと進行する確率のある感染経路の知識と、性教育

 

 

また、

HPVウイルスを排除できるように、

 

常に自分の免疫を高めておくこともまたひとつ

重要なことと言えるかもしれません

 

 

細胞分裂や免疫活性に必要な栄養素が足りているか?

身体のターンオーバーがどれだけ正しく働けているかというのも

大切です

 

 

免疫や身体の代謝のは個人差がありますから、

 

ワクチンで防げるのならば、

ワクチンをさっさと打ってしまった方がどう考えても話が早いわけです

 

ワクチンの副作用の問題・リスクの問題がなければ

性交渉に関心を持つようになる年齢になる以前に接種しておくのが良いに決まっています

 

 

 

ワクチン接種のリスクがゼロではない以上

 

まずはこちらを徹底すると同時に

免疫を高めてHPVウイルスに負けない身体を普段から作っておく

 

これしか方法ありません

 

 

性交渉の経験のない幼い子どもがHPVウイルスを持っている可能性はほとんどないので、

HPVウイルスチェックの検査は子どもには意味がありませんが

 

HPVウィルスを保持しているか?いないか?

 

HPVウイルスチェックの定期的な血液検査は、

大人の男性・女性ともに国で義務化にしてもらいたいというのがわたし個人的な願いです(笑)

 

 

子どもに対する子宮頸がん(HPVウィルス)ワクチンについて書いてきましたが、

大人の方であれば

男性でも女性でも一度はHPVウイルス検査をしておいていいんじゃないかなと思います

 

 

とくに女性で、国で無料検診は受けているけどよくclassⅡになったりするという方、

保険の意味もこめてHPVウイルス検査をたまに取り入れると、

より安心出来ると思います

 

 

ワクチン接種を控えるのであれば、

HPVウィルスのハイリスク型に感染しているかいないかを定期的にみることで

”間接的”な子宮頸がん予防になるかと…

 

 

子宮頸がんを予防するうえで、

ハイリスク型に感染している・いないは、かなり重要です

 

検査で陽性とでたら、、、??

 

 

HPVウィルスハイリスク型を予防するワクチンは開発されてはいますが、

残念なことに、

HPVウィルスを撃退する薬というものは現在の医学で存在していません

 

 

つまり、

陽性判定ならば

 

HPVウィルスによって細胞が浸潤癌にならないように、

定期的に必ず検診するか、

 

または異常細胞が既に観察されていたら、そこを手術で取る、

レーザー治療するなどを行うことが一般的です

 

 

HPVウィルスに感染しない

に、越したことはないのです

 

 

だからこそ、

HPVワクチンは危険だなどと

簡単に発言することなどわたしには出来ません


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