分子栄養学講師の気ままなブログ

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神経毒がたまりやすい?ナイアシン合成経路

2019年09月21日 | 身体・健康

BCAAサプリの注意点③ つづき

 

前回は、炎症があると身体は栄養素の需要が高まり、

心を作る神経伝達物質よりもナイアシン合成にLトリプトファンが使われるということを書きました

 

 

ナイアシンは別名?ビタミンB3

 

人間は進化の過程でビタミンを作る能力を捨ててしまった

ということですが、

 

 

実は人間の身体の中でごく僅か、

Lトリプトファンから作られていたということが分かり、

ビタミンB3はナイアシンと言う名に変わったとか?

 

 

ナイアシン合成が行われるのは大いに良いこと…

なはずですよね

 

 

しかし、なぜナイアシン合成の回路にいくことが良くないのか??

 

 

それは、この代謝がスムーズにいかない人が結構多くいるらしくって

 

ナイアシン合成に辿り着かずに途中でストップしちゃうと、

逆に身体にとって、興奮させたり神経毒と言われる物質がどんどんたまっていってしまうそうなのです

 

 

この代謝がスムーズにいかないことで神経毒がたまり、

アルツハイマーに関連していたり、統合失調症に関係していたり…

 

 

とくにこの回路をストップさせちゃうのはビタミン不足やマグネシウム不足があるので、

やっぱり栄養素が欠損した食事ばかり食べるのはよくないということがよく分かりますね

 

 

他にもプラスチックを熱で温めたりした時に暴露される環境ホルモン的な物質も、

このナイアシン合成経路をストップさせる要因

 

 

このことを考えと、

うつ病っぽい感じの人が栄養素の欠乏した食事をコンビニ弁当とか食べ続けていたら、

良くならない気がしてなりませんね

 

 

栄養不足でナイアシン合成経路がストップし、神経毒が貯まるうえに、

 

そもそもうつ病自体がで起きるとも言えます…

 

 

ってことは、その炎症を抑えるようにと身体が働き、

ただでさえあまり回らない神経伝達物質(セロトニンやメラトニンを作る経路)がもっと回らずに、、

 

 

情緒の安定を測れない、

眠れない、

 

ということに…??

 

 あまりに負のスパイラルが起きてしまっている気がします

 


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