小さなことにクヨクヨする性格ですか？その不安や悩み事は、本当は些細なことかもしれません…

 

 

小さなことにクヨクヨするな！

 

 

この本が大流行したのって知ってますか？

 

これこれ～

２０００年に発売され、１７０万部を売り上げるベストセラーになりました

 

 当時中学生だったわたしは、この本の表紙を街中でもよ～く見かけたのを覚えています

(この真っ赤のカラー表紙がやたら目に残るのよね)

  

	小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと (サンマーク文庫)
	Richard Carlson,小沢 瑞穂
	サンマーク出版

この本が大ヒットしたということは、それだけ多くの人が小さなことにクヨクヨして、悩んでるってことだよね…

 

なんだっ…意外とみんなクヨクヨするんじゃん 

 

わたしだけじゃないじゃ～ん

 

なぁんて思ったり

 

(みんな平気そうな涼しい顔して、普通のフリするの、上手ね)

 

まあとにかく、度合いの差はあれど、みんなが意外と大なり小なりの問題を抱えて、クヨクヨしてるってことは確かみたい

 

 

 

でもところで、

 

 

 

そのクヨクヨしている内容って、一体何だろう？

 

 

みんなは、一体どんなことでクヨクヨしているんだろう？

 

 

 

クヨクヨ悩んでいるその内容って、限りある人生の…貴重な時間を割いてまで考えなくてはならない、本当に重要なこと(内容)なんだろうか？

 

 

 

とも思うこの頃なんだけど…

 

クヨクヨ悩んでいるその内容は、

 

本当にクヨクヨ悩むに値するほどの内容？

時間を割いてまで悩むほどの内容？

それほど重要な内容？

 

と、一度自分の心とやらに問うてみてほしい

 

とくにわたしはそのことを、人一倍、いや、人十倍くらい、よ～く注意して、自分に問う必要があると、自覚していなくてはならない

 

何故かって？

 

わたしの場合、とても重要とは言えないようなことにまで、クヨクヨ悩んだり、ひどり落ち込みっぷりを見せるから

 

 

わたし、子どもの頃はなかなかだらしない子どもだった

 

 

 

（子どもの頃のわたしの記憶と言えば、毎日毎日とにかく学校が嫌で嫌でしょうがなかった記憶しか残っていないの）

 

 

 

学校嫌いのわたしに、学校で心安らぐ時間などはこれっぽちもなかったように思う

 

 

 

《このプリントは、〇月〇日までに提出してね》

 

 

 

帰りの終礼間際、担任の先生はこんなことを言いながらクラス全員にプリントを配布してくるんだけど

 

 

 

早く帰りたくて仕方のないわたしの心はいつも上の空

 

 

 

そんな先生の言葉も、わたしの耳にはちっとも入ってこない

 

 

 

神経過敏でなかなかの神経質なわたしは(巷ではこれを自意識過剰ともいうらしい)、一日の大半を両隣に赤の他人が座っているという過酷な状況を乗り越え、(笑)

 

 

ストレスマックスの状態なのだから、そんな時にプリントなんて渡さないでほしい

 

 

 

(帰ったら、無くさないように大事なところにしまっておこう)

 

 

 

と、一応思う

 

 

”帰ったらしまっておこう”と思ったところまでの記憶はあるのに、それ以降の記憶は飛んでいる

 

 

一体、帰ってからわたしはどこへプリントをしまったのか？(絶対これは神隠しだーと、本気で思っていた…)

 

 

 

だって探せども探せどもプリントは見つからない

 

 

 

小学校で先生に配布された、"大切だよ"と言われた提出物を無くしては、提出日前日になると青ざめた顔でいつも必死になってプリント探していた

 

 

 

無くしたって言うくらいなら、死んだ方がマシ

 

 

なんでわたしはこんな目に遭うんだ？

 

 

 

もう死んじゃたい

 

 

もう終わった

 

 

いっそのことこの世から消えて居なくなってしまいたい

 

 

 

 

と、これまた本気でそう思っていたんだから、かなり激しい気性でしょ？(笑)

 

 

 

 （でも、それで自殺しなくて本当に良かったと今思う ）←そんな行動派じゃなかったのと、痛いのは大っ嫌いだったしね

 

 

こうなると、夕飯の時間になっても、お風呂に入る時間になっても、わたしの心はここにあらず

 

生気が抜かれた廃人のように、頭が真っ白になって、すごく気分が悪くなって、プリントを探す以外のことは何も手につかなかった

 

結局のところ、思いもしないところからプリントは出てきたりして、いつも事なきを得るのだけれど

 

 

こんなことを、毎度毎度、ほんと～によく繰り返していたわたし

 

今思えば今冷静に考えれば

 

 

たかがプリント一枚!!!

 

 

プリントなんて、無くしたからもう一枚くれと、先生に言えばよかっただけだよね？

 

 

 ”大事なプリント”と言われると、わたしにはまるで命の引き換えのように重要なものだと思ってしまうじゃないのよさ…

 

 

あの頃のわたしに

 

 

「大丈夫だよ、先生に言えば、もう一枚もらえるし、そんなことは大した事じゃないんだからね、勇気を出して先生に言ってみてごらん。

すぐに先生が新しいプリントを出してくれて、それですぐ解決しちゃうからね」

 

 

と、ひとこと声をかけて安心させてあげたい

 

わたしは、ひとつの物事や出来事を、物凄く大きな出来事が起きたかのように、深刻になる悪い癖がある

 

そうしていつまでもクヨクヨ落ち込み、クヨクヨ悩むのだ

 

こんな風にして、子供の頃に抱えていた悩み事、重大だと思っていた事件を、大人になった今によくよく考え振り返ってみると、大したこではなかったと気づけるのに…

 

そう

今冷静になって振り返ると、大したことではないと気付けるのだ!!

 

実際大したことではなかったのだから

 

けれど、あの頃のわたしは、自分の見ている小さな小さな世界でしか物事を見れていなかったのだから、分かる訳もない

 （”このプリントは大事だよ”と、先生が言った、ちっさなちっさな世界がその時その瞬間わたしの全ての世界だったの）

 

今振り返ると分かること…。。

 

けれど、今の悩みをこれに当てはめて考えてみたとしたら、どうだろう

 

驚くことに、今もわたしは、幼いころにしていた事と同じような事をしてしまっていることがままあるのではなかろうか？？

 

いや、かなりある

 

どんなことかと言えば…

 

続きは次回に

 

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