日本には、実に多くの健康法があります。
そして、次々と新しいタイトルの付いた健康法やグッズ、サプリなどが生まれては消えていきます。
本来「健康法」とは消費されるものではありません!。
「本物以外は淘汰されるからいいじゃん!」という声が聞こえてきそうですが、もう少し真面目に考えないと健康産業にお金を貢がされるだけになってしまいます。
なぜなら、何度も書いてきましたが、日本の健康医療費は年間43兆円に届こうとしています。
年間税収が44兆円ならほぼ99%を医療費で使い切ってしまっています。(当然お金が足りなくなるから借金として1000兆円として残り、子孫に莫大な負担を残す事になる)
そのうち70%が「何となく~」「こりがある」「あっち痛いこっち痛い」という不定愁訴で使われているのです。
この不定愁訴は、病院では病名が付けにくく、その痛みや苦しみを一時的に軽減させる事しかできず、根本的な解決ができにく症状です。
これらの原因は身体の整備不足と、間違った生活習慣を正さなければ治りません!。
ところが、健康産業が発信するグッズや情報、エクササイズの殆どが刺激的な言葉や魅力的なアピールで「依存」させます。
この依存心こそが治らない最大の原因なのです。
しかし、自分で治せと言われてもどうやって治すのか殆どの人は解りません。
そして、現実に今この瞬間にも苦しみは続いている。
「便利」「快適」「飽食」「娯楽」のやり過ぎで身体を壊し、治すことも依存させるこの社会システムに気づき、自ら学ぶ姿勢で生活するように変えなければいけません。
自分の小さな満足感の為に、これ以上健康保険証を汚すのを止めませんか?。