分子栄養学講師の気ままなブログ

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気ままに綴っています

コロナと免疫と分子栄養学3

2020年04月09日 | 身体・健康

今日は、以前より書いてきた

免疫が下がってしまう、”コルチゾールの過剰”について。。

 

まだ触れていなかった、

低血糖とコルチゾールの話題です

 

 

免疫が下がる作用が働く、コルチゾールの過剰は

食事、つまり食べ方・食生活にも関係しているのです

 

好きなものくらい、自由に食べさせてくれよって感じですが(わたしの心の声?

 

 

コロナが流行り、免疫力が叫ばれる今、

〇〇の食材を積極的に!!』

という事で、

 

免疫に効きそうな食材が売り出されたり

見かけたり手にしたりする機会が増える方も多いかもしれませんが

 

食べ方と低血糖をも是非視野に入れておいて欲しいと思います

 

せっかく免疫を上げる食材をせっせと摂っても、

1日を通して低血糖の時間が長かったり

血糖値が乱高下(血糖スパイク)起こしていたら

 

まるでいたちごっこ

煙草吸いながらチョコラを毎月BBケース買いしてるみたいな感じ??

 

ちなみに、

愛煙家は健康診断などで血液検査をすると

白血球が高値になることが大半のようです🚬🚬🚬

 

煙草という酸化物質に対抗しようと白血球(別名、免疫パトロール隊!!)を上昇させているのだとか

身体のメカニズムって凄いですね…🙌

 

逆に愛煙家なのに白血球数が低い人の場合だと、

それで戦える?ってなるので、逆に心配になります

 

免疫の要は腸と言われていますが、

同じく上咽頭も免疫のひとつの要なので、

Bスポットも是非見落とさないで欲しいですが

 

 

今日のテーマだった

コルチゾールが過剰になる低血糖の話題に話を戻すと、

 

低血糖になる人は高炭水化物を食べ過ぎて、

インスリン(←血糖値を下げる作用)が効きすぎてしまい、

それによって血糖値が下がり過ぎてしまう人です

 

 

また、空腹時間が長い人も低血糖の可能性があります

 

その理由は、

食事から摂取した糖は食後2~3時間しか持ちません

 

その後は肝臓にストックした糖を使ったり、

自分の身体のなかで糖を作るシステムが働き、

血糖維持を維持しているわけですが

 

このシステムが正常に働いていない人だと、

こまめに食事を摂取しないと(長時間食べないと)

血糖値がどんどん下がってしまうというわけです😱

 

血糖値が下がると、

血糖値を上げるためのホルモンがガンガンに出てくるわけですが

血糖値を上げるホルモンのひとつがコルチゾールなのです

 

 

日ごろから低血糖を起こしている人は、

コルチゾールが1日を通して過剰になるということが分かります

 

 

以前の記事

なぜダメ?朝寝坊。コルチゾールと朝寝坊の関係

 

OGPイメージ

なぜだめ?朝寝坊。コルチゾールと朝寝坊の関係 - 周囲との違和感、生きづらい 生きづらさを改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

前回はコルチゾール過剰とオールナイトについて、わたしが分子栄養学的に勝手に結び付けて書いてきましたがコルチゾールは自律神経のバランスにも深く...

なぜだめ?朝寝坊。コルチゾールと朝寝坊の関係 - 周囲との違和感、生きづらい 生きづらさを改善させるカウンセリング~INDIGO塾~ 

 

 

👆でも触れましたが、

 

コルチゾールには日内変動というものがあり、

明け方から上昇し午前中にピークを迎え、徐々に低下…

というのが理想なんでしたよね

 

その理想を見事に打ち砕いてしまうのが低血糖なのです

 

日内変動関係なしに、

血糖値が下がってくれば、、

血糖を上げるために身体がコルチゾールを放出するからです

 

血糖値を維持することは、

コルチゾールを過剰にさせないためにも

日内変動を守るためにも

結構重要なんですね

 

 

血糖を上げるホルモンは交感神経を優位にさせるホルモンなので、

これまた身体にとってはストレスとなり、

それが長期的になると、以前の記事でも書いたように自律神経の乱れにも繋がってしまい、

負のドミノ倒しが起きるわけです

 

 

負のドミノ倒しとはよく言ったもんで…

 

高炭水化物(糖)の偏った食生活の内容は

麺類や菓子パンなどかもしれません🍞🍪

 

それらはイースト菌カンジダ菌などの餌となり、

悪玉菌が腸にはびこり出します

 

腸内環境悪化を引き起こすかもしれません

 

すると免疫の要である腸がやられ、

正しい免疫反応を起こせないということにもなるわけです

 

低血糖、血糖値スパイクは、コルチゾールを過剰にさせるという形で免疫低下に繋がる恐れがあり

また同時に、

高炭水化物の食事は腸内環境を荒らすという形で免疫システムを崩壊させる恐れがあるというわけです

 

 

血糖値スパイクの行く末のひとつが糖尿病なのかもしれませんが、

糖尿病というひとつの病気だけ見ていると気が付かないことも、

実際のところ全てが繋がっているということがよく分かる分子栄養学です

 

臓器別で見るより、

細胞レベルで捉える分子栄養学の考え方のほうが、

現代人の予防医学としてもよりわたしたちを健康に導いてくれる気がします

 


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